−−高橋愛&亀井絵里を超える、鞘師里保&石田亜佑美のダンスパフォーマンスが観られる日を楽しみにしています。続いて、天然発言の多い佐藤優樹ちゃん。
鞘師里保:優樹ちゃんは怖いもの知らず。何にでも立ち向かえるというか、緊張することを知らない。これは10期全体にも言えることなんですけど、先輩たちにすごく絡んでいけるんですよ。優樹ちゃんは嗣永桃子(Berryz工房/Buono!)さんのところに最近よく遊びに行ったりするんですけど、イタズラばかりしてたら嗣永さんに怒られて。
−−「許してニャン♪」を言う側に怒られたんですね(笑)。
鞘師里保:「鞘師さん、嗣永さんに怒られちゃいましたぁ」みたいな。本当に怖いもの知らずで、そこは9期メンバーとはちょっと違うなと思いますね。9期はえりぽんがハミ出している部分はあるんですけど、入って4ヶ月ぐらいでそこまで先輩たちにがっつり絡んでいた訳ではなかったんで。
−−では、彼女(工藤遥)は?
鞘師里保:さっぱり? ざっくり? 言うことがハッキリしてますよね。ズバッと言う。優樹ちゃんがちゃんとしなきゃいけないとき、ふにゃんとしていたら「まーちゃん!ダメでしょ?」みたいな。2人は同じ年齢なんですけど、くどぅーがちょっと先輩っぽい感じ。10期をまとめる役なんじゃないかなって思います。
−−そんな10期メンバー加入後初のシングル『ピョコピョコ ウルトラ』について触れていきたいんですが、自分たちの中では仕上がりにどんな印象や感想を持たれていますか?
工藤遥:すごく可愛らしい女の子の曲で、最初は『ピョコピョコ ウルトラ』というタイトルとあんまり結び付かなかったんですよ。そしたら衣装がヒヨコの着ぐるみで。本当にビックリして。モーニング娘。が着ぐるみで踊るってなかなか無かったと思うんです。私の中でモーニング娘。はすごく格好良いイメージがあったんですけど、そのイメージが吹っ飛んだんです。
−−(笑)
工藤遥:それは高橋さんが卒業して、10期も入ったことで小中学生がすごく増えたからだなと思って。だからこれまでとは違うキャピキャピした曲調になったんだと思うんですね。きっと前のモーニング娘。だったらこの衣装は着れなかったはずですし。だけど、私もまだまだ現役小学生なので、そういう小中学生がいるからこその『ピョコピョコ ウルトラ』なんだろうなと思いました。
−−自分もそう思ったんですが、立派な成人女性になったはずの安倍なつみ先輩も「この衣装を着たい」と言っていたそうで。
鞘師里保:安倍さんがそう仰ってる現場にいました! モーニング娘。のリハ終わりで、ドリームモーニング娘。さんのリハが始まるときだったんですけど、私たちの衣装を見て「着たいなぁ」って(笑)。でも「似合うんじゃないかな」と思いました。あと、実はこの衣装、メンバーによって少しずつ違ってて。10期は卵の殻が付いていて、9期は殻がリボンになってるんですよ。で、先輩たちはニワトリに近付いていってて、新垣さんは半分ニワトリみたいな感じなんです。その衣装でも表しているように、曲も「自分を磨いて成長しよう」っていう想いが込められているんですよね。今の時期に発表する意味がよく分かる曲になってます。
−−また、今作は田中れいな&道重さゆみ主演主演ドラマ「数学□女子学園」(□=ハート)オープニングテーマになっていますが、第1話から鞘師さんの堂々としたお芝居を観て驚きました。演技のお仕事も好きなんですか?
鞘師里保:自分が加入する前に、モーニング娘。さんと共演できる舞台のオーディションがあったんです。それで、私はモーニング娘。さんと共演したいから受けたんですけど、実際に出演させて頂いたら「みんな、上手だなぁ」と思って。高橋さんの演技を観たりして、ずっと泣いてたんですよ。それをきっかけにもっとやってみたいと思うようになりましたね。
−−工藤さんも演技には定評があります。自分の中でお芝居はどんな位置づけなんでしょう?
工藤遥:私はエッグの頃から3本ぐらい舞台に出させて頂いてて、10期の中では舞台経験が唯一あるんですけど、お芝居は面白いです。新垣さんと田中さんが主演の舞台【リボーン〜命のオーディション〜】で、9期メンバーもみんな出ていたんですけど、私も出せて頂いてて。初めておどおどした感じの役を演じたんですよ。そうやっていろんな自分に出逢えるので、お芝居はすごく良い機会だなと思っています。
−−2月18日からは【モーニング娘。コンサートツアー2012春 〜 ウルトラスマート 〜】を開催します。このツアーをもってリーダー新垣里沙は卒業してしまう訳ですが、この件についてはどんなことを感じています?
鞘師里保:新垣さんはハロー!プロジェクト全体を優しく包み込んでくれる存在なんですよ。高橋さんもリーダーだったときに「私はリーダーだけど、ガキさんがサポートしてくれるから成り立ってる」と言っていたように、サブリーダーのときからみんなをまとめていく上で重要な存在だったので、卒業してしまった後のイメージが湧かないんですよね。それぐらい新垣さんはまとめる力があったし、歌やダンスにおける表現力も凄くて。先日、新垣さんの舞台を観に行かせてもらったんですけど、殺陣をやってる姿がめちゃくちゃ格好良かったんです。そういう意味では、演技を中心に活動していくのは楽しみですし、頑張ってもらいたいんですけど、その新垣さんの力がみんなを支えていたので……。でも2011年に入ったメンバーたちもどんどんどんどん成長して、ハロー!プロジェクト全体が良くなるように頑張らなきゃなって思ってます。
−−工藤さんにとってガキさんはどんな存在?
工藤遥:新垣さんは私にとって、モーニング娘。に入ってから初めてお世話になったリーダーなので、やっぱりすごく大きい人なんですけど、礼儀のことからダンスのことまで直接教えてくれたり、振り付けが全然憶えられなかったときには最後まで付き合ってくれたんです。ちゃんと私たちのことを見ててくれるし、支えてくれている。お母さん……ではないですけど、私にとってはそういう存在です。
−−ガキさんが卒業するまでに成し遂げたいことってありますか?
鞘師里保:【Hello! Project 2012 WINTER ハロ☆プロ天国】で、新垣さんに「9期が成長した」って言ってもらえたんですよ。「すごくよくなってる。涙が出そうになった」って。でも今度の春ツアーでは、9期と10期の成長ぶりを見て涙を流してもらいたいんです。それぐらい成長できるようにみんなで努力したい。
−−では、最後の質問になります。これからのモーニング娘。をどんなグループにしていきたい?
鞘師里保:9期と10期は後輩として今は頑張ってるんですけど、このペースだとすぐに後輩が増えていきそうな気がしていて。いろんな意味で不安はあるんです。でも、まだまだ力不足なんですけど、これからのモーニング娘。を支えられるぐらい頑張っていかなきゃいけないと思うので。後輩だからって「後輩です」ってのんびりやっててもダメだし。今はみんなの競争心がすごく高まっているので、このままみんなでどんどん成長していって、その上でもっともっと団結力が出せるようにしたいなと思っています。
Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵