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映画『あなたを忘れない』。2001年1月にJR新大久保駅でホームから転落してしまった人を救おうと、最後まで諦めず、その結果、命を落としてしまった韓国人留学生。その彼の勇気、他人への思いやり、多くの人が今の時代に失ってしまっている大切なモノにフォーカスを当てた作品だ。この映画の公開、そしてこの映画の劇中歌である『辿り着く場所/オキザリス』のリリースを目前に控えた、HIGH and MIGHTY COLORの女性ボーカル、マーキーにhotexpressは初のインタビューを敢行。彼女がその歌と星野ユリという役を通じて届けようとした想いを語ってもらった。
−−昨年末にマーキーさんのデビュー作となった映画『あなたを忘れない』を観させて頂きました。とても重いテーマを掲げた作品でもあったわけですが、星野ユリを演じる上でプレッシャーはありませんでしたか?
マーキー:演技は初挑戦だったので不安ではあったんですけど、実際に現場に入ってみたら監督をはじめ、スタッフ、キャストの皆さんに支えてもらいながら、本当に毎日楽しくやることができました。
−−最初この映画の話をもらったときはどんな気持ちになりました?
マーキー:ビックリしましたね!演技には前から興味があったんですけど、まさかこのタイミングでやらせていただけるとは思っていなかったので。
−−HIGH and MIGHTY COLORのボーカリストとしてメジャーデビューしてから二年ほどの歳月があって、その中でいろんな初めてのチャレンジがあったとは思うんですが、今回の仕事ほど“チャレンジ”という言葉が当てはまる仕事はなかったんじゃないですか?
マーキー:本当にそうですね。でも良いキッカケをもらえたなと思っていて。実際に演技をやってみて、この先やってみたいことも増えたし。素直に嬉しいですね。
−−何もかも最初は手探りだったと思うんですが、演技をする上で一番苦労した部分はどんなところでした?
マーキー:根本的な感情だったり、そういうモノは大切にしたいなと思っていたんですけど、やっぱりなかなか上手くできなかったりして苦労しましたね。ただ役作りに関しては、あんまり共通点とかを探す必要はなかったです。自分の延長線上にあるような役の設定だったので。音楽をやっているってところで。だから成り行き任せじゃないですけど、マイペースにやることができました。
−−星野ユリは感情がすごく豊かな女の子だったじゃないですか。これでもか!っていうぐらい喜怒哀楽がしっかりしてる。初めて演じる役としてはかなりハードルが高かったんじゃないですか?
マーキー:ハードルが高かったのかどうかすらも分かりませんでした(笑)。初めて演じるという体験をしたので。ただ確かに喜怒哀楽が激しいキャラクターではあったので、いきなりテンションを高いところへ持っていく方法、モチベーションの上げ方は他のキャストの方を観察しながら取り組んでいきました。
−−マーキーさん自身、あそこまで怒ったり泣いたりする、彼女のような起伏の激しさは持っていたりするんですか?
マーキー:自分では気性の激しい方だと思うんですけど(笑)。ただそう見られないだけで(笑)。
−−ちなみにマーキーさんは、監督がハイカラのライブを観てユリ役に抜擢されたようですが、どんな部分が一体決め手になったんでしょうね?
マーキー:その話、最近知ったばかりなんですよ。監督とは、現場での撮影が進む中でいろいろ話したりはしたんですけど、何を見て自分をユリ役に選んだのか?みたいな話はしなかったんです。でもライブを観てもらって抜擢していただけたのは嬉しいですね。ライブはある意味、一番素の部分だったり、一番楽しんでいる姿が出る場所だったりするので、それを観て良いと思ってもらえたのは、すごく嬉しいです。
−−監督とは、どんな話をされたりしたんですか?
マーキー:地元の話だったり、私はお酒飲めないんですけど、「八海山っていうお酒が旨いんだ。二十歳になったら飲もう」とか(笑)。そういう他愛もない話を聞くのがすごく楽しくて。
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