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木村カエラ インタビュー

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  アルバム
『Scratch』


2007.02.07 RELEASE
[初回限定盤]
COZA-243/4
\3,465(tax in.)




 
   
  [通常盤]
COCP-34093
\2,940(tax in.)






01.L.drunk
02.Magic Music
03.Snowdome
04.ワニと小鳥
05.dolphin
06.sweetie
07.きりんタン
08.Scratch
09.SWINGING LONDON
10.never land
11.TREE CLIMBERS
12.JOEY BOY
13.Ground Control Album Mix




 
   
   
   
   
木村カエラ レビュー
『Scratch』
 
Interviewer:平賀哲雄
Photo:齋藤卓侑
Page Design:杉岡祐樹
   
   
 
 
   取材時間40分。1秒も無駄にすることなく、ガッツリぎっしり。ボールを一球投げたら10球ぐらいになって投げ返してくる感覚。今回がインタビュー初登場なので比較はできませんが、今の木村カエラ“伝える”というか“伝えなきゃ”という想いに激しく駆られている様子。その理由は、2006年僕らの世界に影を落としたイジメや自殺にありました。「伝えなきゃ」「相手を思いやらなくては」そうしなければ、人も世界も変われない。アルバム『Scratch』に込めた想い、木村カエラが真剣に語ります。




−−デビュー当時からカエラさんの作品とツアーは全部堪能させていただいているんですけど、昨年の秋冬に行われた全国ツアー【LIVE tour 2006 〜PARLOR KIMURA DE BOB TOUR〜】(以下ボブツアー)でのライブを観て、すっごくナチュラルに音楽を楽しんでいる印象を受けまして。そこっていうのは、自分の中でもデビュー当時から比べて変わってきていると感じる部分だったりしますか?


木村カエラ:そうですね。特に何か気が抜けてる部分はやっぱりボブツアーのときはあったのかなぁ(笑)って思いますね。なんでだろう?今までずっとやって来て、どこか緊張してたり、「どんな風に見られてるんだろう?」って考えたり、やっぱり表に出る以上思うことはいっぱいあって。それで「しっかりやらなきゃ!」とか、そういう気負いがあって。もちろんボブツアーのときも「しっかりやらなきゃ」とは思ってるんだけど(笑)でもちょっとした安心感だったりとか、アルバムが出てのツアーじゃなかったというところでやれたのもあって、どこか気が楽だったというか、そんなに「しっかり形にして見せなきゃ!」っていうのがなかったので、それが結果、ナチュラルにライブをすることができたのかなぁって。

−−それっていうのは、ボビーというキャラクターの登場とかにも現れていましたよね。あと、そんな木村カエラの心境の変化にあわせて、やっぱりライブでのオーディエンスのテンションも変わってきていると思うんですが、それは自分でも感じます?

木村カエラ:逆に私から言わせてもらうと、お客さんの状態を見て「あ、いいなぁ」って思うからこっちも上がるっていう。お客さんのおかげで私のテンションも上がっている状況というのも結構あったりして。私の状態が変わってるからっていうのももちろんあるんでしょうけど。

−−僕はこの前のツアー、川崎CLUB CITTA'でのライブを観させてもらったんですけど、もう老若男女問わず良い意味で壊れまくっていて。これはもうファーストツアー【1st Tour 2005 4YOU】の頃とは明らかに変わってきてるなと思って。

 
木村カエラ:そうですね。いろんな人が来てくれるのはすっごい嬉しくて。ボブツアーのときに来てくれたお客さんの中でね、妊婦さんとか、最前列に着物を着たおばあちゃんとか居たの!で、周りの若い男の子とか女の子はジャンプしたりダイブしたりしてるから「大丈夫!?」って思いながらライブをしたときもあったんだけど(笑)。そうやっていろんな人が来てくれるのは嬉しいなって思う。
でもなんでだろう?こういう音楽をやっている女の人って「他にいるか?」って言ったらいないじゃないですか。私がやってる音楽って、メジャーで人に認められる音楽がこういうモノか?って思うと、違うような気もするんですよ。でも、CM出たりとか、雑誌に出たりとか、面白いことやったりとかしている中で、そうやって応援してくれる方が増えてきて、その中で私という人間を知って音楽を聴いてくれている人もすごく多いんですよ。そんな流れの中でいろんな人が応援してくれているのは、ライブをしてるとしっかりと見えるんですよね。こんないろんな人が来てくれて、「ライブ激しいけど大丈夫かな?」っていう心配もあるんですけど、私は音楽をやってるときが一番素の自分だったりするので、「できればこのまま一緒にいてください」って(笑)思ったりしますね。

−−その素が出せている部分っていうのは前々から感じていて。お客さんとも普通に話しちゃう感じとか、そういうアットホームな感じがずっとあるじゃないですか。そのフラットさっていうのはデビューする前から変わらない部分だったりするんですか?

木村カエラ:だと思いますね〜。いろんなアーティストの方のライブとか観てきたんですけど、みんな良い意味で距離を置いているというか、自分を飾ったりしている人もきっといるだろうし、やっぱり格好良く見せたり、可愛く見せたりとか、いろんな見せ方をしている人がいると思うんだけど、私はね、自分を飾ることとか、「ほら!みんなぁ!」みたいな感じとかできないんですよ、恥ずかしくて!だからああやって普通になっちゃうのかなとは思うんだけど「そうする必要が私という人間の中にあるか?」と言ったらないんですね。で、お客さんがそういうモノを求めているのも知ってるし、私がどこかで大声で声を掛ければみんなが上がるのも分かるんですよ。でも私にはそれができないので。やろうと思ったことは何回もありますよ!でも無理なんですよ(笑)。恥ずかしくて。だからああいうライブになるんだろうなぁって思います。

−−ただそういった性格の持ち主である反面で、すごくよく悩んだり葛藤する人っていうイメージもあるんですよ。実際のところはどうですか?

木村カエラ:ずっと悩んでますよ(笑)。みんな悩みはあるでしょうけど、私はすっごい考えますね、いろんなことを。自分のことも他人のことも、ちょっとしたことでも。例え話をすると、夢を見たときにその夢が気になって仕方なくなってしまったりとか、夢辞典の本が家にいっぱいあったりとか(笑)、一日一日何をしようかって目標を立てたりとか、そういうところにも私の悩み癖って現れてるんですけど、「ちゃんとした人間になりたい!」っていう部分があるんですよ。実際には全然ちゃんとしてないんだけど、なんか、一人の人間として何かどこかしら「強いモノを持っている人間になりたい」って思うんですよ。

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