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GARNET CROW 『Over Drive』インタビュー

シングル
GARNET CROW シングル『Over Drive』

『Over Drive』
2010.04.14 RELEASE
[初回限定盤(CD+DVD)]
GZCA-7155
1,260円(tax in.)

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hr

[通常盤(CD)]
GZCA-7156
1,050円(tax in.)

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01.Over Drive
02.la-la-la それから1・2・3
03.Over Drive‐Instrumental-

GARNET CROW 『Over Drive』リリース記念特集
GARNET CROW『Over Drive』×映画『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』特集

GARNET CROW 『Over Drive』 インタビュー

 GARNET CROWがデビュー10周年タイミングで新境地を開拓。初の映画主題歌(『名探偵コナン 天空(てんくう)の難破船(ロスト・シップ)』)に果敢にチャレンジし、後に語り草になるであろうタイトな制作期間を経て『Over Drive』なる傑作を完成させた。過去最大に見渡しの良い空が広がる今作は、これまで余所を向いていたリスナーを振り向かせるだけのパワーに溢れており、今後のGARNET CROWの活動に更なる広がりを与えるはずだ。バンドを代表して、中村由利(vo,songwriting)と岡本仁志(guitar)がその新曲について語ってくれた。

--GARNET CROWもデビュー10周年を迎えました。自分たち的には10年間やってきたことに対してどんな想いや感慨がありますか?

中村由利:あっという間だったんで、周りから言われないと「10周年なんだ」って自分たちでは気付かなかったぐらいで。ベストアルバム『THE BEST History of GARNET CROW at the crest...』の企画が上がってきたときに、ようやく「もうそういう節目の年なんだ」って実感した感じですね。

岡本仁志:10年ってもっと長いイメージがありましたけど、短かったですね。まだまだやり足りない感じの10年間だったなぁって。

--同じスタジオに偶然出入りしていた4人によってGARNET CROWは結成されたと伺っているんですが、その結成当時やデビュー当時にはどんなバンドを目指していたんでしょうか?

中村由利:そういうことを考える余裕もなく、がむしゃらに音源制作に入っていた感じなんです。目の前の課題とかやるべきことに取り組んでいた。だからずっと足下を見ていた感じです。先を見るというよりかは。デビューして2年目以降からライブをするようになったんで、そこから生活のサイクルが変わってくるんですけど、それまでは制作中心にやっていたので。だから歌のペース配分とかもよく分かっていなくて、エネルギーを大量に使っていた。効率よく使えていなくて。

--GARNET CROWって、作曲、作詞、アレンジなどそれぞれの役割を担当するメンバーが一貫されていますよね。10年間やっていく中でその形を変えようと思ったことはなかったの?

中村由利:それはないんですよ。そこが10年続いてきた要因なのかなって気もします。しっかり役割が分かれていた方が変に関係性がなあなあにならないし。やっぱりそれぞれのプロだから、そこは完全に任せるというか、信頼関係がしっかりしているんです。だからGARNET CROWとしてリリースする音楽のクオリティは保てているし、そこをリスナーの方々には評価して頂いている感じもします。

--4人ともかなり個性的なメンバーだと思うんですけど、役割分担をして作業していく中で「私のイメージしている世界観と違う」的なところでの衝突はないんですか?

中村由利:それはなくて。自分が作ったデモの雰囲気とガラって変わることはよくあるんですけど、それがあるから面白いって思ってますね。自分だけでは出せない世界を他の3人が引き出してくれる。自分ひとりでは限界があると思うんですけど、4人で作り上げていくとどんどん曲が変化したりとか、もっと良い曲になったりするんです。自分が見えてなかったその曲の側面というのを他のメンバーは見てくれているから、美味しいところをちゃんと引き出してもらえるんですよね。そうして曲が変わっていくからこそ刺激があって面白い。「今回はどういう詞が乗ってくるんだろう?」とか「どういうサウンドになるんだろう?」っていうところでのワクワク感がすごいんです。

岡本仁志:信頼がずっと続いている感じがしますね。過度に干渉しない。あと、完全分業なんですけど、どこかでNGが出るとくるくる回ったりするんですよ。そういうシステムも良いのかなって。

中村由利:自分の足りないところを他のメンバーが補っていくんです。それぞれ癖のあるメンバーだから(笑)得意なところと苦手なところがあるんですけど、その苦手なところを得意とする他のメンバーがいるから成立する。だからどこが欠けても良くなくて。やっぱり4人いて完全体になる。そんな感じかな。

--個人的には本当にペースや方向性が崩れないバンドという印象なんですけど、この10年間にはピンチとか、もっと言ってしまえば解散の危機を感じる瞬間とかは無かったんですか?

中村由利:そんなに深刻なピンチとかはないです。もちろんライブのリハーサルとかで「こうした方がいい」って意見を言ったり言われたりはありますけど、それも制作過程のひとつとして捉えているから、そんなに「ヤバイ」みたいな状況になることがないんですよね。

--あと、5周年でベストを出すときに「やっと土台が出来たんで、次は耕す段階かなって思ってます。地盤がやっと出来て、これから一生懸命耕して耕して、種を蒔ける段階に向かっていこうと思っている」と中村さんが仰っていたんですが、それをしっかりやってこれた自負はありますか?

中村由利:充実していたとは思います。

岡本仁志:最初の5年とそこからの5年を比べたら、確かにここ5年の方が早いですね。

中村由利:それだけギュッといろいろ詰まっていたんですよね。ライブを積極的にやるようになったりとか、メディアに出させてもらえるようになったりとか、ファンの方と触れ合う機会をたくさん設けてもらったりして。それが良い気分転換になって、その分、時間の経過もすごく早く感じました。特に去年、今年はすごく早いです。

Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵