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凛として時雨 『still a Sigure virgin?』インタビュー

アルバム
凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』

『still a Sigure virgin?』
2010.9.22 RELEASE
AICL-2174
¥2,800(tax in.)

凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』<初回限定盤>を購入する
01. I was music
02. シークレットG
03. シャンディ
04. this is is this?
05. a symmetry
06. eF
07. Can you kill a secret?
08. replica
09. illusion is mine

凛として時雨 特集はこちら
凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』リリース記念特集

凛として時雨 『still a Sigure virgin?』 インタビュー

これが本物の前人未踏 時雨、最強の最新作 完成

前作でオリコン初登場4位を記録し、その後のツアーの最終公演はさいたまスーパーアリーナで。昨年末の【COUNTDOWN JAPAN 09/10】から今夏の【JACK IN THE BOX】までを網羅と、その轟音からは想像だにできないほど広く深く、シーンに衝撃の爪痕を残し続けている凛として時雨が、ニューアルバム『still a Sigure virgin?』を遂に完成! ……という訳で今回も、1年4か月ぶりのリリースとなるこの最新作を軸に、3人に色々と訊いてきました!

--今年の4月に全国ツアーのファイナルとして、さいたまスーパーアリーナ公演(※1)がありました。自分は終演後にブワッと会場が広がったような感覚があって、とても印象的でした。

ピエール中野:3人の距離が近いせいか大きめのライブハウスでやっている時と同じ感覚でやれたので、ライブ中はそこまで大きい会場でやっているって感じはあんまりなかったですね。

TK:演出も最小限で最大のものができたというか、最終的には一番見せたい形でできたかなって。……最初はスケールが大きすぎて、いまいちどこから手をつければいいのか分からなかったんですよ(笑)。でも、確かに終わった後、(会場が)広がった感じはありましたね。
やったことの無いことをやる、っていう案もあったんですけど、基本的には今までやってきた照明なり音なりの集大成を見せる。……っていう方向で、それぞれのスタッフにも知恵を絞って頂いて(笑)。一回見たことある演出も違って見えたと思うし、違う形で見せることができたのが良かったですね。『moment A rhythm』の演出もインパクトが強い分、違うものにはなかなかできないし、同じものをずっとやるのも少し違う。ある種の完成形が見せられたので、よかったと思いますね。

345:緊張しました、……いつもなんですけど(笑)。それまでツアーで色々回ってきましたけど、そういうモノを全部見せられたかなぁと思います。

--中野さんに関しては、両親の前でのMCも強烈でした(笑)。

ピエール中野:東京だとなかなか呼び難い人 ―――うちの親とか特にそうですけど、友人や仲間を呼べてあのステージを見せられたのは大きかったです。ただ、その後にシドのさいたまスーパーアリーナを観に行って、「俺はこんな所であんなことをしゃべってたのか……」と勝手に赤面してました、「みんなあったかいなー」って(笑)。

--また、5月には【The Great Escape】など、イギリスで海外初ライブも行いました。

TK:全部で4箇所だったんですけど、一番最初が【The Great Escape】の小さいパブみたいな会場で。全然お客さんがいなかったんですけど、ライブをやっているうちにパブの方から人がやってくる、ダイレクトに吸い寄せられてくる感じは久しぶりでした。なかなか日本のライブハウスでは経験できないですよね。初心に戻るじゃないですけど、何も知らない人たちに向けて音をぶつけて、その瞬間を目の当たりにしてみたかった。凄く良い感じでしたね。

--海外での経験を通じて、表現者として改めて気付いたことなどは?

ピエール中野:……345さん、アレ言って下さい。帰りの飛行機で言ってたアレ。

345:席、隣じゃなかったじゃん!(笑)

ピエール中野:そうだっけ?(笑) お客さんも僕らを知らない状態で観ているので、凛として時雨に加入した当初の感じに近いというか、昔の爆発的な感じを出してみたんですよ。走ってる訳ではないんですけど、速度を感じるようなプレイができたし、きちんとバンドサウンドとして成り立っていたので、それを今あらためてやってみた手応えは凄くありますね。
日本に帰ってきてから、スマパン(スマッシング・パンプキンズ)やacid androidとの3マンとか、【JACK IN THE BOX 2010】とか、その感じでやってみたら意外と良くて。その変化はかなり大きく感じましたし、今後のツアーにも反映されると思います。

--因みに、イギリスのお客さんは盛り上がってましたか?

TK:みんなポカンとしてました(笑)、本当に初めて聴いたんだろうなっていう。目の前にいるお客さんの視線は「さっきから、何でコイツは凄ぇ弾いてんだ?」みたいな感じでした(笑)。

ピエール中野:「何なんだこの東洋人たちは?」っつって(笑)。

TK:明らかに次に出るバンドを観に来たであろう、若いギャルたちが最前列に張り付いてたんですけど、唖然と眺めている彼女たちを見て、「この子たちは何を考えて観ているんだろう?」って考えながら叫びまくってました(笑)。
もちろん、ただポカンとしているだけじゃないなっていうのは分かりますよね。それだけだったら途中で出て行っちゃうだろうし、そういう面は日本よりハッキリしていると思うんですよ。下に酒場があるので、聴く人と呑む人がセパレートされている中で、こっちに流れてくる人も凄く多かった。楽屋に戻った時も、その日のヘッドライナーが「お前らクレイジーだぜ!」って言ってくれたりして(笑)。

Interviewer:杉岡祐樹
Page Design:佐藤恵