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4.ひみつ |
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−−この『ひみつ』、めちゃくちゃ良い曲なんですよ。詞もそうなんですけど、静かにドラマティックで、恋する気持ちに盛り上がっていく描写が見事で。これは新境地だなと。熊木杏里、次行ったなと。それは自分でも感じました?
熊木杏里:感じましたね。全然ドラマティックでもないし、すごく気持ちを鼓舞してる感じでもないし、なんかこう距離がある中で想ってるというか。「気付いてちょ・・・」ぐらいな感じの。それが自分の趣旨だと思うんで。それで、まずは「恋愛一曲目」みたいなモノがすごく自分らしく出来たなって。無理がない曲が。
−−熊木杏里としてもそうだけど、ラブソングという括りがあるとして、その中でもすごく新しい曲だと思うんですよ。なんだろう?本当に「恋」について歌ってる曲なんですよね。
熊木杏里:そうですね。恋を歌ってます。恋してる自分が珍しかったんでしょうね(笑)。
−−いやぁ〜、でも本当に良いアルバムができましたね。
熊木杏里:ありがとうございます。とにかくすごく好きです!好きなアルバム。自分でも聴きたくなるアルバムというか。で、最後の方に行くに連れて、その気持ちの流れもすごく見えるし、それは決してなだらかではなく、いろんな浮き沈みがあるんですけど、その分、何回聴いても、いつも新しいみたいな。すごくその時々を切り取った、今現在をぎゅぎゅっと詰め込んだアルバムなので、もうとにかく早く聴いてほしいなって思います。
−−これだけのアルバムを作った今の状態なんですが、まだまだ歌いたいこと、届けたいこと、溢れている感じですか?
熊木杏里:溢れてますね。また今ね、すごく溜まってる状態なんです。「針刺さないと、そろそろ」っていう。『ひみつ』みたいな状態を発展させた曲も書いてみたいし。例えば、恋をしたときに、家に帰ってから「淋しいな」って思うことがあったり、初めて「対“人”と付き合うと、こういう気持ちになるんだ」って知ったり。そういった、ものすごく新鮮な気持ち、「なんだこれは?」って思うような気持ちを曲や詞に出していけたら、女子っぽさも出てくるかなって。女子ですけど。
−−ようやく(笑)。
熊木杏里:アハハ!最近、なんか、出てきた(笑)。
−−さて、アルバムのインタビュー毎に聞いてる質問なんですが、熊木杏里はこの先どうなっていくんでしょうね?
熊木杏里:たくさんライブをやればやるほど、いろんな気持ちをもらっていける自分かなって気付いたので、ライブをたくさんやっていくと思います。で、曲作りに関しては、あんまり思い詰めた感じじゃなくて、なんか、好きな人と一緒にいるときとかに思っていることとか、そういう感じのモノを生み出していけたらなぁって。そろそろ「熊木杏里、こんな人かな」っていうか、「熊木杏里でーす」って言える感じになってきたかなと思うので、それをどんどんいろんな人に知ってもらいたいなって思うし。あんまり固くならないで、やっていきたいですね。
−−あと、アルバム『私は私をあとにして』を引っ提げた、前回より長めのツアーが始まりますが、意気込みをひとつお願いします。
熊木杏里:「長いツアーだなぁ」って思えるぐらい、色濃いモノが出来ればいいなって。8月のツアーはあっと言う間な感じがあったので、今回はひとつひとつどっぷりやってみたいな。で、どっぷりした後、だらだら飲んでもいいかなぁ?ぐらいの(笑)。
−−(笑)。
熊木杏里:どっぷりした感じで行きたい。そこであぐらかいて座っちゃうぐらい。じっくり現在の自分を見ながら、現在のライブの状況と向き合いながら出来れば良いですね。あんまり無理のない感じで。「時間がゆっくり流れた感じで終わったね」っていうライブが各地で出来ればいいなぁ。内容的には、ドラムというか、リズムも入るので、広がりを持って出来るかなって。楽しみです。あと、ライブに来てくれる人には、どんどんアルバムを聴いてもらいたい。アルバムをライブで、生で歌いますから。
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