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たむらぱん 『new world』インタビュー

たむらぱん シングル『new world』インタビュー
シングル
たむらぱん シングル『new world』

※クリックで拡大画像表示

『new world』
2012.05.23 RELEASE
[初回完全限定生産盤(CD+DVD+豪華パッケージ仕様)]
COZA-679〜80
3,150円(tax in.)
※ファン必需品!予約をオススメ!

たむらぱん シングル『new world』<初回限定盤>を購入する たむらぱん シングル『new world』

[通常盤(CDのみ)]
COCA-16587
1,260円(tax in.)

たむらぱん シングル『new world』<通常盤>を購入する
01.new world
02.ヘニョリータ
初回完全限定生産盤DVD収録内容:
・第1部 ドキュメント作品“tamurapan Special Program”
・第2部 “Premium Acoustic Concert in HIDA TAKAYAMA”

収録楽曲(2012.02.25 @飛騨高山 こくふ交流センターさくらホール)
01.しんぱい
02.ちゃりんこ
03.ファイト
04.ズンダ
05.ゼロ
06.白い息
07.空も飛べるはず (スピッツ カバー)
08.関白宣言 (さだまさし カバー)
09.アミリオン
10.ラフ
11.ノック

−−具体的に言うと?

たむらぱん:私は自分で自分を奮い立たせるとか、なかなか出来ないけど、誰かに評価してもらえる環境に置かれたことで、そういうことが出来たり、自分というものが感じられるようになった。それはメジャーに来たのが大きかったと思うし、更にコラボしたことで、自分がミュージシャンであることを把握できたというのも、今更ながら大きかったと思う。

−−また、同DVDには、岐阜県飛騨高山での凱旋プレミアムアコースティックコンサートの模様も収録されています。地元でちゃんとライブをやるのは初めてだったそうですが、どんな想いやテンションで臨んだんですか?

たむらぱん:えーっと、テンションはとても低く。

−−低かったんだ(笑)。

たむらぱん:低かった。なんて言うと、地元で何か凄いことがあってトラウマになってるとか思われそうなんですけど(笑)、そんなことはなく。本当にシンプルに生きて、シンプルに問題もなくすくすくと育ったからこそ、何か違った感じで見られるのが怖かったのかもしれない。「こんな風になっちゃったんだね……」みたいな(笑)。そういう不安はありました。好きな場所だから、よく思われたい想いがあったんですよね。好きな人に好きって思われたい、その種の純粋な想いが強くなっちゃうから、余計に怖がっていたのかなって。

−−実際にライブしてみてどうだったんですか?「好き」って言ってもらえた感じはあったんですか?

たむらぱん:あった、あった!「良かった!」って思った。隣の家のおばあちゃんとか「生きているうちに会えてよかった」って言ってくれたし(笑)。

−−そうした象徴的な出来事を経て、ここからどこへ行くのか?という場面で発表するシングルのタイトルが『new world』ですよ。見事です。

たむらぱん:これも偶然の奇跡。これを作っていたときは5周年記念シングルになるというのは知らなかったので、逆に意味深だなと思いました。もしかしたら自分も、5年ぐらい経って無意識に振り返る感覚になっていたのかなって。

−−冗談抜きで「天才め」って思いましたよ。このタイミングで発表するシングルがこんなにもファンタジックでエモーショナル。ディズニーランド級の遊園地を音楽で作ったなって。

たむらぱん:今回はその遊園地の規模を大きくしたいなと思って。これまでストリングスのアレンジとかいろいろやってきて、ブラスのアレンジとかもやるようになって、大体ベーシックな部分はなんとなく自分で操作できるようになってきて。で、ストリングスに関しては落合徹也(弦一徹)さんに赤ペン先生をやって頂いてるんですけど、今回の『new world』のアレンジも見てもらったら、タイトルの隣に「なかなか良いですよ」って書いてあって、自分としてもひとつ「来たかな」っていうのはあったんですよね。絶頂ではないかもしれないけど、わりと富士山で言うところの8合目ぐらいまで来てるんじゃないかと。だから『new world』はこれまでで一番豪華に聞こえる曲かもしれない。

−−歌詞も「もっと旅に出よう」「もっと飛び込んじゃおう」「もっと夢中になろう」と、たむらぱん史上1,2位を争うポジティブソングですよね。こうした曲をこのタイミングで出せたのは何でだと思います?

たむらぱん:この曲が出る時期だったり、ドラマ主題歌であること(詳細はこちら)だったりも影響してるんですけど、自分として明確なバランスを操作できるようになったからなのかなって。押し出していく自分と、そうはいかない自分。その両方を前より上手く出せるようになったというか。あと、この領域も出来るようにならないとダメだっていうのがあって。で、これがOKだったら、ますますいろんなところへ向かっていけるかなと。

−−なるほど。

たむらぱん:役者みたいに音楽をやりたくて、各曲によって、各シーンによって人が変わるというのがあたりまえのようになりたいと思っているし、今回みたいな領域にも踏み込めるんだったら、やがてそうなれるんじゃないかと勝手に思えたりしていて。だから、もちろん無いものは出せないけど、有るんだったら曲に出して存在させておきたいと思ったんですよね。

−−この『new world』から始まる新フェーズはどこへ着地するんだと思いますか?

たむらぱん:今回『new world』を放ったんですけど、そこからどこかに繋がるとかじゃなくて、また元の場所から違うモノを違う場所に放つって感じだと思うな。続きというよりは。だからまた違う山に登る。今回が富士山だったら……次は高尾山とか。

−−標高が下がっちゃいましたけど。

たむらぱん:下がっちゃいましたね(笑)。いや、そのときどきで質感とか、登る季節とか選んでいきたいという意味で。

−−そろそろ〆に入っていきたいんですが、今から5年前。メジャーデビュー当時には、紅白への出演を目標として掲げていました。それは今も変わらず?

たむらぱん:今も変わらずです。この前、地元でライブをやったので、余計に出たいなと思いました(笑)。

−−その為に必要なことって何だと思いますか?

たむらぱん:その為に必要なことは……もちろんいろいろあると思うんですけど(笑)、今回の『new world』みたいなことだと思いました。自分の中にいろんな要素があるんだとしたら、やっぱりそれをフルに使って、そういう機会に出逢える自分を作るっていうのは大事だなって。自分の中で「幸せそうなものが増える、楽しそうなものが増える為」というのが共通していれば、どんな雰囲気のものを作っても大丈夫だなって思っているので。

−−その結果、紅白に出られるような曲が生まれることもあるだろうと。

たむらぱん:そうそう。だから自分の可能性を自分で決めない。

Interviewer:平賀哲雄
Page Design:佐藤恵