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Every Little Thing インタビュー

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http://www.avexnet.or.jp/elt/
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ALBUM
『Crispy Park


2006.8.9 RELEASE
【CD+DVD】 AVCD-17988/B
\3,990(tax in)
【CD】 AVCD-17989
\3,059(tax in)
avex trax

01.ハイファイ メッセージ
02.スイミー
03.風待ち心もよう
04.雨の鳴る夜、しずくを君に
05.恋文
06.スカーレット
07.SWEET EMERGENCY(Instrumental)
08.あすの心
09.きみの て
10.いずれもROMANTIC
11.azure moon
12.I MET YOU(Instrumental)
13.good night


Every Little Thing レビュー
『Crispy Park』
Every Little Thing
インタビュー
『azure moon』
Every Little Thing
ライブレポート
【every little thing commonplace tour
2004-2005】
 
Interviewer:平賀哲雄

−−ただ今作、ただ単純に心地良かったり、ほっとしたりするだけではなく、『azure moon』や『good night』のようなすごく強い想いを響かせている曲もあって、しっかりと胸に残るアルバムになっているのがすごく今のELTらしいと思ったんですが、自分たちではどう思われますか?

持田香織:想いをちゃんと大切に伝えるようになってるとは思いますね。

伊藤一朗:いわゆる“ポップス”って、音的にも耳当たりが良くて、右から左へ流れてしまうモノだったりして、それはそれで心地良いんですけど、やっぱりメッセージ性とかとは全く違うところじゃないですか。詞を書いて歌うとか、そういう要素があるんだったら、想いみたいなモノがね、徐々に入っていった方がいいかなって思いますね。

−−ちなみに今作『Crispy Park』というタイトルにしようと思ったのは?

伊藤一朗:アルバム制作が佳境に入って、おぼろげに全体が見れたときにタイトルを考えるんですけど、“Crispy”っていう言葉を僕が使いたくて。ミュージシャンが言う“Crispy”っていうのは、チューニングしているときに「もっとカリッとした音にしたいんだよな」ってときに使う言葉なんですけど、とにかく気に入ってた単語で「それいいね」って言われるまで、ずっと“Crispy”って言い続けてたんですよ(笑)。で、いろんな曲調があるアルバムなので、例えば、大きいアパートメントみたいに、白人の人が住んでたり、黒人の人が住んでたり、悪い人が住んでたり、弁護士さんが住んでたり、そういう場所をイメージさせる言葉を探してて、それで出てきたのが“Park”っていう言葉で。

−−その話にもリンクしてくるところなんですが、前回のインタビューで「(アルバムの様々な収録曲を)トータライズして聴かせるというのは骨の折れる作業ではあるんですけど、それだけやり甲斐もある」と、一朗さんが言っていたんですが、その点はすごく上手くいったアルバムなんじゃないですか、『Crispy Park』は。

伊藤一朗:今回はシングルで重厚なのが出ちゃっていたので、逆にもっとチープなモノとか、全く違う国籍のモノだとか、そういうのをトータライズするために多く必要とした気がしますね。今まではトータライズするのにわざと同じ音色のトラックを各曲に入れるような苦労があったんですけど。

−−では、そんな『Crispy Park』の収録曲について触れていきたいんですが、まず序盤は軽快で前向きな曲が続きます。『ハイファイ メッセージ』『スイミー』、いずれもアッパーな曲ではありますが、やわらかさ、ぬくもりがしっかりとそこにある楽曲になっていますよね。今のEvery Little Thingにとって、そこはどんな曲調であっても崩さないというのがひとつテーマとしてあったりするんでしょうか?

持田香織:「すっごい優しくしよう」みたいな取り決めは特にしてないんですけど(笑)。

伊藤一朗:多分意識しないでも出ちゃうんでしょうね。例えば、ファンクロック系の曲とかやってるんですけど、やっぱり彼女が歌うと丸くなるんですよね。過去にギャルバン(女の子のバンド)とか見てて、同じノートで同じ編成で演奏してるのにやっぱり柔らかいんですよ。おんなじボリュームでやっても。そういう意識しないで出るやわらかい感じはありますよね。狙っちゃうとまたすごいわざとらしい、聴いてて恥ずかしいモノになっちゃいますからね。

−−ちなみに『ハイファイ メッセージ』は、どういったイメージを膨らませて作っていった曲なんでしょう?

持田香織:「楽しむ」ってなかなか口で言うほど、すごく簡単なモノではなかったりすると思うんですよ。楽しんでるときは楽しいんですけど、やっぱりそこに行くまでの何かが必ずあったりする。で、『ハイファイ メッセージ』は、ちょうどみんながそこに行けたところだったんでしょうね。私も詞を自分で書きながらテンションが上がっていくみたいな(笑)。「すごいの出来ちゃったんじゃないの」ってテンションになって、歌入れも普段はわりと時間が掛かる方なんですけど、楽しんで早く出来ちゃったりして。そういうのはやっぱり雰囲気だったり、言葉が放つパワーだったり、テンションっていうのが大事ですからね。

−−『スイミー』も今の話と同様な感じで出来ていった曲?

持田香織:そうですね。あと、以前『commonplace』というアルバムで『water[s]』って曲を書いていただいた早川大地さんという方がいらっしゃるんですけど、その曲は今でもライブで歌うような大事にしている曲なんですね。それで今回も「書いていただけないでしょうか?」とお願いしたら、書いてきてくださったのが『スイミー』なんですけど、ちょっと懐かしいような、キラキラした感じがして、良いですよね。

−−続いて新曲『風待ち心もよう』。この曲調は、ジャズの要素も入っていたりして、今までEvery Little Thingにありそうでなかった感じなのかなって思ったりもしたんですが。自分たちではどう思われますか?

持田香織:いつもライブで一緒に演奏をしてくれているマッシーというキーボードの方がアレンジしてくれた曲で、彼は『ACOUSTIC:LATTE』でも『ささやかな祈り』のアレンジをしてくれてるんですけど、ああいうちゃんとポップスの要素もあり、ジャズっぽい雰囲気も出るような感じが聴いてて「すごい良い」と思って。何かを掻き立てられるような気持ちになります。

−−この曲って、とても切ない内容の詞だと思うんですけど、曲調も歌い方も前向きで、逆にそれがすごく胸に響くというか、想いを重ねられる曲になってますよね。涙を浮かべながらも笑っている感じ。実際にその辺は意識して作られた感じなんですか?

持田香織:わざと逆を行くみたいなことではなかったんですけど、私にはこの曲が明るいのに切なく聞こえていて、頭の二行の歌詞が浮かんできてしまったんですよね。なのでそういった世界観になってしまったんですけど、それがわりと今の自分の感覚に近くて。

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