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−2005年はGRAPEVINEのニュースを目にする事が多いですが、まず最初にスキマスイッチの作品への参加がありましたよね。あれはどういった経緯で実現に至ったコラボレーションだったんですか?

田中和将(以下T):あのう・・・向こうから(笑)。

亀井亨(以下K):全然面識なかったんですど、向こうが作ってる曲があって、「その曲はGRAPEVINEでやったらすごく良くなるんじゃないか」っていう話になったらしくて、それでやらしてもらいました。


西川弘剛(以下N):昔からずっとあった曲らしいんですけど、何回か今までも録ってみたりしていたらしいんですよ。でもしっくりこなかったらしくて、一回ギターを入れてやってみたかったらしく、声をかけてもらった感じですね。


−それまではスキマスイッチの曲を聴く機会はあったんですか?

T:いや、ほぼなくて。でもね、なんとなく知ってたんですよ。何度か顔を合わせたこともあって、「好きです」って言ってくれてたのもなんとなく憶えてて。で、実際に一緒にやってみたんですけど面白かったですね。

K:好きにやらせてもらったんで、楽しくできましたね。バンドで「せーの」で録ったことがないって言ってて、エレキギターが入ることもあんまりなかったらしく、向こうも新鮮みたいでしたよ。


−仲良くなれた感じですか?

K:なんか電話番号とか交換してたよな(笑)?

T:交換はした。これからですけど(笑)。

K:「麻雀が好きだ」って言ってたから「麻雀に誘おうかな」って(笑)。

T:この夏、一緒にライブするんですよ。なので、もっと仲良くなれるんじゃないかな?

−対バンと言えば、Stereophonicsのジャパンツアーのフロントアクトを務められましたけど。

T:いやぁ、嬉しかったです。好きなバンドだったので。

K:時間は30分だけやったんで、ほとんどStereophonicsを観に行ったぐらいの感じでしたけどね。

T:あっという間でした。

K:お客さんはそんなに冷たい目で観てる感じではなかったですね。思ってたより温かかったです。


N:「すごくアーシーなバンドと対バンしないか?」って、マネージャーが。「リハーサルまで2週間ぐらいしか時間がなくて、急いでやらなきゃいけないんだけどやるか?」って言われて、「いいですよ、誰ですか?」って聞いたらStereophonicsだったんですよ。

K:なるほど、アーシーなバンドねぇって(笑)。

N:ライブはそれほどアーシーじゃなかったですけどね。カッチリしてますよ。


−Stereophonicsみたいな海外のバンドと今後も機会があったらやってみたいですか?

T:そうですね、機会があればいいですね。


−例えば、今度ストーンズのワールドツアーがありますけど、フロントアクトの話がきたら?

T:それはないでしょう(笑)。もしもそれがきたら一生の思い出作りとして是非やらせて頂きたいですね。すべての仕事を蹴ってでも(笑)。

K:ストーンズとかだったらドームとかでやるわけや?それならちょっとやってみたいけどね。

T:でも、俺らがやることなんてどうでもいいですけどね(笑)。ストーンズからお声がかかった時点で!

−去年末のクラブサーキットでは、そのストーンズの『FINGERPRINT FILE』をカバーしてましたが、あれをミックやキースに「聴かせてみたい!」っていう願望は?

T:ないですよ(笑)。

K:しばかれそうや(笑)。


−あの曲をやろうと思ったのは単純に好きだったからですか?

T:ストーンズってね、ホーンのトーンが世界一個性的なバンドやと思うんですよ。あの人らの曲ってあの人ら以外がやるとカッコ悪くなるんですよ。だから「以前からやりたいな、やりたいな」とは思ってたんですけど、なかなか上手いことできなくて。でも、たまたまあの曲はちょっとやれそうだったんで。

−実際にやってみてどうでした?

K:その時のツアーのメニューがわりとカッチリ演奏せなあかん曲が多くて緊張感あったんですけど、あのカバーの時になったらハッと楽になりましたね。急にボルテージが上がるっていう位置でしたね、あの曲は。人の曲やいうのもあったし、アッパーな曲やったんで。演奏自体もやり甲斐ありましたね。

 2005年上半期のGRAPEVINEは例年にも増して話題が多かった。ジャンル的には畑の違うスキマスイッチやつじあやのの作品にバンドとしてゲスト参加したり、あのステレオフォニックスの来日公演のフロントアクトを務めたり、田中がTHEATRE BROOKのリリースパーティーに参加したり。そして下半期。まず手元に届いたGRAPEVINE待望のニューシングル『その未来・アダバナ』を聴いて感じた深みあるところから溢れるエネルギー。その平均185BPMの史上最速シングルで膨らんだ期待以上の内容であったニューアルバム『deracine(デラシネ)』。共に一切の死角なし。「ロックの金字塔 MADE IN JAPAN!!」と、レコード会社がつい訴えたくなったのも納得できる。これだけの新作を引っさげた全国ツアーがどうなるのか実に楽しみなところだ。
 このインタビューからは実にマイペースに音楽活動をしているGRAPEVINEを感じられると思うが、一ファンの立ち位置から言わせてもらえば、このまま2005年はGRAPEVINEイヤー!常に彼らに対してドキドキワクワク、興奮と感動を覚える一年になることは間違いない。

対談

GRAPEVINE
×
Tetsuo Hiraga


7th ALBUM
「deracine」

01.13/0.9
02.その未来
03.少年
04.Virus
05.Rew
06.放浪フリーク
07.Kingdom Come
08.それを魔法と呼ぶのなら
09.Graveyard
10.スカイライン

PCCA-02167
¥2,940(tax in)

2005.8.24 in STORES



NEW SINGLE
「その未来/アダバナ」

01.その未来
02.アダバナ

PCCA-70118
¥1,050(tax in)

2005.7.20 in STORES

GRAPEVINE オフィシャルサイト>
http://www.grapevineonline.jp/

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または過去の作品を知りたい方は
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−そんなストーンズとの対バンも実現してほしいなとファンとしては思ったりしますけども、逆に今までやってきた対バンとかで印象に残っているのは?

K:昔、エリオット・スミスと一緒にやらせてもらいましたけど、あれは印象に残ってますね。亡くなってしまいましたからね。

−そうですよね、THE STREET SLIDERSとかもあの時期にやってなかったら。

T:あれもやれてよかったですよね。

K:解散しましたからね。

T:THE STREET SLIDERSに関しては、僕はギターを始めたキッカケだったぐらい好きだったんで、夢が叶った感じでしたね。

−そんな大物との共演もこれまでありつつ、最近だと、すごく意外なところで、つじあやのさんの新曲でコラボレーションしてましたよね。あれは根岸さん繋がりで?

T:それもあるし。

K:つじさんのマネージャーと飲み友達だったんですよ。あと、FTK&Kっていう僕らが別でやっているカバーバンドがあるんですけど、それで仙台のライブに出た時にあやのちゃんと一緒だったんですよ。その打ち上げで飲みながら「一緒にできたらいいですね」みたいな話をして。


−つじあやのであのギターイントロは結構衝撃でしたが、実際に一緒にやってみてどんな感じでした?

K:あやのちゃんってウクレレのイメージじゃないですか?なので、「あのギターのアレンジで大丈夫なのかな?」ってちょっと心配しましたけどね(笑)。

T:現場としては根岸さんと長い事一緒にやったりしてますし、エンジニアも何度か仕事をしている人だったんで、わりと慣れた感じでやれたんじゃないかと思います。

N:根岸さんはプロデューサーなんで、僕が好き放題やってもダメなものはダメって言ってくれるし。何も心配せずに僕はやれましたね。歌いやすいか歌いにくいかは心配しました。自分たちのバンドだったら平気でやるけど。


−つじさん自身はどんなリアクションでした?

N:「いいです!カッコイイです!」って(笑)。

T:あやのちゃんもライブでエレキギターが入ったりすることがないらしくて、リハーサルを二日ぐらいやったんですよ、一曲やるのに。みんなで音を鳴らしてて、結構新鮮やったみたいですけど。

−彼女のステージであの曲を再現する可能性っていうのはありますか?

K:どうなんでしょうね?シングルですからね。やりたいと思ってるかも知れないですね。でもステージ上にバァーってフルセットが並んでて、その1曲でしか出てこないっていうのも(笑)。

N:やるのなら違うところに来てもらうとか。

T:もしくはあらかじめやるように他の曲とかもアレンジしておくとか。やるためには考えなければいけないことがいくつかありますね(笑)。

−あと、新作の話に入る前にもうひとつ、THEATRE BROOKのリリースパーティーに田中さんが参加したそうですね?どんな曲をやったんですか?

T:ビー・ジーズの『ステイン・アライブ』。さっき話に出ていた仙台のイベントで、THEATRE BROOKとセッションしていて。今回、「ダンスクラシックが裏テーマだから、是非あれを歌いに来てくれ」って。タイジさんも「ワイルド・チェリーもやれ」って言われて、『プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック』のフレーズを弾いてきました(笑)。

−タイジさんとは結構交流があるんですか?

T:最近そうやって結構呼んでくれるようになりましたね。

−昔、田中さんが出された本で、佐藤タイジさんの名前がチラホラ出てきてたので。

T:もうすごく大好きで。個人的に「すごく好きだなぁ」と言っていたら、「好きだ、好きだ」と言ってたら実現するもんで。

−ストーンズも是非、好きだ好きだと言っていたら(笑)。

T:いや〜それは、多分チャーリー・ワッツには届かないでしょう(笑)。

−それでは、本日のメインの話なんですが、ニューシングルとニューアルバムが今年の夏にリリースされるということで、まずはニューシングルからお話をお伺いしたいんですけど、『その未来』は今回平均185BPMということで“史上最速”なんて書かれたりしてますけど、この曲は最初からそういう感じにしようと思っていた曲なんですか?

T:そうですね、「アッパーな曲をシングルにしよう」っていう話はしてたんですけど、今までシングルでアッパーなやつってほぼなかったんで、ライブの後半とやる勢いのある曲の塊の中に入れられるシングルを作りたいって思って。



−実際にライブでやってみるとどうですか?

T:イベントで何回かこの曲は演奏したんですけど、なかなか評判良いですよね。

K:もうちょっと続けてやってると、上手くなるかもしれない。やっぱり難しいですよ、速いと。


−ギターとかも大変だったりします?

N:それなりに。

−歌い入れはどうでした?ライブの田中さんに近い感じの声が出てるなと思ったんですけど。

T:そうですね、そういう意味ではこの曲は比較的やり易かったかもしれないです。

−ちなみに、この曲は亀井さんが持ってきたわけですけども、その時に田中さんと西川さんはどんなリアクションをされたんですか?

K:展開がすごく多いので、一聴した感じで「すごく複雑やなぁ」と。ただ、そもそも「アッパーな曲をシングルにしよう」という話はあったので、「これはすごくいいかなぁ」と。

N:最初のリフをちゃんと聴かせられれば、「ほぼ成立したも同然だなぁ」と思いましたね。


−詞に関しては、この曲はどういうテーマなんですか?

T:一見ポジティブな感じにしようと思って、でもよく読むとそうでもない(笑)。そういう感じにしたかった。曲がすごく疾走感があるから、詞はちょっと空回りするぐらいに、「前のめりな感じの歌にしたいなぁ」と。

−この曲のPVの撮影はどうでした?

T:仕上がりは新鮮でしたね。

K:演奏シーンのみなんで、ずっと演奏しっぱなしなんですよ。それはしんどかったですね。筋肉痛になりました。映像にエフェクトをつけるので、動きをつけないとあまり意味がないから、ちょっと気持ち大きめのアクションで演奏しなければならなくて、すごくしんどかったです。


−あれって何テイクぐらい演奏したりする感じなんですか?

K:昼からやって夜の10時ぐらいまで。10テイク以上はやってますね。

T:それを、頭からケツまで丸々撮るのもあれば、一部分だけを撮るのもあるので、かなりたくさん演奏してるんじゃないですか?

−PVとかって結構アイデアを言う方だったりするんですか?

T:PVとかアー写とかジャケ写に関しては、本当によく分からないんですよ(笑)。だから監督さんに音を聴いてもらってイメージしてもらうとか、ジャケ写に関しても長い事やってもらってるデザイナーさんなんで、僕らのことをよく分かってもらってると思うんで。お任せしてますね。

−今回のアーティスト写真はどうですか?かなり斬新で、某誌でも取り扱われていましたけど(笑)。

T:「なんじゃこりゃ?」みたいな感じで。まさかそんなことになってくるとは思わなかったんですけど。

K:「アーティスト写真を撮る」って言って、すごく遠いスタジオまで撮りに行ったんですけど、出来上がってみたら落書きだったんで、ビックリしました(笑)。

T:でも、面白かったので。

−続いて、カップリング『アダバナ』。このタイトルはどういう意味の言葉なんですか?

T:よく言うじゃないですか、時代のアダバナとか、求められてない感じで。そういう感じですね。

−全部カタカナにしてしまったのはノリですか?

T:そうですね、歌詞の内容もひどい感じなんで、あんまりそれが伝わらないようにしたし、「アダバナをカタカナで書こうか」っていうアイデアから始まったので。あと、この曲、実は『Everyman, everywhere』の時に一緒に録ったんですよ。ところがあのミニアルバムにさすがにこれは入れられないので、置いておいたんですけど。たまたま『その未来』のカップリングにすれば速いシングルが出来上がるだろうということで。

−ここまで速い曲っていうのはこのシングルの曲が1位2位ぐらいだったりするんですか?

T:厳密にBPMで言うと1位ではないかもしれない。ただ、聴感上、すごく速く聴こえる2曲ではあるという感じですね。

K:『アダバナ』は実際、自分らで演奏してて1番速い、1番しんどい。ドラムだけかな、それ。


−でもバシッと決まれば?

K:まぁ、バシッと決まれば気持ち良いハズですよね。

−バシッと決めるのがまた難しい?

K:要練習ですね。

−そして、このシングルの後にはアルバム『deracine(デラシネ)』がリリースされるわけですが、「ロックの金字塔 MADE IN JAPAN!!」と紙資料には書かれてます。これぐらいのことを書かれてもいいぐらいのものが出来たという自負は?

T:ロックの金字塔かどうかは分からないですけど(笑)、良いアルバムが出来たなとは思います。

−このアルバムが出来上がって聴いた感想をそれぞれ聞かせて頂きたいんですけど。

K:10曲入りということでいつもより曲数は少なめなんですけど、1曲1曲時間をかけたのでギッシリ詰まってますね。

N:前のミニアルバムもそうでしたけどね、「結構大人っぽいな」と思いました。もう7年ぐらいやってますからね。

T:収録分数のわりにはかなり内容が濃いんじゃないですか。いつにも増してじわじわ効いて来る感じなんじゃないんですかね。

−『イデアの水槽』なんかも特にそうですが枚数を追うごとにエネルギーが増している感じがします。

T:どうなんでしょうね、言われてみれば確かに『イデアの水槽』とかはすごくエネルギッシュというかガッツリした曲が多かった。印象としてはそうかもしれない。今回はどうなんでしょうね、自分達ではまだよく分からないです。ただ、そういうのはあんまり意識はしてないですけど、それぞれに表現が深まってきてるなと解釈できれば幸いですね。

−最初の頃のアルバムと聴き比べると?

T:それはもう全然やっぱりね、色んなことを思うようになったし、色んなことが出来るようになってるし、深まって当然なんでしょうけどね。

−あと、さっき今作は一曲一曲時間をかけたって言ってましたけど。

T:自然にそうなったんですよ。

N:結構音が多く入ってるっていうのがあって。それで自然と今回は作業的に時間がかかって。

T:『Everyman, everywhere』とか『イデアの水槽』より音は多いと思います。

−ちなみに、タイトルを『deracine(デラシネ)』にしようと思ったのは?

T:象徴的な楽曲とか歌詞の内容からアルバムタイトルを引っ張ってくる事が多いんですけど。今回も例えば『放浪フリーク』とか、『GRAVEYARD』とか、その辺の曲のワードをキーワードにですね、たくさん挙げていったんですけど、そんなかで『deracine(デラシネ)』っていうのが一番、「なんじゃこりゃ」っていう感じだったんで決定しました。

−今回のニューアルバムの曲っていうのは、この先のスキマスイッチの対バンだったりとかでも披露していく感じになるんですか?

T:まぁ、その後にツアーもあるんで、ほどほどの小出しにしつつ。

N:手のつけ易いやつからやっていく感じですね、現実的に。

K:何曲かはやったんですよ。『VIRUS』とかはこの前もやったりもしたんで、それは出来そうですね。

−『VIRUS』とかってライブでやるとどんな雰囲気になるんですか?

T:どんな雰囲気でしたっけね?一回しかやってないんで。どんな雰囲気だっけ。

−アレンジ的にはそのまま素直にやってるんですか?それとも重くしたり?

N:近いんじゃないんですかね?

T:曲が育ってくのはこれからです。

K:間違いなく照明は真っ暗でしょうね(笑)。もうちょっとライブ用に何かできるかもしれないですね。



GRAPEVINE動画コメント
−今まだやってなくて、これからやるのが楽しみな曲とかってあったりします?

T:どれも楽しみなんですけどね。「どうやろうかな?」って思うものも、「これライブでどうやったらええんやろう?」っていうものもあるんで。まぁ、近づいたら考えます(笑)。

−結構毎回そんな感じですか?

T:そうですね、実際に手を付け始めないと分からない事が多いんで。

K:ライブのことを考えてレコーディングはしていないんで、後々困る事は結構あります(笑)。

T:ライブはライブでまた全然違う成長の仕方をしていくので、それが楽しいんで。このアルバムを引っさげたツアーも、アルバムの曲がライブでどうなるか、楽しみにしていてほしいと思いますね。

Interviewer:平賀哲雄



『GRAPEVINE』 in 富山県・富山南高等学校(2005.7.7)

 おととい、東京・虎ノ門でニューシングル『その未来・アダバナ』、ニューアルバム『deracine(デラシネ)』のリリースに合わせてインタビューさせてもらったばかりのGRAPEVINEが、あのやまだひさしがDJを務める人気番組・JFN「ラジアンリミテッドDX」の企画(放送室ジャック)で富山県・富山南高等学校に行くという事で、“なんか面白そうだな”と思ったのを理由で連いていっちゃいました(そんな理由でいいのか(笑)?)。

 朝5時起き、羽田空港まで電車で向かい、バインの所属レコード会社・ポニーキャニオンのスタッフと合流。ラジアンのDJ・やまだひさし氏にもご挨拶。で、相変わらず“混雑”を理由にして出発が遅れる飛行機(笑)に乗って富山へ飛ぶ。少し寝ようかな〜なんて思ってたらあっという間に富山に到着。すぐタクシーに乗り込み(隣にはやまだひさし氏が!)今日の放送室ジャック先、富山南高等学校へ。窓の外は大雨。番組スタッフではない僕とポニーキャニオンのスタッフは、バインの面々がおなかを空かしてイラつかないように(笑)ではなく、現地の名産を食べてもらうべく、加藤タクシーの加藤さんの名ガイドで旨います寿司屋へ。辿り着いた“立山そば”のます寿司は県内にあるます寿司メーカー約40社の中でも大手メーカーで、県外から来た人の口によく合うらしい(談:加藤さん)。自分も食ったが、確かに旨い。ついでに“立山そば”の店員の女の子も可愛かった(笑)。

 で、学校に戻り、あとは↑これまでの富山レポートの原稿を書きながらバイン待ち&バインのゲスト出演時間待ち。そして午後12:15頃、バインの面々到着。番組スタッフの皆さんとご挨拶した後、飯を食わねばトークも出来ぬという事で、用意されていた弁当と特上ます寿司をほおばる3人。意外と入り〜本番までって長いのね、学校のチャイムにノスタルジーを感じつつ、田中さん、ひとあくび。そうこうしているあいだにラジアンのスタッフとバインチームの打ち合わせが始まる。トークのテーマやオンエアする楽曲、告知する事などなど(「へぇ〜こんな感じでやってんだぁ」と、一人感心する自分(笑))サラッと話し合う。
 「10分経ったら出ま〜す!もう生徒にはバレバレなんで、バババッと(上の階の放送室に)上がっちゃいます!」、おぉドキドキ。自分がドキドキする必要はひとつもないのだが。あの山本寛斎がデザインしたという制服を着た生徒たちを横目にバインやスタッフの面々に連いていく自分。

 やまだひさしの声が校内に流れ出すと、大はしゃぎの生徒たち。「大嫌いな先生の名前言ってみて」と、やまだ。放送室の外で「○○先生!」と叫ぶ男子生徒(笑)。放送部員のアキナちゃん(ラジオネーム:きなこボール)が紹介される。彼女曰く、女子の勢いがこの学校はすごいらしい(何の(笑)?)。それに続いて、今日のスペシャルゲスト・GRAPEVINEの面々が紹介されると、放送室の女子生徒たち(うち一名男子)が元気よく拍手!ちなみに田中さんは学生時代に放送室というものに入ったことがないらしく、これが放送室初体験(ずっと帰宅部だったそうです(笑))!亀井さんの高校生活は3年間ラグビー部、西川さんは帰宅部で、田中さんと同じように中学時代からずっと音楽をやっていたそうな。そんな3人の学生時代の話の後は、今日が七夕ということで、バインの3人がかつて短冊にどんな願い事を書いたかの話になったのだが、3人とも短冊経験なし(笑)。そんなほのぼのとした話を聞きながらふと窓の外を見ると、雨がやんでいる。3人とも晴れ男のようで、行くとこ行くとこよく晴れるらしい。

 それにしてもこの放送室、冷房系のものは一切ないようで、暑い!そんな放送室から校内の未来ある若き生徒たちへ、バインの3人からメッセージ。「僕めっちゃ勉強してたんで、勉強してください」と、西川(意外!?)。「夏休み、これから楽しい思い出を作ってください」と、亀井。「ちゃんと卒業してください。(先生から)没収されたものをちゃんと取り返してください(笑)」と、田中。笑顔溢れるゴキゲンな感じで、バインの出番はこれで終りょ〜う!

 すると、放送部の面々、バインとやまだひさしと記念撮影!かわいらしい無邪気な生徒たちにメンバー一同、表情が緩んでいました♪

おっかけレポート:平賀哲雄