いつでも元気でキラキラ輝いているベッキー♪#。今やお茶の間における常連中の常連である彼女が“アーティスト”としてhotexpressインタビューに初めて登場してくれた。彼女がどうしてこんなにも万人から愛され、今作『エメラルド/ころころマゴコロ』のように真っ直ぐな歌を響かせることができるのか。このテキストを通して知ってもらいたい。
--シングル『心こめて/ハピハピ』で歌手デビューを果たしてから半年以上経ちましたが、タレントとしての活動もある中で音楽を続けていくのはどんな気分だったりするんでしょう?
ベッキー♪#:ハードな分、楽しさもいっぱいっていう感じですね。作詞もしてますし、ものによっては作曲もしているので、時間との戦いは本当に大きいんですけれども、でもやっぱり誰かが喜んでくれたらそれで帳消しになるというか。「オッケー!」ってなりますね。あと、その達成感みたいなものが音楽を始めてから増えたんですよ。ファンの方に会う時間も増えたし、直接的に何かが届けられるっていうのは歌が一番なので。
--元々「いつかは音楽をやっていきたい」願望というのは強かったんですか?
ベッキー♪#:強くありました。基本的に私は何でもやりたい人間なんです。で、これまで映画もバラエティもドラマも舞台もやらせて頂いたんですけど、ずっと歌だけやっていなくて。それで「歌やりたいなー」って思っていたときにお話を頂いたので、本当に嬉しかったです。
--どんな音楽を好んでよく聴いていたんでしょうか?
ベッキー♪#:意外って言われるんですけど、洋楽はほとんど聴かないです。邦楽ばっかりで、宇多田ヒカルさんとか、最近だとクレイジーケンバンドさんも結構聴きます。
--『月光音楽団』の司会をやっていた頃とかは、次々と魅力的なアーティストが目の前で歌ったり演奏しているのを見て「羨ましいなぁ」っていう感じだったんですか?
ベッキー♪#:私って9年前から一度も音楽番組のレギュラーを欠かしたことがないんですよ。途切れたことがない。そこで確かにいろんなアーティストさんを見てきたんですけど「羨ましいなぁ」っていう感じではなかったです。純粋に憧れていました。こっそり予習していたのかもしれないですね。自然と。「よーし!私はこうするぞ!」とかじゃなく、なんとなく「私もいつか歌いたいから、こういう素敵なところは学んでおこう」とか思っていたかもしれない。
--そんなベッキー♪#がCDデビューできることになったキッカケって何だったんでしょう?
ベッキー♪#:私、2009年の3月に『ベッキーの心のとびら』という本を出させて頂いたんですけれども、それをたまたまレコード会社のプロデューサーさんが本屋で見つけて手に取って。もう歌声も聴かずに「この子と音楽をやりたい、プロデュースしたい」って言ってくれたみたいなんです。しかもその人は私が大尊敬する宇多田ヒカルさんのプロデューサーさんで「なんだ?この奇跡は。断る訳がないよね?」みたいな感じで(笑)。それで「ぜひやらせてください!」ということでスタートしました。
--それで実際に音楽の世界へ踏み込んでいくときはどんな心境だったの?
ベッキー♪#:最初は歌の活動をどのくらいやっていくのか、全然考えてなかったんです。でも実際にやってみたら「出来るだけ長く続けたいな」「もっともっと勝負したいな」って思うようになって。ゴールがどこなのかは分からないけど、今はもっともっとやりたいって思ってます。お客さんの前で歌えるのも楽しいし、もっと喜んでもらえるようなものを届けたい。
--ベッキー♪#の中での音楽活動とタレント活動の違いは大きい?
ベッキー♪#:全然違いますね。歌は自分が主役になっていいから。番組のときは、MCやることも多いですし「番組が良く見えるように」ってことを常に考えてるんですけど、歌のときはとにかく歌っているのは私だし、私が思っていることを伝えていい。っていうのが、大きく違いますね。
--私が思っていることを伝えていく上で、照れとか怖さはなかったんですか?
ベッキー♪#:私、そういうのが全然ないんですよ。バラエティの人にもよく「急に格好付けて歌うのって恥ずかしくない?」って言われるんですけど、そこのスウィッチって全くなくて。KYなのかもしれないけど(笑)私は恥ずかしさが全くないです。「これこれ!やりたかった!」って感じ。
--実際、歌詞に関しては「今、私はこれを伝えたいんだ」的なものを綴っているの?
ベッキー♪#:いろんなパターンがあります。恋愛の歌もあるし、友情の歌もあるし、皆さんに訴えかける歌もあるし。とにかく何でも表現したい気持ちがあります。テレビの中では「ハッピーな部分しか見せちゃいけない」っていう自分で作っている縛りがあるから、歌では何でも出したい。いろんなカラーを出したい。それが出来るのはすごく嬉しいです。悲しい出来事があっても「あ、これを歌詞にすればいいんだ」って思えるし、ちょっと救われている部分もあります。
Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵