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佐藤史果 『からっぽ』インタビュー

シングル
佐藤史果 シングル『からっぽ』

『からっぽ』
2011.10.19 RELEASE
PCCA-03495
¥1,200(tax in.)

佐藤史果 シングル『からっぽ』<初回限定盤>を購入する
01.からっぽ
02.Gift
03.泣いて笑って
04.からっぽ (Inst.)

 子供の頃『オー・ハッピー・デイ』を人前で歌ったことをきっかけに「私は歌手になりたい」と思い、同時に吉田兄弟の吉田良一郎に弟子入りし、津軽三味線も習得。アメリカに渡ったらスティーヴィー・ワンダーの目前で歌うことになり……そのすべてを“たまたま”実現してしまった強運、その強運を引き寄せられる実力と感性を持つ新人女性シンガー 佐藤史果へ初インタビューを敢行した。まずは彼女のプロフィールを見て気になっていたことから。

−−「樹に抱きつくこと」が大好きってどういうこと?

佐藤史果:昔から緑が大好きで。樹に抱きつくと、水のサァーって流れる音が聞こえるんですよ。分かります?

−−いや、樹に抱きついたことがないので(笑)。

佐藤史果:そうですよね! その音を聞いているとリラックスができて“無”になれるんですよ。だから疲れが溜まっているときとかに樹に抱きついて……、好きな樹があるんですけど。

−−“好きな樹”っていいッスね。

佐藤史果:その子に抱きついてリフレッシュしています。

−−樹のことを“子”って言うんですね。いつから樹にハマったんですか?

佐藤史果:小中学生の頃ですね。木登りがすごく好きで、木に登りすぎて手が疲れちゃったんですよ。そのときになんとなく抱きついてみたら、すごく心地良くて。それからですかね。

−−「私、これ、好きだ!」ってなったんだ。

佐藤史果:はい(笑)。今もよく抱きついてます。

−−でもいきなり樹に抱きついたら冷ややかな視線とか浴びない?

佐藤史果:そうなんですよ〜。神社の樹がすごく好きで、近場だと明治神宮によく行くんですけど、そこにもお気に入りの子がいるから抱きつくんです。でも人がだんだん増え始めると変な目で見られるので、なるべく早めに、早朝に……。

−−(笑)。

佐藤史果:巫女さんがお掃除している時間に。多分、巫女さんは私の顔を覚えていると思うので(笑)挨拶しつつ、お気に入りの子に抱きついています。頻度ですか? 多いときは週1回とか。

−−そんな「樹に抱きつくこと」が大好きな佐藤史果さんなんですが、とても良い声を持っていますね。昔からこんなに綺麗な歌声だったの?

佐藤史果:ちゃんと歌うようになったのはゴスペルに出逢ってからなんですけど、わりとフワァ〜っとした感じの歌い方は自分でも好きで。この仕事をさせて頂くようになって、今のボイストレーナーさんとご一緒させて頂くようになってからは、強い芯のある声も出せるようになってきたかなと思っています。

−−子供の頃からどこでもよく歌っているようなタイプの女の子だったの?

佐藤史果:それがですね、物凄く引っ込み思案だったんですよ。家族の前では歌えたんですけど、それ以外の人の前では「私は結構です」って言うような感じだったんですね。それが変わったきっかけもゴスペルとの出逢いで、10才頃に通っていたクワイヤにディレクターさんがいて。私の声を影ながら聴いていて下さってたみたいで「コンサートがあるから、ソロで『オー・ハッピー・デイ』を歌ってみないか」って誘って頂いたんですよ。でも私は引っ込み思案だから「とんでもない」って大泣きして、その日は帰っちゃったんですけど! でも歌は好きだから通わせて頂いていたら、会う度に誘われるんですよ。3ヶ月ぐらい、ずーっと。

−−その人も凄いですね。

佐藤史果:凄いですよね。だから私も子供ながらに「さすがにディレクターさんに申し訳ないし、これは歌わなきゃダメなのかな」って思うようになって、勇気を出して「分かりました。練習として一度だけ歌ってみます」って言って、大人の方々もいる中で歌い始めたら、その人たちが泣き出して。すっごいキラキラした目で私のことを見てくれたんですよ。凄いんですよ、その光景と言ったら。最高に気持ち良くて「私の歌でこんなに?」みたいな。だから「なんて楽しいんだろう!」って思っちゃって、そこから「私は歌手になりたい」って。

−−ただ、史果さんはゴスペルだけじゃなく、津軽三味線もやっていたんですよね。 ゴスペルと津軽三味線って振り幅広すぎないですか?

佐藤史果:(笑)。これはですね、たまたま吉田兄弟さんのDVDを「格好良さそうだな」と思って、買ってみたんですよ。

−−吉田兄弟さんのことは知らないけど、ジャケ買いしたってこと?

佐藤史果:そうです! ピンと来たら手に取るタイプなんですよ。それで観てみたらカルチャーショックを受けて。日本の楽器なのにギターみたいに弾いていて「すごく格好良い!私もやってみたい」って思ったんです。そのときは思っていただけなんですけど、たまたま私の小学校の同級生がお三味線屋さんをやっていて、たまたまそこに吉田兄弟さんがお三味線を修理しに来ていたんですよ。で、子供ながらに「これはチャンスだ!」と思って「もしよかったらお三味線を吉田兄弟さんに習いたいんですけど……」と。

−−図々しいよね(笑)。

佐藤史果:図々しいですよね!

Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵