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−素敵な歌声の持ち主に、こうして会えるのを楽しみにしていました。

熊木杏里(以下K):あっ、ありがとうございます。

−デビューが決まって、急に忙しい環境になったんじゃないですか?

K:あっ、今なんか、今週忙しいです。

−取材とかで?

K:そうですね。最近取材が多くって。

−結構、取材、インタビューとかって苦手?

K:苦手です。まだ慣れてないんで。

−しゃべるのはあんまり得意じゃない?

K:はい。多分、文章が得意です。

−気になってたんですけど、熊木杏里って名前は本名?

K:本名です。

−めずらしいですね。お母さんが杏里のファンとか(笑)。

K:あっ、違うんですけど(笑)。よく言われたりします。長野県更埴市で生まれたんで、杏の里なんですよ。で、そのまま杏の里で杏里です。

−なるほど。珍しいですよね。

K:名字の熊木ってゴッツくて好きじゃなかったりするんですよ。熊田じゃなくて良かったなと思って。

−熊田杏里?(笑)

K:木がまだ助けてくれてる(笑)。

−その本名がクレジットされたCDが全国で売られていくわけですが、あんまり、実感とかない?

K:あっ、そうですね。あんまり、ないですかね。

−なんで、私いろいろ聞かれてるんだろう?みたいな。

K:自分が楽しんでる歌作りが、特別な事でもなく、「誰かに聴いてくれ!」って始めた事でもないんで。結果としてこういう風にCDを出せるということが、「有り難いです」っていう感じで。

−デビューのきっかけを聞きたいんですが、オーディションですよね?

K:はい。「バラ色の珍生」で。あまり見たことなかったんですけど。歌習ってるスクールから、あの、こういうオーディションがあるから受けてみろって。

−あぁ、なるほど。

K:で、出たんですよ。最初は断っちゃったんですけど、「嫌なんです。」とか言って(笑)。でも、「入り口はどうでも、入っちゃえば開けるから。」って言われて、お父さんに。それで、「うーん」って悩みながら受けたら、なんか第一審査、第二審査、最終審査って、順々に勝ち残っていったわけなんですよ。

−プロのアーティストを目指していたわけじゃないの?

K:いや、あんまり考えてなかったですね、そういうのは。

−歌を好きになったキッカケは?

K:歌は小さいときからずっと好きで、幼稚園の頃から。替え歌とかバンバン歌ってたみたいで。おじいちゃんが未だにテープ持ってるんですけど。

−すごいですね。

 NTV系「嗚呼!バラ色の珍生!!」のオーディションに合格したことによってデビューが決まり、僕らは彼女の歌を聴くことが出来た。彼女の口元から零れる歌声は、決して熱唱するわけでもなく、ハイトーンボイスで圧倒するわけでもなく、昨今のブームとなっている“実力派女性シンガー”といった肩書きが似合うわけでもない。ただ、僕らを優しく包み込む。その歌声の持ち主の名前は熊木杏里。どこにも溢れていない稀少な才能を持つ存在に僕は非常に興味が湧いた。そしてデビュー直前の彼女へのインタビューを試みたわけだが、そこに座っていた彼女は、普通の20歳の女の子。少し不自然な笑顔を見せて(初対面だったので・・・)挨拶をしてくれた彼女は、アーティストらしさを漂わすわけでもなく、可愛らしい感じの女子大生以上のオーラを感じさせるわけでもなかった。しかし、インタビューを終えた頃には、やはり彼女はあの僕らを優しく包み込む歌声の持ち主、熊木杏里であったことを強く感じることになる。あの繊細な歌詞をなぜ彼女が書けるようになったかということも・・・(全てを話し終えたら、不自然な笑顔も素敵な笑顔に変わっていたのが印象的であった)。


対談

新人女性シンガー:熊木杏里
×
ライター:Tetsuo Hiraga

1st SINGLE
「窓絵」

1.窓絵
2.りっしんべん
3.時計
4.窓絵〜Instrumental〜
5.りっしんべん〜Instrumental〜

2002.2.21 in STORES

1st SINGLE/VPCC-82159/
\1,200(税込み)

(C) 2002 VAP
http://www.vap.co.jp/anrico/index.html

このCDを購入、
または過去の作品を知りたい方は
こちらまで



熊木杏里

K:時々聴いて恥ずかしくなるんですけど(笑)。

−将来ビックになったら、掘り出し物で(笑)。

K:(笑)なるように。

−作詞とか作曲はいつ頃から始めたの?

K:まだ2年ぐらいしか経ってないんですけど、17歳、18歳になった頃ですね。

−なんで、急に詞とか、曲とか書きたいなと思うようになったんですか?

K:最初は番組の企画だったんですよ。イメージソングを作れって。で、作ったら、それがちょっと評判が良くて。自分で歌う快感みたいなのがあって。そこから始まったんですけどね。

−それじゃ、ひたすらに詞書いたりとか、曲作ったりとかはしてなかったんだ。

K:なかったです。最近始めたばっかりだったんですよ、歌う活動を。それまでは、自分を表現できない子だったんですね。ただ、流されていっちゃうような。でも、歌書き始めて、結構強くなって、変われた部分があって。だから、やっぱり、自己表現なんですよ。書くって事は。だから、変わらず、これからもやっていくっていう。

−急激だったんだ。

K:そうですね、自己表現できなかった頃の反動で。なんか吐き出すみたいな形から始まったんです。

−最初は書いても別に誰かに見せたりはしなかったの?

K:なかったですね。

−いつ頃から、こう、見せたりするようになったの?

K:先生にチェックしてもらう形があったので。作り始めて、最初から見てもらってて・・・あんまり見られるのは好きじゃなかったんですけど。「別にそんな意見はいらんのじゃぁ〜」と思って。

−その自己表現の中から「窓絵」が2月21日にリリースされたわけですけど、やっぱり最初に魅力を感じたのが、歌声だったんですよ。昔から、あんな感じの歌声だったんですか?

K:歌声ですか?いや、違いましたね。昔はもうちょっと苦しそうに。なんか、一生懸命歌うって感じですよね。最近は別になんか気持ちの赴くまま、気持ちよく歌えるようになって。聴いてても自分でも苦じゃない声になったなって。

−何がキッカケで、そういう風に歌えるように?

K:わかんないですね。でも、自己表現がだんだん上手くなってからかなぁ。表せやすくなったのは。

−歌うスタイルっていうのが、熱く歌う感じじゃないけど、想いが込められているというのはなぜなんだろう?意識して感情込めてるわけじゃないんだよね?

K:そうですね、そんなに意図的ではないですね。

−結構自然にその詞の世界に入り込めるのかな?

K:そうですね、自然に入り込んじゃうんですね。自分で悲しくなっちゃったりするんですよね。歌いながら。だから、どんどん暗くなっていっちゃう(笑)。

−歌詞は常にリアルな体験がベースになってたりする?

K:それもあるんですけど、だいたい、その時の自分の気持ちをうたってる歌が多いんですよね。今回のマキシシングルの3曲目「時計」は恋愛の歌なんですけど、その他はそうではない。そういうのもすごい気持ちが蘇ってきたりするからなんです。やっぱり、自分の思ってることを書いてるから、いつでもリアル、自分にとってはリアルなことなんで。

 

「歌書き始めて、結構強くなって、変われた部分があって。だから、やっぱり、自己表現なんですよ。書くって事は。」

−「時計」の詞は確かに他の2曲とは違う感じがしました。日常的なリアルさじゃないですか。「止まってる時計見て切なくなる」とか、経験ベースっぽい。

K:はい。経験ですね。それに、みんな恋愛するから、一番共感が出来るんじゃないかなぁと。

−詞とか曲とか、書き込んでたりするんですか?

K:そうですね、曲より詞が書ける。「ハッ!」と思いつくと、楽しくなって書きためるんですよ。一気に4個ぐらいのテーマが浮かんだりするんですよ。

−すごいですね。急に?

K:はい。

−(笑)

K:最近あったんですけどね。こんな事考えてるんだ〜って、自分で関心したりします。家族のことだったり、心の友だったり、自分が悩んでることだったり。

−タイトルトラックの「窓絵」は何をテーマに書いたの?

K:「窓絵」は空なんですけど。なんか、限られたところから見ているんだっていうイメージ。でも、出来上がってきてから色んな意味でとれるんだって、自分で気づいたりして。「あっ、これ恋愛の歌だ。」って思ったり、「もうすぐこの子死んじゃうのかな?」とか。ほのめかして書いてるみたいなところがあるから、色んな意味でとれちゃうんですよね。

−これは、空を見て書き出したの?

K:そうですね。わぁーっと気持ちいいときに。サビから出来て、「そらに近いから」っていう言葉が。

−結構スラスラっと出てくるの?

K:そうなんですよね。

−例えば、書いてて途中で詰まったりするじゃないですか?それはそれで、置いておいたりするタイプ?

K:置いておいたりするタイプです(笑)。

−やっぱり(笑)。また、このテーマについて考えたくなったら書き出そうかみたいな。

K:無理に考えても多分出てこないんで。

−そうやって何かについて書くというのは、もはや日常生活の一部というか。

K:そうですね。

−さっき、感情表現するのが下手だって言ってたじゃないですか。「こうして書くことが私の感情表現を出来る場なんだ」と思ったときは、やっぱりひたすら書きました?

K:そうですね。でも、それがなんか真髄っていうか、根付いてきたのは、最近ですかね。ちょっと色々考えて。

−自分が表現できる場が見つかってから、性格とかって変わったりしましたか?

K:変わりましたね。すごい変わりました。

−あぁ、やっぱり。

K:ちょっとのことで別にくじけなくなりました。女子校だったんですよ、高校が。結構シビアじゃないですか。色々。サバサバして、意地悪だったりするじゃないですか。そういうのとかに対してもくじけなくなったし、明るくなったんですかね。

−強くなったんだ。じゃ、今になってはなきゃいけないモノくらいの。

K:そうですね。自己表現の場で。

−これからは外にそういった詞を出していく訳じゃないですか。今までは自分の中で完結させていたモノですけど、

K:はい。

−っていうので、ちょっと怖かったり、戸惑うところはある?

K:あります。あります。すごい不安ですね。なんか意図的にやっちゃうと多分出来ないし、でも、これは絶対これからやることになっていく訳じゃないですか。世に出るっていう。そうするとどうなるのかな?って。気持ちひとつで書けなかったりすることだから。なるべく、締切とかに追われないで、自由にやれるときに作っていきたいですね。

−そうですよね。

K:身の置き方に気を付けないと(笑)。


−「窓絵」をデビュー曲に決めた理由っていうのはあったの?

K:やっぱり、一番完成度が高かったんですかね。一番、デモテープも力入ってましたし、なんか一番ひらめいた歌だったんですかね。

−ちょっと他の曲というか、詞とは違ったっていう。

K:やっぱ、異色な感じがあれなんですかね。

−深みは感じますよね。

K:「わかんないよ、わけわかんないよ。」って言われましたけどね、友達には(笑)。

−やっぱ、3曲並べて聴くと、3曲目が共感は呼べる内容だったりするじゃないですか。逆に「窓絵」は漠然としてると言うか、その分、聴く人間というか、詞を読む人によって全然考え方とか、出てくる映像とかも違ってくる感じがする。

K:そうですね。

−「窓絵」は自分的にはどういう想いを込めてるの?

K:やっぱり「空に行きたい」って思っているし、でも、そんな行けるもんじゃないのかなって。自分が今いるところになんかちょっと不安があったりしてて、「空に行きたい」って。ただそれだけだったんですよね。限られた所から見てる、窓のフレームから見てる空をイメージで書いたんです。だから、聴く人にとっては、恋愛の歌だったりもするし、純粋に行きたいって思ったりするのかもしれないし。

−じゃあ、その時の環境が、また全然違うモノだったら、出てきてない詞というか、言葉かもしれない。

K:絶対全てが影響してるし。

−なるほど。あと、この曲聴いて思ったのが、時代とか流行とかは全く意識の外で、全然関係ないところで成り立ってる音楽だなと思ったんですけど。

K:そうですね。はい。自分でもよく分からないんですけど、何に影響されてこのメロディーが出てくるのか。多分、フォークはあるんですけど、現代の聴いてる、普段耳にしてるような曲とかが混ざり合って出来ているだろうし、でも、別に意識して出来てるわけでもないですね。

−不思議ですね。

K:出てくる任せです。

−普段どんな音楽聴いてたりするんですか?

K:普段ですか?やっぱ、陽水さん聴いてますし、ビートルズとか。お父さんの影響ですけど。

−最近の、自分と同じ歳くらいの子が聴くような曲って言うのはあんまり?

K:あえて聴かないですね。でも、カラオケ行けば、結構歌えますけどね。

−何歌ったりするんですか?

K:鬼束ちひろとか宇多田ヒカルとか、全然歌えます。

−自分じゃ、そういう曲を作りたいとは、あんまり思わないの?

K:全然全然。

−「今後、こういう曲を私は歌っていくんだ!」っいうの、あったりする?

K:いやぁ〜ないっすね。常に自分が考えてることを、ありきたりのことでも思ったことを自分の言葉でただ歌って、

−その時その時浮かんできたことを

K:はい、そうですね。自分探しみたいな感じだと思うんですよ。

−今まで詞って何個ぐらい形にしてきたんですか?

K:詞ですか?60くらい。

−結構まだポンポン浮かんできます?

K:そうですね。

−話聞いてると、思いっ切り環境が反映されるアーティストなんだね。

K:ちょっと怖いですよね。

−今回、サウンドプロデューサーが吉俣さんですが、ドラマの背景音楽とかの世界の人ですよね。

K:そうですね。

−今回なんでこうやって一緒にやることになったんですか?気が付いたら紹介されてみたいな?

K:はい。ピアノの方っていうのは聞いててお会いして、それで、「今、“冷静と情熱のあいだ”のサントラ作ってる人」って聞いて、「あら、すごい!」って思って。

−大物。

K:大丈夫かなこりゃって(笑)。

−(笑)どんな方でした?

K:うーん、なんかギャグで妙な人ですかね。本当に音楽をやっている人なのかなぁ〜って。でも、すごくためになりましたね。「自分の興味あることは何でもやってみろ」って、言ってくれたりして。

−実際組んでみて、自分が作った曲が吉俣さんの手から帰ってきてから、「おぉ!」って感じでした?

K:あっ、思いましたね。「うぉー!」と思ったし、「りっしんべん」がすごくロックになって帰ってきたんですよ。「かっこよくなって帰ってきたな」みたいな(笑)。元々はピアノでゆったり。で、ちょっとお父さんのギターが入ってるデモテープだったんですけど。結構ギターが「ガァー」って。お父さん流に言うと、「歪んでるなこれ」みたいな。かっこよくなって嬉しかったですけど。こういうのもアリなのねって。

−「りっしんべん」ってタイトルを付けた理由みたいのはあったりするの?

K:「りっしんべん」はですね、最初はひらめきだったんですよ、名前は。で、意味が、りっしんべんって漢字の辺じゃないですか。一個じゃ使わないモノじゃないですか、何かと寄り添って漢字になるので、やっぱ、そう言う意味で書いたんですけど。それは、詞書いた後から思いつきましたね。別に「こざとへん」でも良かったじゃんって言われるんですけど(笑)、なんか“りっしんべん”がパッと浮かんで。

−この曲はどういう想いを込めてるの?

K:それはですね、込めたというより吐き出した。

−吐き出した?

K:本当にそんな感じの状況で。なんか、デビューするに当たっての歌を作れと言われて、閉じこもってみたんですよ、家の中に。で、誰ともしゃべんないでやってみようと思ったら出来なくて。あぁ、ダメだと思って遊びに行った日の夜に出来た。

−(笑)外出たら出来た。

K:で、出来たら、すごく虚しくなって。

−まさに最後のフレーズの「ここにいる」っていう部分が爆発した感じの。

K:そうですね。自分はここにいるっていう。

−この詞見て思ったですけど、ひとつのこと考えたら、めちゃくちゃ深くっていうか、ある程度掘り下げて考えまくる人?

K:うーん・・・これはそうでしたね。でも、滅多に出来ないですね。なんか深くっていうと。まだ分からないんですけど、試行錯誤的になってしまいそうで。すごくたまってたときだったから想いが深く出てきたのかもしれないし。

−3曲目の「時計」、さっきもちょっと触れたけど、これはもう、「18、19」って年齢まで詞に入ってますけど、この頃の体験談?



K:年齢的には少しズレるかもしれないんですけど、体験ベースですね。でも、それ、私からバイバイって別れたんですよね。

−あっ、そうなんですか。どっちかっていうと、フラれた側の感じの詞ですよね。

K:ですよね。私、フっておいてなんか書いてるし・・・。

−どういう恋愛をする人だったりするんですか?

K:私ですか?どうだろ?そんなに別に「あなたについて行くわ!」ってタイプではないですね。でも、尊敬していたい感じですね、彼を。

−この詞に対しては、自分がフってしまった彼に対して、自分も悲しいって歌詞になってますけど。

K:そうですね。なんか好きだったんですよ、別れても。「バラ色の珍生」のオーディションの関係でお別れになって、で、そんな時に出来た曲で、で、オーディションでそれ歌って。

−なんかすごいですね(笑)。

K:何かすごい踏み台にしてる、そんなつもりはないんですけど・・・。

−踏み台ってよりも、シチュエーションがすごいですよね。思いっきりリンクしてるっていうか、おまえらのせいだぞ!って(笑)。

K:歌ってるとき寂しかったですもん。「これ聴いてたらどうしよう」とか思って。

−その辺は、思いっきりリアルですね。

K:ないですね、他にこんなリアルなのは。かなり特別ですね。

−今後、詞、曲を出す度に、他人から色々と言われるじゃないですか。この詞がどうこうとかっていう・・その辺に関しては、嫌だなとか思ったりする?

K:聴く人の捉え方は自由だと思うんですけど、作品を出す前に「ここら辺変えてね」とか言われるのは、嫌だなと思います。納得したら変えようと思いますけど、でも、変えられないですよね、そう簡単に。もう、イメージが最初に出来てるから。それがベストのような気がして。変えられるようになったほうがいいのかもしれないですけど、今はそう思います。

−将来的な目標みたいなのってあったりする?どんなアーティストになっていたいとか、どんな事をしていたいとか。

K:これからですか?できればずっと、死ぬまでとは言わないですけど、音楽をずっと歌っていきたいっていうのはあって、自分の世界が確立出来たらいいですね、陽水さんみたいに。もう、揺るぎないじゃないですか。あんなアーティストになりたいですね。別に陽水さんの真似をするとかじゃないんですけど、歳取ったら、あんな感じの構え方とか出来たらいいなって。生きていきたいかなぁって。

−わかりました。では、このインタビューを読んでくれている方々にメッセージを。これからこの曲を聴くであろう皆さんに。

K:えーっと、まずは今回の作品を何回も何回も聴いてみてほしいと思いますね。それと、詞をやっぱり読んでもらいたいですね。色々な意味で捉えられると思うので・・・はい(笑)。馴れないものですみません(笑)。

Interviewer&Photo:Tetsuo Hiraga

◆『熊木杏里』 SPECIAL INTERVIEW 番外編 「熊木杏里 まだ経験のないライヴへの憧れを語る!」◆

−ライブ経験はあるの?

熊木杏里(以下K):ないですね。やってみたいんですけど。

−熊木さん自身は誰かのライブとか見に行ったりする?

K:行かないんですよ。井上陽水さんは一度は見たいですね。

−どんなライブがやってみたいとかあります?

K:ピアノと歌だけで。シーンとしてるところで聴いてもらいたいですね。わぁーっていうんじゃなくて、シーンと。

−個人的には、雪が降ってるところでやって欲しいですね。「窓絵」聴いたときのイメージがそうだったので。

K:雪が降ってる感じで。良いっすね。

−手がかじかんで弾けねぇよっていうのはあるかもしれないですけど。

K:確かに。本当に寒い感じになっちゃいます(笑)。

−熊木さん自身は「窓絵」を歌うならどんな場所をイメージしますか?

K:初めて録った今回のPVは綺麗な青空の下って感じだったんですよ。なので、やっぱり空を見ながらかなぁ。

−今イメージしたら鳥肌立ちました(笑)。いつか、生で熊木さんのライヴを見られる日を楽しみにしてますね。

K:私も楽しみにしてます(笑)。

「その目先にはどんな世界が映っているのでしょうか?熊木杏里・・・期待大です!」

 NTV系「嗚呼!バラ色の珍生!!」(2001年3月レギュラー放送終了)のオーディションに合格し、見事メジャーデビューの切符を手に入れた女性シンガーソングライター・熊木杏里。彼女の「窓絵」によるデビューを記念して、熊木杏里のおしゃれなカードケースをプレゼントしちゃいます!

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