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capsule 『PLAYER』 インタビュー

Single
capsule New Single『PLAYER』

[初回限定盤(CD+DVD)]
『PLAYER』
2010.3.3 RELEASE
YCCC-10016/B
2,940円(tax in.)

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hr

[通常盤]
YCCC-10017
2,625円(tax in.)

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01.Stay with You(LIAR GAME?The Final Stage主題歌)
02.Player
03.I wish You
04.The Music
05.Factory
06.I was Wrong
07.Can I Have A Word
08.What do you want to do
09.Hello
10.Love or Lies(LIAR GAME~The Final Stage挿入歌)
 
初回限定盤 DVD収録内容
01.Hello×iida(ミュージッククリップ)
capsule 『PLAYER』 インタビュー

J-POPに未来を指し示す、1年4か月ぶりのニューアルバム!

ドラマシリーズから音楽を担当し、映画では主題歌や挿入歌も手掛ける「LIAR GAME」のサントラ盤。そして自身のメインユニット最新作にして、1年4か月ぶりとなるニューアルバム。2枚の作品を同時にリリースするcapsuleの中田ヤスタカが、遂にhotexpressに初登場です! J-POPに新たな可能性を示唆する待望の新作から、CDに対する想いまで。じっくり答えてもらいました。

--2009年はベスト盤などのリリースもありましたが、活動ペースは変わらず?

中田ヤスタカ:もうちょっと前にやっておく予定だったんですけど、映画「LIAR GAME The Final Stage」の撮影が思ったよりも伸びたみたいで、完成の前後までフィックスできなかったというか。映画音楽は映像に合わせて作っていく部分があるので、撮り終わらないと完成できない所はありますから、その分capsuleになかなか取り掛かれなかったりもして。

--その「LIAR GAME」のサントラは、アルバム『LIAR GAME 2』としてリリースされます。

中田ヤスタカ:“音楽:中田ヤスタカ (capsule)”とは書いてあるんですけど、「LIAR GAME」の中の僕ですね、監督がイメージする作品になるための音楽。舞台装置みたいなものですよ、照明とか背景とか。音楽が役者のひとり、でもいいですけど、あくまで作品の中のもの。あの世界観を好きな人だったら楽しんでもらえると思いますね。

--では、同日リリースのcapsule ニューアルバム『PLAYER』の制作期間は?

中田ヤスタカ:いつもは一気にアルバム作るんですけど、タイアップの絡んでくる楽曲は先にできていて、その後にサントラが完成して『PLAYER』に。変則的だったんで初めは作り難かったです、(M-01『Stay with You』とM-10『Love or Lies』は)サントラに収録しちゃえば良いじゃん(註1) 、とか言ってたんですけど(笑)。

--何より今まで以上に振り幅のあるアルバムになっていた事にまず驚きました。

中田ヤスタカ:capsuleって色んな聴き方があると思うんですよ。だから『Stay with You』を聴いて「あ、良かった好きな感じだ」って思う人もいれば、「アレ? 聴き易いな……」って思う人もいる。それはcapsuleをいつから聴き始めたかによっても変わるので、軸を決める事は誰にもできない。
でも、このアルバムって中盤に近づくと段々普通じゃなくなっていくじゃないですか?(笑) そこを最初から求めている人は“安心して安心感のない音楽”を楽しんでもらえると思うし、聴き易い音楽しか聴いてこなかった人には“新しく聴き易い音楽”を提供できるきっかけになればいいかなと。

--どんどん展開していく変則的なビートと、美しいボーカルメロディを一度に楽しめる『I wish You』は、正にそんな楽曲だと感じました。

中田ヤスタカ:充実感とスケール感と満足感は高いと思う、お買い得(笑)。1曲1曲がそれぞれに何かを秘めていて、最初に通して聴いた時はボーッとすると思うんです。それが何回か聴いていく内にどんどん発見が生まれて、色んな楽しみ方をずっと持っていられる。好きな曲も変わっていくと思うし、1年後に聴き直してみたら「この曲、実は凄くない!?」って気付くかもしれない(笑)。

--では、ここまで振り幅が広がった理由は?

中田ヤスタカ:DJやライブを前提にパフォーマンスしやすいとか、着うた(R)やテレビ番組で映えるとか、用途によって作られた楽曲が世の中には多いと思うんです。僕もDJやライブをやる事はあるけど、(capsuleの楽曲は)純粋に聴く! で、「凄い!」って思って欲しい。かけ易いと思ったらかけてもらえれば良いけど、DJのために作っている訳ではないんです。
だから、例えば『I wish You』だって良いメロディかもしれないけど歌い易い曲ではない。単純に考えると、歌もの=良いメロディ=ライブ向きって思われがちですけど、スタジオから生み出される美しいフレーズっていうのもあると思うんですよね。
いつでも変わらない音で聴けるものを提供するんだったら、ライブで再現できる必要はまったくない。どうせだったら再生機器から流れるものとして作っている所がありますね。

--リスナーを踊らせたいという欲求は?

中田ヤスタカ:揺さぶる事は好きですね。一言で踊らせるといっても色々あるじゃないですか。淡々と時間をかけて微妙に変化していくサウンドの中で陶酔状態のように踊れる音楽もあれば、ライブでガッと盛り上がる音楽もある、……「もう一回!」とかね。

(一同笑)

Interviewer:杉岡祐樹
Page Design:佐藤恵