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阿部真央 『ポっぷ』 インタビュー

Album
阿部真央 New Album『ポっぷ』

『ポっぷ』
[初回限定盤(CD+DVD)]
2010.01.27 RELEASE
PCCA-03071
3,465円(tax in.)

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[通常盤(CD)]
PCCA-03072
3,150円(tax in.)

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01.未だ
02.I wanna see you
03.モンロー
04.貴方の恋人になりたいのです
05.伝えたいこと
06.都合の良い女の唄
07.15の言葉
08.もうひとつのMY BABY
09.loving DARLING
10.わかるの
11.ポーカーフェイス
12.いつの日も
13.サラリーマンの唄
Single
阿部真央 New Album『ポっぷ』

『いつの日も』
[初回限定盤(CD+DVD)]
20010.01.13 RELEASE
PCCA-03064
1,575円(tax in.)

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[通常盤(CD)]
PCCA-03065
1,260円(tax in.)

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阿部真央 『ポっぷ』発売記念特集
阿部真央『ポっぷ』特集

阿部真央 『ポっぷ』 インタビュー

 愛の叫びを聴けっ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 思わず力んでしまったが、阿部真央のニューアルバム『ポっぷ』に収められた、痛いぐらいの叫びを聴いていると、こちらも叫ばずにはいられなくなる。もちろんタイトルが表している通り、ポップでバラエティに富んだ楽曲群になっているのだが、どんなサウンドであれ、ムードであれ、響き渡る声が本気だから、自ずと聴いてて胸が焦げる。何故に彼女はこんなにも本気なのか、今作の話を通して迫ることにした。

--まず、先日行われた【阿部真央らいぶNo.0.7】について話を聞きたいんですが、自分的にはどんなライブになりました?

阿部真央:今後が不安になるライブでした。

--(笑)。

阿部真央:すごく褒めて頂いたりしたんですよ。私も楽しめたし、声が嗄れても心折れずに最後までやり通せたことは自信に繋がったし。だからこそ今年に控えているツアーとかで、連日ライブってなったときにどういうパフォーマンスを見せればいいのか悩んでるんです。やっぱりあの日見せられたモノ以上のモノを全国の皆さんに見てもらいたいし。そう考えると怖いなと思って。「どうしていけばいいんだろう?でもどうにかしないといけないな」っていう、不安だけど「頑張ろう」みたいな。だから次に改善すべき点とか、伸ばしていくべき要素とか、そういうことを考えさせられるライブでしたね。

--阿部真央が一番気持ち良くなれた瞬間と、改善しなきゃいけないと思った点というのは、あの日のライブの中ではどこにあったんですか?

阿部真央:やっぱり最後にみんなが『ふりぃ』を歌ってくれたときですね。あの瞬間は「間違いなく届いたんだろうな」って思えたので。あれはとても嬉しかったです。あと改善すべき点はいっぱいありますけど(笑)ペース配分や体調管理を含む自己管理が一番ですね。私、東京公演の一週間前に大阪でライブをやってるんですけど、そのときにリハの時点で声を嗄らしちゃったんですよ。一生懸命やりすぎて。それはダメだと思って。だから今後は何が一番大事かを考えてやっていかなきゃいけないなって思いました。

--そうした反省点もあったと思うんですが、個人的にはいろいろ阿部真央の魅力について気付かされることが多かったんです。まずテンションが尋常じゃなくて、客の煽り方が上手いなと。あんな男前なステージングを魅せられたら誰だって熱狂するよなって。いつもライブじゃあんな感じなの?

阿部真央:今回のライブからいろいろ変えたんですけど、煽り方に関してはいろんな人のライブを観て「格好良い」と思ったモノをとりあえずリハでマネしたりしてたんですよ。それで「これは私にはできないな」って学んだりしながら、私だから叫べる言葉とかを口に出していくことにしたんです。

--あと『情けない男の唄』を聴きながら思ったのが、なんでこの人はこんなにもリアルに男の心情を歌えてしまうのかっていう。

阿部真央:なんでなんでしょうね。でも歌ってる内容自体は私も感じたことがある気持ちなんですよ。要は男女それぞれというよりは、みんなが感じうる気持ちだろうなと思って作ってる唄が多いので。あと『情けない男の唄』は、あわよくば「男性にはこう思っていてほしいな」っていうことを歌っています。基本的に私は男性の方が感じることが綺麗だと思ってるんですね。最終的な感じ方って女の人よりドロドロしてないと思うんです。だから理想的に歌っている。こうあってほしいなと。

--その「男はこうであってほしい」っていう想いは、阿部真央が歌う“男の唄”にはどれにも込められているの?

阿部真央:そうですね。あとは自分が男の人に言われたいこと。そういう気持ちで歌ったり作ったりはしてますね(笑)。

--なるほどね。だから男視線で歌っても自ずと感情は入る訳だ。

阿部真央:「そう言ってくれ!」みたいな。

--あとライブの終盤で「私はどうしようもない人間かもしれないけど、こうして表現をすることでみんなと繋がれることが嬉しい。例えどんな理由で今私の側に居るのだとしても、私はこの瞬間を忘れない」的なことを泣きながら心情吐露していて。つくづく音楽を救いにしている人だなと俺は感じたんだけど。

阿部真央:救われてると思いますね。結果的に。そんなに私は「音楽が大好きでやってる!」っていう訳じゃないんですけど、やっぱり表現する場だったり、人と繋がるきっかけをくれているモノが私にとっては音楽なんです。音楽でしか惹かれてもらえないけど、音楽があるからこそみんなと逢えて……って思うから。

--阿部真央って人には爆発しなければならない想いがあって、それを少しでも聴いてもらいたい気持ちがあって、だから歌わない訳にはいかない。歌いたくて仕方がない。そんなことをしみじみ感じたんですが、実際のところはどう?

阿部真央:どうでしょう? でも確かに「爆発させたいな」というよりは「爆発させなきゃいけない」感覚なのかもしれない。だから歌わずにはいられない。

--こういう表現は誤解を招くかもしれないけど、歌わないと壊れるよね。きっと今の阿部真央って。

阿部真央:今はそうかもしれないですね。表現する方法が歌しかまだ分かんないから。結局私がやりたいのは、自分を表現することなんですよね。岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」じゃないけど、自分が思っていることを爆発させて、それをいろんな人に示す場が欲しいんですよ。それが今可能なのは唄で、実現できてるから。でもこれがもし他のことで可能になったら、そっちをやり始める可能性もあるし。要は自分を表現しなきゃ辛いんです。

Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵