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凛として時雨 『still a Sigure virgin?』インタビュー

アルバム
凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』

『still a Sigure virgin?』
2010.9.22 RELEASE
AICL-2174
¥2,800(tax in.)

凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』<初回限定盤>を購入する
01. I was music
02. シークレットG
03. シャンディ
04. this is is this?
05. a symmetry
06. eF
07. Can you kill a secret?
08. replica
09. illusion is mine

凛として時雨 特集はこちら
凛として時雨 アルバム『still a Sigure virgin?』リリース記念特集

凛として時雨 『still a Sigure virgin?』 インタビュー

--シングル『moment A rhythm』に付属のブックレットでは、イギリスで撮影した写真が掲載されていました。TKさんにとってイギリスとは思い入れの深い国なのでしょうか?

TK:バンドを始めてすぐの頃、姉が向こうに住んでいたので、「遊びに行ってくれば?」って両親に言われたのが初めて行ったきっかけで。当初は「早く帰りたいな……」なんて印象だったんですよ。天気も悪いし、17時くらいでもう暗いし、お店も閉まっちゃうし(笑)。
でも、日本に帰ってからその無機質な冷たい感じが良い意味で違和感として残っていて。ちょうどその前後が時雨の曲を作り始めていた時だったので、イギリスでのその違和感がダイレクトに時雨の核の所に……。そこから派生していって、色んな曲ができていった感じです。
その後、何回も行ってたんですけど、そのたびに歌詞を書いてきたりとか。それこそ『DISCO FLIGHT』とかは向こうで書いた歌詞だったりしますね。それもあってイギリスでライブをしてみたいっていう願望が長年あったので、夢が叶いましたね。

--では続いてニューアルバム『still a Sigure virgin?』についてですが、このタイトルはやはり、まだ未聴のリスナーにも届けたいという想いから?

TK:(タイトルの)全てが曲とダイレクトにリンクしている訳ではないですし、アルバム自体の曲が分かりやすい訳ではないんですけど、イギリスで初めて聴いた人を目の当たりにしたっていうのもあったし、名前は聞いたことあるけど聴いたことない人もいると思うんです。(そういう人たちにも)聴いて欲しいし、「まだ聴いてないんですか?」っていう問いかけでもある。超J-POPな曲とか入ってないんですけど(笑)、単純に聴いてみて欲しいって感じですね。

--ピアノが導入されたM-03「シャンディ」や、12弦ギターの弾き語りがベースのM-06「eF」など、新しいアプローチに挑戦している楽曲もあります。

TK:楽器で音楽の広がりを出そうっていう意図はなくて、最終的にそう聴こえてるのが良いなって思うんです。「シャンディ」は時雨でやるつもりもなくて何となく息抜きで作っていた曲だったので、そもそも“ピアノの曲を入れて広がりを持たせよう”って想いは無かったんです。何かのきっかけで時雨で「やってみようかな?」って思って、そこから時雨のフォーマットに変換していった感じなんですけど、だからこそ行き切ったアレンジになったと思います。

今回は(サウンド)エディットが激しい曲もありますけど、ミックスを自分でやっていて、楽曲の本質が見え辛くなってしまった瞬間があって。エディットなのか楽曲なのかって考えていた時、“ギター一本で歌ってみれば、今作っているモノが本当に響くのか分かるかな”って所から始まったのが「eF」ですね。原点ではないんですけど、本当に削ぎ落とされた環境で聴いてみたいと思って、12弦の弾き語りでデモを作ってみたらメンバーの反応も良くて。
ただ、弾き語りってけっこう完成された感じに聴こえちゃうから、その後にドラムを入れてみたんですけど、なかなかハマらなくて。なので「ちょっとココで解禁してもらおう」と、中野くんには15年ぶりにエレクトリックギターを……(※2)。

--え、中野さんがギター弾くのって15年ぶりだったんですか!?

ピエール中野:中二の時に始めて、中三で挫折しました(笑)。レコーディング、緊張しました、手が震えちゃって。

TK:中野君の弾けてないギターを2本重ねる、斬新なアプローチ(笑)。ライブを楽しみにしていてください。

ピエール中野:確かに上手く弾けてれば良いってものでもないですしね。でも、ギター頑張って弾きます、ちゃんとオーダーもしたんで(笑)。「是非うちと契約を」って、兵庫県のギタークラフトメーカーSagoから依頼があったんですよ。

--また、中野さんのドラムではM-07「Can you kill a secret?」が非常に印象的だったんですが、この曲のリズムは全て中野さんのドラムになるのですか?

TK:基本的にリズムパターンに打ち込みはまず使わないですね。(今作では)「シャンディ」でちょっと使ったくらいです。

Interviewer:杉岡祐樹
Page Design:佐藤恵