芸能活動10周年を迎える、しょこたんの今
2012年で芸能活動10周年を迎える中川翔子が、その第一歩となるシングル『ホロスコープ』をリリースする。同作の歌詞を見て、彼女が感じた“もう二度と逢えない大好きな人”。それは09年、念願の武道館公演を目前に控える最中に他界した、祖父への想いと重なるという。そして12年1月3日、中川翔子の前に、祖母逝去という新たな現実が突きつけられることになる。
(註:今回の取材は11年12月末に行いました)

−−先日、糸井重里さんがTwitterで中川さんについてつぶやいてたんですよ。「「おい、みんな。しょこたんくらい好奇心を持って、しょこたんくらい努力して、しょこたんくらい楽しんで、しょこたんくらい堂々とやれよ。」って朝礼で言う社長、いないかな。なんなら、おれ言ってもいいけど。」って。
中川翔子:私、努力なんてしてないのに……
−−例えばライブにしても、常に変化を求めて、挑戦して、進化してる。それはアーティストにおける努力だと思いますよ?
中川翔子:(恐縮して)そんな風に言って下さるのは世界にひとりだけですよ……
−−いやいやいや(笑)。みんなそう思っているからこそ、糸井さんもTwitterに書くんですよ。
中川翔子:嬉しいです! 何でそんな風に思ってくれたんだろう……、「MOTHER2」やんなきゃ(笑)。

−−これだけ頑張って楽しんでいる人がいるんだったら、自分にもできるんじゃないかって元気付けられる。最近の中川さんを見ていて、プライドを感じるようになってきました。
中川翔子:その……、でも、ありますね。今、プライドって言葉を聞いて初めて思ったことでもあるんですけど、積み重ねてきたモノ、みんなと一緒に見えてきたモノ……。10年かかってやっと見えてきた気がします。
10年もかけて、っていうトンでもない遅さはあるんですけど(苦笑)、例えば色んな好きなモノがあっても、全てを追いかけるのは難しいですよね。大人になれば使える時間も少なくなるハズなのに、ライブに足を運んで一緒に楽しんでくれるって、凄い労力だと思うんです。
人生の時間を割いて、私に色々教えてくれる。そうやってみんなで積み重ねてきたモノを、自分のせいで壊すのは悔しいし、勿体無いし、自分がムカつく! そういう気持ちがプライドなのかなって思います。
積み重ねてきたモノを、もっとブレずに真っ直ぐに貫き続けたいなって。普段はふにゃふにゃだし地盤がぬかるんでますけど(笑)、芯にはズドンと高い塔を建てて、どんどん高めていきたいですね!

−−そうした意識を持つ中川さんだからこそ、ファンにとっては多忙を極める状況での体調は心配になってしまいますよね。先日はブログで発表した謎のアザが話題になりました。
中川翔子:何だったんでしょうね、アレ? 結局ラッキーだったのが、ウィルス性胃腸炎で病院に行った時ついでに血液検査もしてもらって、何でもないって分かったことで。Twitterとかでは、白血病説も上がってたみたいですね(笑)。確かに、熱もアザも出たし、思い返せば4月にロケで野草を食べてたりしてたんですけど、結果的には何でもなくてよかったです!
−−また、先日の【Shoko☆Cover Fes.2011 in NAKAGAWA BROADWAY】では、直前にウィルス性胃腸炎を患ってしまうという、壮絶な2DAYS公演になりました。
中川翔子:当たり前ですけど、ライブって完全に超元気な状態であっても、次の歌詞とか立ち位置とか、曲の順番、ノリ、その場でのMCとか……。毎回毎回、人生を懸けて挑んでいることなんですけど、ウィルス性胃腸炎になってしまって、正直、人生最大のピンチでした。3日間ほとんど何も食べられない、ガリガリ君しか食べていない状態で(苦笑)。
今までもツアー中に声帯炎になったりとか、色んなピンチがあったんですけど、物理的な意味での最大のピンチを何でか乗り越えられた。前日、39度でぶっ倒れていた状態を考えると、本当に不思議です。見えない力と、皆様のサイリウムの光が魔法をかけてくれたとしか思えないです。ひとりじゃ絶対できなかった! 今回はかけがえの無い莫大な経験値をもらったと思います。
next
◎特集ページ公開中!

“人は死んでも絶対、無にならない”
芸能活動10周年 しょこたんのニューシングルに込められた今
芸能生活10周年! 中川翔子 『ホロスコープ』特集>>
Interviewer:杉岡祐樹
Page Design&Photo:佐藤恵