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のあのわにぶっちゃけインタビュー敢行。楽曲のクオリティに人気が伴ってない、あと30倍は評価されていい。という話から、今のあのわを何処へ持っていこうとしているのか。圧倒的な歓喜を得る為に何をするべきか。蒼井優には会えるのか(※のあのわの男性陣は『Have a Good Day!』のジャケットを飾ってくれた蒼井優さんに会えないと嘆いていた)。リアルに迫りました。
--蒼井優さんには、お会いできたんでしょうか?
ゴウ(g):無理なんですよね、きっとね。とりあえず「会いたい」と言ってはいきます(笑)。
--5月13日、Shibuya DUO -Music Exchange-にて【のあのわpresents“のあのわ×のあのわ”】開催。まさかの2部構成ライブを敢行した理由は?
Yukko(vo,cello):いつかやりたいなとは思っていたんですよ。いつもは流れの中で重い曲とポップな曲を披露していたんですけど、その両極をひとつずつ色濃く出してみたくて。で、実際にやってみたら新鮮だったし、どちらに対しても気持ち良さはあったんです。でも「やっぱり今は2部の(ポップな曲を集めた)方なんだな」って思いました。これから目指すべき音楽は。
ゴウ:個人的には1部の(重い曲を集めた)方がやりやすかったんですけどね。入り込めたので「あ、俺、根がそういう感じなんだな」って思いながら演奏してました(笑)。
--何故にポップな方向を目指そうと思ったんですかね?
Yukko:1部の方がもしかしたら自然体なのかも知れないですけど、2部の方がやってて嬉しかったというか。何か意味を見つけられそうな気がした。もっとたくさんの人がそこにいる未来の想像へと繋がっていった感じがして。
--今、のあのわってどんなバンドに見られていると思いますか?
ゴウ:正直「どっちに行きたいんだろう?」っていう風に見られている気はします。もっとコアな方を探りたいのか、それとも開きたいのかって。今はそこをとうとう自分たちの中でもハッキリさせたくなってきてる。だからあの日のライブはもしかしたらひとつの区切り、スタートだったかもしれない。これからは1部の要素を上手いこと2部へ昇華させたような楽曲を目指せないか、考えてます。
Yukko:私、のあのわに顔がない気がしていて。今は「すごく作りの良い顔してるな」って思われたら良いなと思っているんです。軸があまりにもないので。
--そんな風に感じていたんですね。
ゴウ:いや、軸がないことを自分たちの面白さだと思っていたんです。でも音楽をやっている人の反応とか、普通に音楽を聴いている人の反応とか、いろいろ見てきた中で「入口をもうちょっと大きくしたいな」っていう願望が出てきて。かと言って全部捨て去ってそこに行くのは無理だし、良いバランスで入口を広げられたらいいなっていう感じです。
--個人的にはのあのわって内容に対して人気が伴ってないと思うんです。あと30倍ぐらい評価されていいバンドだと思いませんか?
ゴウ:そう思います!
一同:(笑)
ゴウ:そうなんですよ、そうなんですよ。だから1回こっちにガーって来ちゃえば、そうなる自信はあるんですけど、多分のあのわはそこまでの距離が結構あるのかなって。そこはもうちょっと聴きやすいものにして……。で、徐々に中に入って探っていくと、すごくいろんなことがあるっていう流れを作りたいんです。だから最初の門がちゃんと開いてないとなぁって。
--最近は人気みたいなものについても、自らいろいろ考えてきたんですね?
Yukko:現実的な問題にも関わってきますから。このまま今のように活動していけるのも、いけないのも、CDを買ってくれたり、ライブを観に来てくれたり、そういうところ次第だったりする。だからそこはいつも頭にあって落胆したりすることもあります。
ゴウ:メジャーでやる以上、ドカンと売れたら格好良いなと思うんですよ。それはどのメンバーもきっと思っていて。コアな格好良い音をメジャーで鳴らしていく楽しさもあるんだけど、それがどれだけ受け入れられているかが重要だから。1位をドカンと取るとか、そうじゃないとダメだなぁみたいな。
--難しいところですよね。そこを目指す為にいろいろ変えてしまうのか、自分らしくいたままそこを目指すのか。どちらを選ぶかでのあのわの未来って確実に変わりますよね。
ゴウ:ごめんなさい、1位はちょっと言い過ぎました(笑)。それぐらいの気持ちでっていう。ただ、確かに自分たちらしい音楽というものがあるので、それも……程良くっていうか、何て言ったらいいのかな?
Yukko:最終的に見たいものが決まっていて、そこまで行くには今どうするべきなのか。まずはリスナーの人にのあのわを知ってもらって、信じてもらわなくちゃいけない。最終的に見たいものへ辿り着く為だったら、少しぐらい形が変わることは厭わない。中に持っているものが変わらなければいいと思うし。私の周りの人はそんなに音楽好きではなくて「ミュージックステーション」に出ている人なら知ってるぐらいの感じなんです。でもそういう人たちにも伝わらないと……例えばお父さんとか、一番認めてもらいたい人に気付いてもらえない。最終的に見たいものにはたくさんの人がいないと辿り着けないし。でものあのわは元々すごくポップなものも持っているので、そこを潔く出せたらすごく良いのになって思ってます。
Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵