『Message for you』 2010.05.12 RELEASE CRCP-40272 3,000円(tax in.)
Tiara 1stアルバムリリース記念! 大特集
新世代の歌姫が語る、次のステップとは!? 昨年1stシングルが65万を超えるダウンロードを記録。華やかにメジャーデビューを飾ると、その後も話題作を次々にリリースし、一躍時の人へ。注目を集める中、岡本真夜や古内東子、Nao'ymtなど錚々たる顔ぶれを招聘し、Tiaraがいよいよ1stアルバムを完成させた。これまで“ケータイ世代の新歌姫”なんて称されてきた彼女が、真価を問われるこの作品で見せたかったものとは。hotexpress 初登場です!
--因みに幼少時代や学生時代は、どんな音楽を聴いていたんですか? Tiara:音楽なんて一切興味がない感じの両親だったので、テレビやラジオから流れてくる歌謡曲、J-POPばかり聴いていて、洋楽に出逢ったのは高校生くらいの頃でした。でも、私はラジオッ子だったのでチューリップとかTHE ALFEEとか、歌謡曲の旋律が凄く好きで「逆に新しい!」とか勝手に思ってましたね、「ALFEE最高♪」って(笑)。そういう部分は私のメロディの中にも出てきていると思うんですよね。 --ではシンガーを目指そうと思ったのはいつ頃? Tiara:元々歌うことは好きだったんですけど、カラオケに行って歌う程度。まさか自分が歌手になれるなんて思ってもいなかったです。私は18歳の時に上京してきたんですけど、自分が何をしたいのか分からない時期があって、ダンスや絵、演技など色々やっていく中で、ボイストレーニングもやってみたりして。その時に、「君の声は凄く個性的で、人と違うから武器になる」って言って下さった方がいて、それに気付いた時に可能性があるのかもしれないって思って。 そうして歌をやってみようかなって思っていた時に、運良くケツメイシさんのコーラス(※1)ケツメイシさんのコーラス(※1)※1.本文にある『さくら』をはじめ、『ケツメンサンバ』や『冬物語』などのケツメイシ作品にコーラスとして参加している彼女。他にもSpontaniaの前身であるHi-Timezや、エイジアエンジニア、上戸彩といったアーティストの楽曲でも、その美声を響かせていた。 をやらせて頂いたりしたんです。でも、私はド素人だったし、楽器も出来ないし譜面も読めない中で、突然プロの現場に立つことになって(笑)。今思うと恐ろしいんですけど、歌えて当然って状況ですから、当時はレコーディングのたびに冷や汗をかきながらやっていました。 --では、昨年9月にリリースしたデビューシングル『さよならをキミに... feat.Spontania』が、いきなり配信で65万を超えるダウンロードを記録したことは驚きだった? Tiara:9割驚きですね(笑)。周囲もSpontaniaもビックリしていましたし、喜んでくれました。一生懸命、曲を作ったので嬉しかったんですけど、びっくりの方が大きかったですね。 --自分の声の個性を実感する瞬間でもあった? Tiara:そもそもソロでデビューしたいなって思ったのが、ケツメイシさんの『さくら』に参加させて頂いた時なんですけど、この曲がヒットしたことによって、街中の至る所で自分の声が聴こえるっていう現象を、初めて体感したんですね。 一般の方はコーラスを全然聴いていないと思うんですけど、私には聴こえてくる。ヒット曲ってこうしてたくさんの人に届くんだって経験した時に、自分の曲ならメッセージを送れるし、それって凄く素晴らしいことだと思ったんです。そこからソロでって思うようになってきて、コーラスよりもそちらの活動にシフトしていくようになりました。 --伝えたいメッセージというのは? Tiara:私自身、あまり強い人間ではなくて、すぐにヘコんだり泣いたりするタイプで(笑)。今までアルバイトをしながらオーディションにもいっぱい落ちましたし、色んな挫折があったんですけど、音楽に凄く助けられたんですよ。節目の時には何かしら音楽を聴いて立ち上がれたので、同じような環境にいる子たち ―――それは女性に限らずですけど、私の経験を通して感じたことを曲に込めて伝えていきたいな、って思います。 --また、学生時代、美術デザイン学科で描画の勉強をされていたそうですが、確かにTiaraさんは俯瞰から情景を描いていくような歌い方をするシンガーだと感じたんですよ。 Tiara:へ~! でも、絵を書く作業と音楽を作る作業は、私にとってまったく一緒ですね。何の違和感なく入ってこれたので、絵の勉強をしていて良かったなって。絵を描く時ってまず構図を決めて、例えば林檎があったとしても、真ん中に置くのか四隅に置くのかで全然違う。色だって赤じゃなくてもいいし、油絵にするのか水彩画するのか、とか……。色々決めて重ねていきますよね。曲もまず、何をテーマに主人公はどうするか、とか考えていく作業がまったく一緒で、私としては表現の技法が違うだけで同じ感覚ですね。 --昨年秋に『誰より好きなのに』を配信限定でリリースしましたが、ご自身も配信は利用していますか? Tiara:携帯で音楽を聴く世代ではないので、まだ不思議な部分はあるんですけど、携帯って肌身離さず持っているものですから、その中に曲が入っていつでも聴ける状態っていうのは、より音楽が身近になったというか。その人の近くに居られるようになった、って受け止めてますね。私が学生の頃は、携帯もそこまで進化してなかったので、凄い時代ですよね。