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−2003年にアルバム「Trapziste」をリリースして、ライブ「COME FLY WITH ME」を行った後は、どんな日々を送っていたんですか?

カヒミ・カリィ(以下K):パリにもどって夏休みを過ごしてから、8月に日本にもどって新しいアルバム(Montage)のレコーディングに入りました。(パリではのんびりしつつ、映画の監修の仕事などしていました!)レコーディングに入ってからは、スタジオ中心の生活を送ってました。

−「NANA」という楽曲を聴いて、詞に耳を傾けたとき、ゾラの代表的作品でもある『NANA』という長編小説がモチーフになっているのかな?と、勝手に感じたんですが、実際のところはどうなんでしょう?

K:今回のナナは、ゾラの作品からではなくて、実はニキ・ド・サンファルという'60年代から活動しているフランスのアーチストをモチーフにして書いています。"NANA"は彼女の代表的な作品のタイトルです。ちなみに歌詞のあたまに入っている「白いカセドラル」は、「白い聖堂」という彼女の一番最初の作品のタイトルです。

−「NANA」はどんなイメージを膨らませながら作っていった曲なんですか?

K:ニキの「NANA」(大きな女性の彫刻)がどんどんふくらんで大きくなって空までとどき、やさしく世界をつつみこむような感じ。曲の方はカラフルなモノにしようと考えていました。

−「NANA」の作曲&プロデュースを担当している"Koki Takai"さんとはどんな方なんですか?

K:学校のクラスで例えるならば、違う国から来た交換留学生という感じかも。言葉などではわかりにくかったりするのだけど、感覚とかノリでもりあがる感じ。私とはまったく違うテンションで、レコーディング中面白いです。

−「NANA」の完成形を最初に聴いた時の感想を聞かせてもらえますか?

K:"オー 出来た!"という感じ。なぜかというと、この曲が(アルバムの曲の中で)最後に出来上がった曲だからです。マスタリングの日の朝まで作業していました。

−続いて、2曲目に収録されている「Divers」ですが、この曲はどんな世界観をイメージしながら作っていった曲なんですか?海の中にいるような感覚を覚えたんですが。

K:水の中に飛びこんで、どんどん潜っていっていると思ったら、実は水面に浮き上がっていって、頭を出すと、ナゼか、空の上に海が浮かんでいたという、(水の中で息もしている)夢の中で起こっているような、サイケな印象。

−最初から歌詞のない曲として作り込んでいったんですか?

K:シングルの方は、インストなのですが、アルバムの方では、歌詞が入っています!

−この曲と4曲目の「Spinning」の作曲とプロデュースを担当している"Tomoki Kanda"さんとはどんな方なんですか?

K:神田君とはもう知り合って15年くらいたちます。高井君が交換留学生だとすると、神田君は一つ下の学生で、学校をサボってお茶しに行くと、毎回偶然会うような人かな・・・自分に近い部分をとても持っていて、色々な事をつたえやすい人。

 カヒミ・カリィの音楽や人間性に恋するすべてのファンの皆さま、待望のニューアルバム「Montage」完成のお知らせが入ってまいりました!本人曰く「大きな夢の中の世界地図のもようの一つのパズルのような感じ」というそのアルバムのリリースに先行して、3月24日にマキシシングル「NANA」がリリース。その「NANA」に収録された新曲についてご本人に色々とお答えいただきました。「Montage」のリリースを前に是非ご覧下さい♪

“カヒミ・カリィ” INTERVIEW



MAXI SINGLE
「NANA」

01.NANA
02.DIVERS (Instrumental)
03.FREE LINE (KI's Tech Down Beat Mix)
04.SPINNING

2004.3.24 in STORES
VICL-35620
\1,260(tax.in)

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−続いて、3曲目の「Free line(KI's Tech Down Beat mix)」ですが、この曲はどんなイメージを膨らませながら作っていった曲なんですか?

K:この曲は高井君と一番最初に取りかかった曲なので、アルバム全体で私が考えたイメージを膨らませながら、作っていきました。優しくゆっくりひろがっていくようなイメージ。このバージョンは井上薫さん(Chari Chari)のREMIXです。オリジナルは、アルバムに入っています。

−この曲のリミックスを手掛けている"Kaoru Inoue @ K.A.O.S.&Crue-L Haus"とはどんな方々なんでしょう?

K:直接お会いした事は以前に一度しかなかったので、どんな方なのか説明するのがむずかしいのですが、私が大好きなアーチストです。DJで、それからChari Chari(チャリ・チャリ)という名前でアルバムも出されています。

−続いて、4曲目の「Spinning」。この曲はどんなイメージを膨らませながら作っていったんですか?

K:アリスがジャングルの中に入っていって不思議な探検をするというイメージから入ったのですが、どんどん膨れていって、コラージュ的な作品になったと思います。

−カヒミ・カリィの"語り"がこの曲を気持ちよくしているひとつの要因になっていると思うんですが、"語り"を入れるというアイデアは誰が思いついたんですか?

K:私です。その後、神田君とどの部分にどういう風に言葉をおいていくか考えつつ進めていきました。

−今作リリース後、5月21日にリリースされるニューアルバム「Montage」はどんな内容になっているのでしょう?

K:シングル「NANA」はパズルの一部で、アルバム「Montage」は大きな夢の中の世界地図のもようの一つのパズルのような感じ。リスナー1人1人が、そのパズルでずっと時間を費やしたくなるような!

−最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。

K:新しいアルバムやっと出来ました。皆さん聴いて下さーい!

Interviewer:平賀哲雄