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−「hotexpress」初登場という事で、新曲についてはもちろん、全体的な活動について色々聞かせていただきたいんですが、最近は、グラビア、映画、ドラマに音楽と、かなり幅広く活動していますが、忙しくてダウンしたりしていませんか?

市川由衣(以下Y):全然平気ですね!逆に休みとかが急にあると、気が張っていたのが緩んで風邪ひいたりしちゃうんですよ。だから、仕事がある方が嬉しい(笑)。

−(笑)。元々何がキッカケで「芸能界に入りたいな」と思ったんですか?

Y:元々テレビッ子で、テレビをよく観ていたっていうのもあるし、あとは華やかなものに憧れがあって、昔からですね。

−影響を受けた芸能人とかいましたか?憧れていた女優さんとか。

Y:内田有紀さんが好きでした。凄く可愛くて好きだったんで、「あんな風になりたいな」って思ってました。

−いつ頃から、華やかな芸能界に夢を持つようになったんですか?

Y:可愛いものが凄く好きで、幼稚園ぐらいの時から、将来の夢に「アイドルになりたい」って書いていたんですよ。幼い頃から無意識にそういう気持ちがあったんだと思います。それで、仕事として芸能界で働きたいと思ったのが中学生の時で、その頃たまたまスカウトされたんですよ。その時に、どうせやるんだったら、ちゃんと女優さんになりたいって思って。それでそのスカウトしてくれた事務所の人に「お稽古とかってさせてもらえるんですか?」って聞いたら、「ある」って言っていたので、「じゃあそこで頑張りたい」と思って入りました。

−どの辺でスカウトされたんですか?

Y:原宿ですね。

−それで、実際その事務所に入ってみて、どんな内容のレッスンがあったんですか?

Y:1年くらいは全然仕事がなかったので、演技のレッスンをずっとやってて、小さな劇場で舞台やったりとかしてたんですよ。教室より小さいような場所で。それで、「地道に頑張っていれば誰かが見ていてくれるだろう」と思って頑張ってたら、見ててくれたみたいで(笑)。そこの事務所の人が「デビューするよ」って。

−スカウトされてトントン拍子でデビューしたわけじゃないんですね。

Y:そうですね。トントン拍子っていう風に思われがちなんですけれど、地道にレッスンを続けていた時期もありましたね。

−その時期にやっていた舞台はどんな内容だったんですか?

Y:レッスンを教えてくれる先生が脚本を書いて、普通の人間物語っていうか(笑)。

−その時から「お芝居は楽しいな」みたいな感覚はあったんですか?

Y:凄い好きでしたね。だから、「アイドルとは無縁かな」って思ってたのに、そこからの仕事がいきなり入ってきたんで。

−アイドルとしてデビューして最初の仕事はグラビア?

Y:グラビアですね。宣材写真すら撮ってなかったんですよ、レッスン生の時は。それで「宣材写真をやっと撮ろう」って言われて、スカウトされてから1年ぐらい経った時に。で、「やっと宣材撮れる」と思って、その時に洋服と水着の写真を撮ったんですよ。その水着の写真を見て、「グラビアとかもやってみない?」みたいに言われて、そこから雑誌のグラビアで2ページくらい出してもらって。それをキッカケに色々グラビアの仕事が入ってきた感じですね。

−最初にグラビアの話が来た時は、正直動揺したりとかしました?

Y:「私がグラビア!?」と思いました。全然無縁だと思ってましたから。スタイルだって全然良くないし。家族みんなビックリしてました。「あのモヤシッ子が!?」みたいにバカにされたりして(笑)。

−水着とかになると、家族が反対したりとかはなかったんですか?

Y:なかったですね。水着だから、全部脱いじゃう訳でもないし(笑)。変な雑誌に出る訳でもないんで、そういうのは全然平気でしたね。

 7月7日に3枚目のマキシシングル「キラ・キラ」をリリースした市川由衣。グラビア、映画、ドラマに音楽と、今最も勢いのあるアイドルである彼女が「hotexpress」のインタビューに応えてくれた。アイドルらしい可愛らしさを感じさせつつも、彼女の言葉からはハッキリとした意思表示も感じ取ることができた。グラビア写真一枚をとっても、ドラマや映画で演じる役ひとつをとっても、曲ひとつをとっても、そこには“市川由衣”の気持ちや意志があって、だからこそ彼女はここまで人気のあるアイドル、もとい、表現者になったのだと、今回インタビューをさせてもらい確信することができた。彼女は単にカワユイだけじゃない、そのことをこのインタビュー記事から感じていただけると、とても嬉しい。

対談

市川由衣
×
Tetsuo Hiraga

3rd Maxi Single
キラ・キラ

01.キラ・キラ
02.そばにいてくれた
03.キラ・キラ -instrumental-
04.そばにいてくれた -instrumental-

【初回限定盤】CD+DVD2枚組
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¥1,575(tax in)

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市川由衣

−じゃあ、芸能界を目指していた頃から協力的だったりしたのかな?

Y:協力的でもないですけどね、「コレ応募しなよ」とか全然そういう感じでもなく、私が勝手に自分でやってたから、「やりたいんだったら頑張れ、悔いのないように」ぐらいです。

−それで今、こういう状況になって、家族とかはビックリなんじゃないですか?

Y:そうですね。お母さんとかも全然知らない人に「由衣ちゃん凄いわね、出てるわね」とか言われると、「あぁ、由衣テレビ出てるんだ」とか実感するみたいです(笑)。

−テレビとか雑誌に出始めると、急に友達が増えたりとか、親戚のおじさんが増えたりとかしません?

Y:そうですね。ビックリすることもあります。でも、うれしいですよ。

−(笑)。デビューが決まった時の心境って覚えてますか?

Y:雑誌に自分が載ってるのを見て、「やっと第一歩が踏み出せた」って思ったんですけど、初めての仕事が水着だったので、凄く恥ずかしかったですね。スタイルは悪かったし、おなかは出てたし(笑)。恥ずかしいと思って。それまでは変な自信みたいのがあったんですけど、打ち砕かれた(笑)。メジャーなタレントさんとかと比べて、「全然自分はまだまだだな」って思って、頑張らなきゃなって。

−そのデビューの頃かもしれないんですけど、和太鼓を叩くような格好をしている写真がスポーツ新聞に載ったりしませんでした?

Y:うん!ファーストビデオが出て、15歳になったばかりの時に。そのビデオのキャンペーンで水着で和太鼓をオフィス街でやった(笑)。

−(笑)。

Y:もう思い出したくない(笑)。水着の上にハッピ着てる写真をオフィス街で撮って、その時は凄く楽しんでやっていたんですけど、今考えると恥ずかしいですね(笑)。

−その写真で初めて由衣ちゃんのことを知ったんですけど、あの写真はインパクトありましたよね。

Y:ホントですか?確かにあれはちょっと衝撃ですよね。ある意味よかったとは思います(笑)。今はできないですけど(笑)。

−そういう感じで、撮影をしてもらう仕事が最初の頃は多かった訳ですけれど、いつ頃からカメラで撮ってもらうのに慣れていきましたか?

Y:グラビアやり始めてからは毎日グラビア撮影だったんですよ、ホント毎日。だから自然に慣れていった(笑)。なので、緊張はあんまりした覚えはないし、自然に慣れていきましたね。

−慣れていくと撮影もどんどん楽しくなっていったり?

Y:楽しかったです。少人数だったし、スタッフも凄くみんな良い人だったから、楽しかった。

−実はですね、『ヴィジィオネーア』という写真集(市川由衣15歳時の作品)から最近の写真集まで、5冊ぐらい市川由衣さんの作品を見させてもらったんですけど、やっぱり確実に表情が活き活きしていってますよね。初期の作品から最近の作品にかけて。

Y:そうですね。昔の方が結構キツイ表情というか、大人っぽい表情とは言われますね。最近の方が自然体だねって。より自分に、ホントの自分に近くなってるんだと思います。それは親にも言われるし。初めの頃は「コレ由衣?」っていうような写真、大人っぽい感じとか、そういう表情の作品が多かったけど、最近は凄い、「ふにゃ〜」としてるのがあったりとか(笑)。普段の自分に近い写真が多くなってきて、「やっと由衣らしくなってきたね」ってお母さんに言われて嬉しかったです。

−あと、全体的にどの作品も“撮影を楽しもう”としている気持ちが伝わってくる写真が多かったなと思うんですが、その辺は自分の中で大事にしている部分なんですか?

Y:そうですね。やっぱ楽しくないと表情もよくないし。だからみんな仲良く楽しく撮影はしたいですね。

−一枚一枚の写真を撮ってもらってる時っていうのは、どんな事を考えたりしてるんですか?

Y:考えないですね。考えると動けなくなるし、顔も堅くなっちゃうから。何も考えずに楽しければ笑うし、あんまり無理はしないようにしようと思ってやってます。

−やっぱり慣れてくると、自然と良い写真は増えるもの?

Y:慣れもありますけど、「あんまり慣れても嫌だな」っていう気持ちもあるんですよ。だから撮影の時も無理して「こういう笑顔しなきゃ」とか思わないようにしてますね。変に慣れちゃっても全然良い写真じゃなくなっちゃうし、その場を楽しむっていう感じを大事にしてますね。

−単純に疑問だったんですけど、撮影中に蚊とかに刺されたりしたらどうするんですか?

Y:かなりよくありますよ。そういう時はバッテン付けます(笑)。

−バッテンっていうのは?

Y:爪で蚊の刺された後にバッテン付けるんですよ(笑)。虫除けスプレーとか苦手なので。

−でも、体に傷とか付けないように気をつけたりとかはしますよね?

Y:あまりしないんですよ、結構野生児というか。日焼けもあまり気にしないし。まぁ怒られるんですけど(笑)。あまり細かくないんですよね、大雑把なのかもしれない(笑)。なので、全然気使いませんよ。でも、虫除けとかマネージャーさんにいきなりブワー!ってかけられたりする、私が自分でやらないから(笑)。

−そんな感じで(笑)、色んな撮影に挑んでいるわけですが、やっぱり写真集が完成した時っていうのは、かなり嬉しかったりするんですか?

Y:嬉しいですね。残る物じゃないですか。だから自分が大人になったら自分の子供とかにも見せたいし。凄い事だと思うんです。自分の本なんて普通に暮らしてたら作ってもらえないじゃないですか。そういうのを作ってもらえる事が凄いなと思うんですよ。あと、今まで出した写真集を読み返すと、その時に何を考えていたかとか、その時はどういう環境で、どういう人が周りにいて、どういう人が好きでとか、それぞれあるんですよね、思い入れが。そういうのを思い出しますね。

−今後、どんな写真集を出してみたいですか?

Y:今後?どんなのがいいんですかね?でも「しばらくは出さなくていいのかな」とか思ったりもして。それか、ずっと撮り続けてもらって、2年後、20歳の時に、10代の写真を集めて思い出のアルバム的な物を出すとかしてみたいですね。

−なるほど。それは面白そうですね。あと、今まで撮影した場所で一番綺麗だった場所を教えてもらえますか?

Y:イタリアかなぁ。一回だけ行ったんですけど、やっぱり凄く刺激を受けましたね。街が、建物の色が違うし、食べ物も美味しいし、人も気さくな人が多かったし、凄く面白かったです。また行きたいですね。あとタイも好き。もう2年くらい行ってないんですけど、食べ物が合うんですよ。パクチーとか全然平気なんで大好きだし、雰囲気が好き。また行きたいですね。

−さて、続いてはお芝居の話も聞かせていただきたいのですが、今の市川由衣さんにとってのお芝居の魅力、楽しみというのは何ですか?

Y:完成した時、観るのも好きだし、全てがまだ勉強の段階なんですけど、色々と吸収していくのが楽しいですね。ひとつのドラマで吸収した物を次のドラマで出せたらいいなって思うし、思ったものが、自分なりに出せた時とかやっぱり嬉しいし、人から言われても嬉しいし、凄く魅力的な仕事だなって思います。癖になっちゃう。凄く悩むし、「あ〜やだな」って思う事もあるんですけど(笑)。でもやっぱり癖になっちゃいますね。

−どういう部分で悩む事が多いんですか?台本を覚えれないとか?

Y:台本は結構覚えられるんですよ。演じる役は自分とはまったく違う人だから、「どうしてこういう気持ちになるんだろう」とか考えてもたまに分からない時があって、そういう時は悩むし、監督に相談しても分からない時もあったりして(笑)。でもやらなきゃいけないんで悩んだりとかもしますね。結構考え込んじゃうタイプなんですよ。

−物事を深く考えるタイプなんですね。

Y:考えちゃいますね。日焼けとかに関しては全然考えないんですけどね(笑)。すっごいネガティブなんですよ。それはよくないなって自分でも分かってるんですけどね。

−でも、演技をしたり、グラビアをやったりとかって、ひとつの自己表現じゃないですか。それをやる事によって救われてる部分もあったりしませんか?

Y:そうですね、ありますね。

−逆にそういうのが何にも無かったら?

Y:ヤバイですね!引きこもってますよ、絶対(笑)。

−(笑)。今まで幾つかの役を演じてきたと思うんですけど、一番印象に残ってる役とかありますか?

Y:なんだろうな・・・?

−僕の中では「これであって欲しい」というのが一つあるんですけど。

Y:どれですか?それを教えて下さいよ(笑)!

−『ホットマン』のひなた役ですね。

Y:私も印象に残ってますよ!あの役は私にとっては凄く大きかったですね。あの時は本当に大変でした(笑)。ほとんど毎日泣いてたし、シゴかれました。でもね、その分、この前スペシャルやったんですけど、凄く楽しかったです。

−久々にみんなとも会えたし。

Y:はい、楽しかったし。『ホットマン』は大きかったですね、自分にとって。色々考えたし。監督凄いんですよ!ホントに凄いんですよ!熱い人なんですよ。かなりガンガンに言われて、よく泣いてました。

−監督が“ホットマン”じゃないかみたいな?

Y:ホントですよ(笑)。でも良い人なんですよ。そのスペシャルの時とかに、「違うドラマもやって、成長した姿を見て欲しい」と思って頑張ったら、その超怖い監督が褒めてくれたりして(笑)。一番褒めてくれるんですよ。それが凄く嬉しかったし。なので、『ホットマン』は大切っていうか、楽しい現場だったし、スタッフの人も悪い所は悪いって言ってくれるし、良い所は良いって言ってくれるから、そういう意味では安心できるドラマでしたね。あと、あのドラマをやって、女の子のファンが増えたのは嬉しかったですね。

−『ホットマン』をやって、演技をする人間としても成長したんですね。

Y:そうですね。初めの頃は何にも考えてなかったんですけど、『ホットマン』で凄く考えるようになったし、楽しかった。

−あと、『ホットマン』で共演した斉藤慶太君と、その後『恋するハニカミ!』で共演しましたよね!

Y:観ました!?超恥かしかったですよ!

−でも、『ホットマン』ファンの視聴者からしたら、あれは嬉しかったり面白かったりしますよ。

Y:『ホットマン』の打ち上げ以来、久し振りに会ったんですけど、相手が慶太くんってホントに知らなかったんですよ!マネージャーさんに「誰?誰?」って超聞いてたんですけど、一切言わないんですよ、「イイじゃん!」って言ったんだけど(笑)。でも全然言わなくて、それで慶太くんだったから(笑)。慶太くんと祥太くんと一緒に三バカとか呼ばれてて(笑)。一緒に怒られて、一緒に乗り切ってた感じだから、凄く仲は良かったんですけど、やっぱり恥ずかしかったですね。

−やっぱり相当恥ずかしい感じなんですか?

Y:あれは半端ないですね。

−難しいですよね。演技する訳でもないし。

Y:そうですよ、素じゃないですか。でも慶太くんで良かったですね。普通にして仲良かったから。

−あと観ましたよ。6月30日の『堂本剛の正直しんどい』。

Y:ホントですか(笑)。どうでした!?

−面白かったですよ、かなり。まず最初にデートの映像を流す前に剛君の一人トークから入るじゃないですか?あそこで結構大ウケで(笑)。

Y:全然違う事話してましたよね(笑)。

−この番組も楽しい感じだったんですか?

Y:楽しかったですよ!剛さんもあんまり喋らないんですけど、でも凄く良い人で楽しかった。恥ずかしかったですけどね(笑)。

−人骨に向かって告白してましたよね(笑)。

Y:そうそう、「付き合って下さい」って(笑)。でも、素が出る番組は恥ずかしいですね。

−ちょっとドラマの話に戻りたいんですけど、市川さんはNGはよく出す方ですか?

Y:私は出さない方ですね。だから打ち上げとかでNG集をみんなで見るんですけど、出ないからつまんないんですよ(笑)。

−でも、良いことじゃないですか。

Y:でも、打ち上げがつまんない(笑)。みんな面白いのに、私にはあまりないんですよ。

−今までで一番ドキドキ緊張したシーンは?

Y:『ホットマン』の時はどのシーンでも緊張したし。あ!『ホットマン』スペシャルの時に凄い長いシーンがあったんですよ。最後に志麻さん(小西真奈美)に、私が「尚幸さん(速水もこみち)を呼ばなかったら事故に遭わないで済んだ」的なことを言うシーンがあって、セリフが超長かったんですよ。台本も12ページくらいあって。謝る前にお兄ちゃん(反町隆史)にガンガン言わなきゃいけなかったりして、超大変でしたね。すっごい緊張してました!リハも何回もやってて、凄く印象に残ってます。

−でもNG出さずに?

Y:そうですね。でも長いシーンは超緊張しますね。『ヤンキー母校へ帰る』でも、かなり長いシーンが多かったんですよ。一言だけ台詞があったりすると凄い緊張するんですよ。そこで噛んだら終わりじゃないですか。だから長いシーンは緊張します。

−ドラマとか映画で演技したりとか、グラビアの撮影で演技したりとか、演技する事は本質的に好きだったりするんですか?

Y:好きなんだと思いますね。

−演技してる時はその世界に入っちゃう方?

Y:そうですね。すっごい集中してるので。それで、集中した瞬間が終わった時は凄くすっきりしますね、「あ、この役になれた」って。

−今後も役者さんとしての活動は続けていきたいと思いますか?

Y:そうですね。全然これからだと思うので、色んな役をやりたい。色んな役に挑戦していきたい。どんどん自分の引き出しをいっぱい作って、良い女優さんになりたい。

−例えば悪役とかは?

Y:やってみたいですね。でもイメージが“悪”になっちゃうからな、絶対。

−まぁイメージはね(笑)。

Y:それがちょっと怖い(笑)。

−さて、いよいよ今回のインタビューのメインになりますが、音楽について。まず最初にCDを出すと決まった時の心境を聞かせて下さい。

Y:実感なかったですね。「え〜!?」みたいな。だからポニーキャニオン(市川由衣の所属レコード会社)に初めて行った時は緊張しました。「今まで以上に色んな人が関わるんだな」と思って。怖かったですよ、ポニーキャニオンの人が(笑)。みなさん面白い人なんですけれども、初めはみんな怖く思えました(笑)。

−「いつかCD出せたらいいな」ぐらいの気持ちっていうのは前からあったりしたんですか?

Y:全然なかった。想像もしてなかったですね。だから自分が「凄いやりたいやりたい」って言ってた訳じゃないけど、自分の周りのスタッフの人たちが色んな事を教えてくれて、また新しい自分がいっぱい知れたから、ホントにやってよかったと思う。

−去年の11月12日に「雨」でCDデビューを飾ったわけですが、人生初のレコーディングはどうでしたか?

Y:めっちゃめちゃ緊張しました!

−スムーズにはいったんですか?

Y:何回も歌って。緊張してブースから出れなかったもん。

−(笑)。

Y:でも今では私、レコーディングが一番好きなんですよ(笑)。

−デビュー曲の「雨」は森高千里さんのカバーでしたが、この曲自体は知ってました?世代的に知らなくてもおかしくないと思うんですけど。

Y:知らなかったですね。

−最初聴いた時どう思いました?

Y:サビだけ聴いた事あったんですよ、凄く印象に残るメロディだったし。切なくて良い歌だなと思いました。

−「これを私が歌うんだ」みたいな。

Y:でも、私が歌ったら全然違うものになるんだろうなと思って。

−そのタイミングでライヴイベントもやりましたよね。人前で自分の曲を歌った感想は?

Y:初めて歌った時はですね、頭が真っ白で、ライヴが始まる前から泣いてたんですよ、私!怖くて仕方なくて。でもみんな温かったんですよね。それまであんまりファンの人と触れあう事なかったから、みんながそんなに応援してくれてると思ってなくて。アイドルイベントでみんなに写真撮られるくらいしかなかったから、「こんなに温かいファンの人たちがいるんだな」とか思って、凄く感動しました。パワーになったし。だから東京でのイベントの時は凄く楽しかった。大阪・名古屋が初めてだったんで。

−じゃあ今後病みつきになりそうですか?

Y:イベントはそうですね、好きかもしれない。

−慣れてくると緊張感もまた気持ちよくなってくるというか。

Y:「love letter」のイベントの時とかも凄く楽しかったし、嬉しいし、実感出来る、「応援してくれる人がいるんだ」と思って。凄く嬉しい。

−CDデビューすると、こうやってCDがらみのインタビューとか増えるじゃないですか。最初の頃は音楽についての質問をされたりすると戸惑ったりしませんでした?

Y:嫌でしたね(笑)。ドラマとか映画とかの役の事を聞かれるのとやっぱり違うんですよ、自分の事を聞かれてるっていうか。だからもう終わる度に憂鬱。終わった後、「はぁ〜」みたいな。「今日もさらけだしちゃったよ」みたいな(笑)。そういうのがあって歌のインタビューは、初めはすっごい嫌でしたね。「今日も歌のインタビューなんだ・・・」とか思って落ち込んでた(笑)。

−どんな感じの質問とかが多かったですか?

Y:やっぱりその曲に対しての自分の気持ちとか。丸裸にされてるみたいで恥ずかしいんですよね。

−では、セカンドシングル「love letter」にはどんな気持ちを込めて歌いましたか(笑)?

Y:(笑)。この曲中に出てくる女の子がいるんですけれども、その女の子の気持ちになりきって歌いましたね。

−ドラマで演じるのと似たような感じというか、なりきるみたいな。

Y:そうですね。

−よく聞かれたと思うんですけど、由衣ちゃん自身、ラブレターを書いた経験はありますか?

Y:ないです。自分から「好き」とかあんまり言った事ないかも。

−緊張しちゃうというか。

Y:うん、苦手。

−で、今度は3枚目となる・・・。

Y:(笑)。「キラ・キラ」!

−「キラ・キラ」なんですが、まず最初にこの曲が上がってきて聴いた感想を聞かせて下さい。

Y:ファースト、セカンドが凄く切ない曲だったじゃないですか。だから、凄いガラっと変わったなと思って。すぐ覚えましたね、「可愛い曲だなぁ」とか思って。

−歌詞に関してはどんな印象を持ちましたか?

Y:励まし系ソングが好きで、「そういう曲を歌いたいな」と思ってた時に「キラ・キラ」の曲と歌詞が来たんで、嬉しかったですね。凄く元気が出るというか、自分に対しても「応援してる」っていう雰囲気が凄く出てたから、「早く歌いたいな」と思いました。

−実際に歌入れしてみてどうでしたか?

Y:難しかった!必死でした!一回一回歌い切る度に「はぁ、はぁ」って。

−前の2曲よりキーが高いですよね。

Y:苦手なんですよ、高音が(笑)。でもまぁ「頑張れ!」って言われて頑張りました(笑)。

−20代中盤より上の人からすると、前作とかもそうなんですけど、「キラ・キラ」とかの雰囲気って凄く懐かしい感じがするんですよ。

Y:そうですね、よく言われますね。

−でも、由衣ちゃんにとっては逆に新鮮だったり?

Y:そうですね、私が好きな曲調です。ストレートじゃないですか。アイドルってストレートじゃないとダメだと思うんですよ、詞も曲も。複雑なの凄く多いじゃないですか。その中でストレートに一番伝わりやすい歌をうたいたいというか。覚えられやすいのはストレートな歌なのかなと思うし、一生懸命歌った分だけみんなに伝わると思うので、自分の曲は大好きですね。

−自分で聴いたりします?

Y:しますね。事務所のスタッフとかも、「やっぱいい曲だよな」とか自分達で言ってたりして(笑)。30代の人とかが「元気でるよなー」とか言ってて。スタジオでずっと流れてるんですよ。

−相当スタッフに愛されてる感じがしますね(笑)。

Y:そうですね(笑)。そういうのが一番だと思います。

−「キラ・キラ」はどんな人に送りたい曲ですか?

Y:自分の目標とか夢を持って頑張ってる人とか、目標とか夢が見つからないで迷ってる人とか、前向きな応援ソングなので、そういう人に聴いてもらいたいです。

−2曲目の「そばにいてくれた」についても聞きたいのですが、「そばにいてくれた」みたいな切ない感じは、声質的に凄く合ってるな、と思いました。歌ってみてどうでした?

Y:初めて聴いた時から、「コレ絶対自分に合ってるな」って何となく思って、この曲の詞とかメロディとか、夏の学校帰りみたいな、夕暮れのイメージで、友達と色々夢について語り合ったりしながら帰っているイメージで。私も友達と学校帰りに自分の将来の話をしたりとかしてたから、そういうのを思い出しました。

−そういう景色が浮かびますよね。

Y:浮かびますね、暖かい感じ。

−今回のシングルは「キラ・キラ」が夏で、「そばにいてくれた」が秋でみたいな、一枚で冬までは楽しめるかな、みたいなのがあったんですが(笑)、季節感を感じますよね、今作は。

Y:しますね。「キラ・キラ」は、星とかの「キラ・キラ」というよりは、汗とか水とかそういうイメージが強くて、PVとかもプールサイドで撮ったりとか、キラキラしたイメージですね。

−「キラ・キラ」のPV観たんですが、プールサイドにペンキで落書きしてますよね(笑)。

Y:ペンキで絵を描いたりとかしてます。でっかい筆で書道家みたいで楽しかったです(笑)。

−PVの撮影はどんな感じだったんですか?

Y:初めてスタジオで一日で撮影して。PVは今まで笑顔なかったんですよ、意外に。いつもしかめっ面だった(笑)。初めて笑顔があって、一番自然に近い部分が出せたかなと思ってるので、凄く気に入ってます!初回限定盤は、このPVのメイキングが付いてるから凄いお得ですよ!

−(笑)。メイキングってどんな感じなんですか?

Y:メイキングはジャケット写真とPVのメイキングが入ってます。大磯の方で撮影したんですけれど凄い天気が良くて、何かホント素ですね。みんなで水鉄砲かけて遊んだりとかして、なかなか見れないですよ。絶対初回盤がいいですよ。お勧めです。「こんなに付けていいんですか?」って言っちゃったくらいですもん(笑)。

−じゃあ僕も初回盤を買うようにします(笑)。あと、歌番組で最近「キラ・キラ」を歌っているのを拝見したんですが、歌番組で歌うっていうのはやっぱり緊張しますか?

Y:そうですね、あまり出ないでの緊張するし、それこそもう逃げたくなりましたね(笑)。

−(笑)。

Y:緊張する。

−北陽の2人との絡みもありましたよね。

Y:ありましたね、北陽さんと。

−番組で虻川さんが「市川由衣、世界一カワユイ!」って(笑)。

Y:言ってましたね(笑)。

−そういうダジャレが込められてるわけじゃないですよね、名前には。

Y:本名なんで(笑)!でも、すごいよく言われてるんですよ。「自分でカワユイとか言ってるよ!」って(笑)。「『ハイスクール!奇面組』みたいだよ」って言われた(笑)。

−(笑)。ところで、今後自分で詞を書いたりはしたいと思いますか?

Y:やっぱり自分の言葉で、自分の気持ちを歌えるってすごいじゃないですか。いつか挑戦できるくらいになれるといいですけどね。

−日記とかつけたりします?

Y:しますね。

−じゃあ結構向いてるかもしれないですね。

Y:誰にも今は見せられない、恥ずかしい!「すごいな!」と思いますね、自分で詞とか書く人って。

−じゃあいつかは自分で書いた詞を、自分の気持ちをいっぱい込めて、ね?

Y:はい、できるように頑張りたいですね。

−あと、今後「こんな曲歌ってみたいな」とか、そういった希望はありますか?

Y:切ない曲と元気な曲を歌ったので・・・何だろうな?でもやっぱり王道のラブソングは好きだし、歌いたいですね。

−では、最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします!

Y:メイキングも付いてるし(笑)。

−そこ押しますね(笑)。

Y:(笑)。PVも付いてるし。これまでにないくらいお得なので、普段見られない私も見られると思うし、そういう部分でもすごくオススメなので聴いて欲しいですね。あとはこれからも歌をずっと続けていきたいし、もちろん役者さんもグラビアも全部ずっと続けていきたいから、応援して下さい!

Interviewer:平賀哲雄

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