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去年2003年、ギター・田渕ひさ子の加入で3人から4人となったbloodthirsty butchers。彼らの活動の中でも2003年というのはとても大きな変革の年であり、重要なターニングポイントであったことは間違いない。しかし、彼らはとても自然に、そして前向きにこの出来事をとらえ、目の前にある1つ1つのライヴ、そして作品と向き合ってきた。今年、2004年3月3日にリリースされる今作『birdy』は4人となった彼らの初のフルアルバムであり、これまでと何ら変わりない着飾らない素直な彼らの感情が込められた楽曲たちが収録されている。音楽、ロックに対する彼らの真面目な姿勢が垣間見ることが出来るスペシャルインタビュー是非、お楽しみ下さい。 × Takeshi Enomoto ![]() 「birdy」 01.JACK NICOLSON 02.birdy 03.friction 04.sunn 05.walkman 06.love supreme 07.bandwagon 08.discordman 09.rat music for rat people 10.荒野ニオケルbloodthirsty butchers 2004.3.3 in STORES COCP-50776 \3,000(tax.in) (C) columbia music entertainment http://www.riverrun.co.jp/bloodthirsty_butchers/ ◇このCDを購入、 または過去の作品を知りたい方はこちらまで◇ ![]() |
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−続いて4曲目「sunn」ですが、これはどういった作品ですか? Y:“太陽”とか“日照り”とかいうところから持ってきてるんですけど、これはちょっと難しい話で・・・。言って(田渕にふる)!田渕お気に入りの曲です。 T:良い曲です(笑)。 Y:この曲についてはすごいマイナスの要素があるんですよ。アイドル歌手が言っているような歌詞なんてどうかなっていうような・・・。自分に置き換えて考えてみても“アーッ(ショックの声)”っていうようなものもあったと思うんだけど。どうしようもないことも世の中にはたくさんあるわけで・・・。 −吉村さんの書く数々の詞はどういった状況、心境の時に生まれてくることが多いですか? Y:心境はですね、曲が出来てからというのが多いですね。出来た曲に乗ってて、どこかで出てくるんでしょうね。曲を作る上でのキーワードは、曲作りの中で1個だけ出てくるんですけど。 −5曲目「walkman」ですが、この曲は? Y:着ているものはピシッとした洋服とかではなくて、どちらかというとヨレヨレのロックTシャツだったりするわけですよ。ウォークマンを外したら現実に戻るわけで、それ聴いていて思うことはたくさんあるんじゃないのかなということですよね。 −6曲目「love supreme」。これは同じ歌詞がずっと反復する曲ですが、今作の中でも他の曲とは少し違う色が出ていますよね? Y:これはそうですね。過去に原曲があって、それをバンドでやってみようかということで。意味としては“最高の愛”とか“愛する者”ということですね。タイトルに“A”が付けば、ジョン・コルトレーンの「A love supreme」になるんですけど、あの曲もその唯一の歌詞しか言ってないんですよ。“なるほどなぁ〜”っていう、結果的にそうなったんだけどね(笑)。 −7曲目「bandwagon」。この曲っていうのはbloodthirsty butchersの“音楽”に対する気持ちみたいなものが入っているんですかね? Y:“ロック”、要は今を一生懸命に生きているわけで。“芸術”、そんなに改まったものじゃないなって言う。芸術には憧れてるのかもしれないけど、そんことは語れないなというところですかね。今できることはこれしかないし、去年の2003年の活動もそうだったんだけど、そこは素直に歌詞に出ています。憧れの存在は“ジミー・ヘンドリックス”であったり、そういう想いはずっと変わらないわけで。 −去年の流れがあって、ここでこの曲が生まれてきた心境というのは? Y:始めにあった今作のコンセプト“映画”というものから、そういうものにとらわれない着飾らない素直な自分を出そうみたいな方向に流れていくというか。 −8曲目「discordman」。これはどういう作品ですか? Y:この曲は『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』の時に既に出来上がっていた曲で、音源にはしてなかったんですけど。 −もしかしたら『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』に収録されていたかもしれない曲ですか? Y:入る予定だったのかもしれないですね。そこから外れた曲というか、ライヴではやっていたんですけど。歌詞も『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』の時に出来てたんですよ。 −とてもゆったりした曲ですけど、内に秘める何かを感じる作品ですよね。 Y:恐ろしいくらいのパワーがあるんですよ。bloodthirsty butchersの中に変わらずにある音圧感というか。 −9曲目「rat music for rat people」。これは完全なインストの曲ですが、どういった作品ですか? Y:タイトルはハードコアのオムニバスからとっていて、あと自分がネズミを飼ってるからという単純な理由でつけたんですけど。bloodthirsty butchersの楽曲制作スタイルとして俺が現場で一気に作るスタイルと、みんなで作るスタイルと、メンバー1人、1人が作りこんでくるスタイルとあるんですけど、今作は射守矢がかなり作りこんできた作品でもあって。“こういうやり方もあるです”という過程を表現したというか・・・。 I:僕はベースなので、イメージを音で表現するというようなことは出来ないし・・・とにかく音を追いかけるんですよ。ベースを弾きながら分かりやすいメロディ探すというか、“出たとこ勝負”ですよね。それで組み立てていったんですけど、だからイメージは全てあと付けですね。 −“出たとこ勝負”っていう言葉がでましたけど、とてもスムーズな楽曲の流れを感じるんですが。 Y:構成は崩せないんですよね。偶然乗れると良いんだけど、乗れないと非常に作るのに時間がかかるんですよね。でも、そこを隠さず出すっていうスタイルもbloodthirsty butchersにはあって、そこを少し利用したんですけどね。作り込むようなインストの曲ではなくて、本当にバンドでやってるそのままの姿が表現された作品になってます。 −そして、このインストの流れを組むようにラスト10曲目「荒野ニオケルbloodthirsty butchers」に入っていくわけですが、この作品は2003年1月29日の『荒野ニオケルbloodthirsty butchers』とまったく同じタイトルが付いていますね。 |
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