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作品を出す毎に評価とセールスを高める活躍をみせ、シングル『シャングリラ』のスマッシュヒットという最高の形で2006年を締めくくったチャットモンチー。もはやその魅力を語るまでもなく、“名前を耳にすれば「ああ、最近気になってたんだ」と答える率”がハンパない彼女たちが遂に4月18日、2007年第1弾リリースとなるシングル『女子たちに明日はない』を発売する!
という訳で今回はメンバー3人を迎え、ここまでの軌跡についてやお互いの詞世界について、そしてもちろんシングルの詳細についてまで、余す所なく(多分)語ってもらいました!
PAGE1 2006年の活躍
−−チャットモンチーにとって2006年は非常に重要な1年になりました。
橋本絵莉子:もの凄い濃かったです。東京に出てきたのも2006年だし、アルバム発売、フェス出演、全国ツアーと、本当に色んな初めての事に埋め尽くされていました。
高橋久美子:夏にアルバム『耳鳴り』を発売できたから、『シャングリラ』や『女子たちに明日はない』を作れたというのがあって。あのアルバムは私たちが徳島でやってきた時からの集大成となる、自分たちの根っこの部分だと今でも思っているから、念願の物が出せたという想いがありますね。
−−皆さんは昨年、徳島から上京(※1)してきましたが、違いを感じる所はありますか?
福岡晃子:音楽に対するお金のかけ方が違いますよね。情報も早いし欲しい物もすぐに手に入る。徳島ではライブに行く人も限られてたんですよ、いつも同じ面子で。だから逆にそういう人たちの音楽に対しての想いは強いとも思います。
高橋久美子:やっぱり音楽が近くなりましたね、活動しやすくなりましたし。徳島で描いていた物が東京にはいっぱいあって、それがどんどん叶っていく。周りの方のサポートももちろんありますし、そういう大きな道をドーンッて作ってくれたのが東京ですね。
−−正に『東京ハチミツオーケストラ』(※2)ですね。橋本さんは?
橋本絵莉子:単純に人が多いっていうのがありました。何をするにも徳島の何倍もの人がいて、人の集まりをいつも感じてました。なんか人とぶつかったりするのも、気にしなくなりますよね。
あと、あの、駅のホームの風の強さは何なんですか?
(一同爆笑)
高橋久美子:そうだそうだ!
橋本絵莉子:三軒茶屋が本当に強くて、カドを曲がる時に息を吸ってから進みます、風で「ウッ!」ってなるから(笑)。あれは何なんだろう?
−−確かに地下鉄は風強いですよね(笑)。そして2006年の秋に発売したシングル『シャングリラ』は、以前からライブでは演奏していましたが、非常に抜けの良いアレンジで、ひとつあか抜けたという印象がありました。
高橋久美子:アレンジを変えたのはサウンドプロデューサーにいしわたり淳治さん(※3)がついてくれらからだし、東京と徳島を行き交っていた頃のアレンジなので、あか抜け感はありますよね。アルバムの中の曲とはちょっと違うと思います。
−−実際に『シャングリラ』は大きな話題(※4)となり、チャットモンチーの名をより広めるきっかけになった楽曲になりました。そういう認知度の変化はライブやフェスにも影響を及ぼしたと思いますが?
高橋久美子:それまでは様子を見に来ているお客さんとかも多かったんで、「見とけよ………、やってやるから見とけよ!」なんて挑戦的にやっていた所もあったんですけど、今はもっと暖かい雰囲気ですよね。本当に楽しみにして来てくれているっていうのが凄く伝わってきますから、「期待に応えたい!」って思うようになりました。
橋本絵莉子:【耳鳴りツアーなり〜2006秋〜】をやった時に、どんどん自分たちの中に『耳鳴り』の曲が入ってくるというか………。自分たちから出た物でも、もう一回入ってくるし、お客さんも聴いてきてくれているから分かっているし、ひとつの曲をみんなで共有する。その時間を一緒にする感覚というか、楽しみ方が分かってきましたね。
−−ではライブにおけるチャットモンチーの1番の強みは?
福岡晃子:「バンドをしたい」と思わせられるバンドって所ですね。やっぱり「チャットモンチーは私たちがココまで打ち込めるバンドなんです」みたいな感じで、自信を持ってやっているし本当にライブが好きなので。
高橋久美子:全部3人で納得して作ってきた曲なので、それを聴いてもらうっていうのは怖い事でもあるけど、やっぱりコッチが自信を持ってやらないとお客さんにも受け入れてもらえない。せっかく作った曲たちを完全な形で、100%でやらないかんな、と思います。
よく「何でそんなに自信があるんですか?」って言われるんですけど、根拠のない自信というか、その部分だけは東京に来る前からずっと変わらない所だと思うんですね。お客さんが少なかった時から「絶対に大丈夫!!」って自信があったから、それにお客さんがついてきてくれているっていうのが凄い幸せです。
橋本絵莉子:耳を埋めるような轟音というか、大きい音を3人で出したら怖い物なんてないじゃないですか。そういう自信かな、ライブは。
だから小さい音だったら不安になると思うんですけど、全部が一生懸命に最高の音を出してやる!っていう………、後に退けんくらいの感じがやっぱり、強みです。
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