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福原美穂 インタビュー

Single

『HANABI SKY』
2009.06.17 RELEASE
[初回盤(CD+DVD)]
SRCL-7043/4
\1,575(tax in.)

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[通常盤(CD)]
SRCL-7045
\1,223(tax in.)

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01.HANABI SKY
02.La La La FIGHTERS
03.I Wish I Was A Punk Rocker(With Flowers In My Hair)
04.HANABI SKY(instrumental)
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福原美穂アーティストページ
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 今年の春に初の全国ツアー【RAINBOW Tour 2009】を敢行し、自身の音楽に対する基本姿勢が“ありのままの自分で歌うこと”を再認識した福原美穂。故に今回リリースされるニューシングル『HANABI SKY』には、これまでにも増して素直な彼女の想いで溢れかえっている。今回のインタビューでは、大好きなあの人を忘れられない22才のリアルな女心を歌い叫んだタイトルトラックをはじめ、すべての収録曲に込めた想いをとにかく赤裸々に語ってもらった。

−−この春は初の全国ツアーがありました。まずどんなツアーにしようと思って臨みましたか?

福原美穂:初ツアーなので、私のライブを初めて観る人が多いと思って、爆発したステージをやっていきたいと思いました。あとはツアーを廻っていく中で「すごく素の福原美穂を見てもらえたらいいな」って思って、普段の自分を出したら「喋りすぎだ」って言われたり(笑)。

−−今までのライブとの違いとか感じていたら聞かせてもらえますか?

福原美穂:ワンマンライブのお客さんはしっかりと私の曲を聴いて来てくださってる方たちなので、一緒に歌ってくれたりとか、泣いてくれたりして。その露骨に感情を出してくれている姿をステージ側から見られるっていうのは、すごく幸せでしたね。

−−バンドメンバーとも良いグルーヴを出し合ってましたよね。親戚の方もいましたし。

福原美穂:そうですね(笑)。本当に忙しいミュージシャンの方ばかりだったんですけど、移動日も一緒に過ごしてくれたので、ひとつの公演が終わる度に意見交換をして、それを次の公演に生かしていくことができたんです。そうやって自分が考えていることをすぐに話せるっていうのが、すごく楽しかった。今まで話せなかった照明さんやPAさんともコミュニケーションを取る時間が取れたので、マイクの使い方ひとつから勉強になりましたし。

−−僕は4月20日 赤坂BLITZの追加公演を観させてもらったんですが、なんかね、日本じゃないみたいだった。すげぇナチュラルだったんですよね、MC時の佇まいも音楽の在り方とかも。

福原美穂:みんなもちろん歌を聴きに来てるんですけど「私に会いに来てくれてるんだな」ってすごく感じて。それを各公演ごとに受け取っていく中でMCも「普通で良いんだ」って思えるようになったし、会場がみんなの声をしっかり聞き取れる場所ばかりだったので、普通に部屋で喋ってるみたいな感覚になったんですよ。

−−また、終盤に掛けて気持ちがどんどん前に出ちゃう感じとか、自分では喉の調子が悪かったとか言ってたけど、最終的に気持ちだけでめちゃくちゃソウルフルな声を出してましたよね。特にアンコールで聴いた『ANYMORE』は会場中のみんなの想いが溢れてる感じで、とても心地良かったです。

福原美穂:アルバム『RAINBOW』を作っていく中で『ANYMORE』はキーになった曲で、あの曲があったから自分がちょっと見えて、それでアルバムも完成させることができたんですよ。それで今回のツアー2日目の福岡公演が終わった夜、ご飯をみんなで食べてるときにPAの人が「美穂ちゃんにとって『ANYMORE』が一番伝えたいことなんだなって僕は思った」って。それを聞いてから臨んだ大阪公演から自分の意識が変わったんですよね。すごく良い意味で肩の力を抜いたライブをやることができて『ANYMORE』もすごく盛り上がったんですよ。もちろん毎回100%の気持ちではやってるんですけど、心持ちひとつでこんなにも変わるのかって思いました。

−−最後に『優しい赤』を弾き語りで歌ったのは、どんな想いから?

福原美穂:デビューの前後は弾き語りでよく歌っていたんですよ。ただイベントがほとんどだったので、30分のステージの中でそれをひとつ挟むことに違和感があって、ある時期からやらなくなったんです。それからはバンドバージョンかアコースティックギターの人と一緒にやるようになって。でも今回はワンマンなので「アンコールにひとりピアノの弾き語りで絶対に歌いたい」っていう想いがあって。いろんな意見はあったんですけど、あのスタイルで歌わせてもらいました。

−−そしてすべてを歌い終えた後に「1年前は想像してなかった世界です。本当にありがとうございます」と口にしていましたが、あの瞬間はどんな気分でした?

福原美穂:そんなこと言ってましたね! あの日は体力的には万全じゃなくて気持ちだけで本当に突き進んでいったライブだったんですよ。だから後半の記憶が全く無くなってて、今の話を聞いて「言った!」って思い出したました(笑)。でもあの瞬間は「こんなにたくさんの人が観に来てくれたんだ」って感極まってしまって。あの人数を前に『優しい赤』を弾き語りで歌えたのは、すごく気持ち良かったですね。

−−あの日も「ズンズン攻める体勢でいきたいと思います」と言ってましたけど、今はどんな心境ですか?

福原美穂:いろんな意味での決着じゃないですけど、デビューして1年経って少し気持ち的にラクになったんです。これまでは本当にたくさん見なきゃいけないモノや学ばなきゃいけないことがあって、その中で流されてしまうこともたくさんあったし。そこはまだまだこれからもたくさんあると思うんですけど、この1年でちょっと分かってきたこともあって、福原美穂としての意見が前よりもどんどん出てくるようになったんです。そういう意味でも、今回の5枚目のシングル『HANABI SKY』では、デビューしてからの自分を初めて見せられるのかなって思います。この1年間はデビューする前からずーっと制作していたモノを発表してきていたので。

Interviewer:平賀哲雄
Page Design:梅原直也