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−この曲は、家の中にこもって書こうとしたけど書けなくて、遊びに行った夜の日に書けたっていう曲でしたよね?
K:はい。そうです(笑)!最近はそういうことないんですけどね。生まれ方が珍しかった曲でもありますね。
−続いて、「わちがひ」。
K:(笑)。わちが“い”と読みます。
−これはどういう意味なんですか?
K:そのまま、輪違い。重ならないんだけど、繋がっている・・・自分と他人は違うってことを切実に思って書きました。
−自分と他人は違うけど、それに絶望するって感じではないですよね?
K:そうですね、違うんだけど繋がっているわけですからね!
−「わちがひ」にはトランペットが入っているじゃないですか。それがあってすごい夜なイメージを感じたんですけど。
K:外国をひとりで歩いている感じ。
−日本の夜ではなく、ロンドンとか?
K:そうそう!吉俣さんがロンドンがすごい好きな人なんですよ!そういうイメージで。
−別に夜に書いた曲って訳ではない?
K:夜ですね!
−相変わらす夜に曲とか詞が思い浮かぶのが多いんですか?
K:寝る前とかに、書きますね。
−ハマっちゃうと寝られなくなっちゃったりとか?
K:そう。でもそれはそれで時間が経つのが気にならない。
−続いて、「ル・ラララ」ですが、可愛い感じの曲ですね。
K:これはデビュー前の初期段階に作り始めて10曲目ぐらいに出来た曲なんですよ。自分の中でこういう雰囲気の曲って無くて、今じゃあんまり書けないですね。なので、今回アルバムに入れたかったんです。
−この曲書いた時、どういう心境だったか覚えていますか?
K:この時期、詞に出てくる“君”って奴がやたら憎ったらしくて!コノヤローみたいな気持ちで!
−実は怨念が(笑)!?
K:実は(笑)!“君”に対しての恨み辛みが!“君”は私の何を見てくれるの!?っていう・・・。
−ラララとか言ってるけど(笑)。
K:(笑)。“ル”がマイナーで、“ラララ”がメジャーな気分で。浮かんだり下がったりみたいな。
−そして、セカンドシングルにもなった「咲かずとて」が、7曲目に入っていますけど、この曲も他にはない感じというか。
K:赤裸々だなって。こういうどっぷり愛の歌ってもう書きたくないんですよね(笑)。
−振り返って思いましたけど、この曲が一番ストレートに恋愛のテーマを歌った曲ですよね?
K:そうなんです。自分の中であまり使いたくない言葉を思いっきり使っているし、そういうところでは思いっきりのイイ歌なんです。それでアルバムに入れてみたら、シングルの時とまた違った聴き方が出来て、ビックリしましたね。
−続いて、8曲目・・・曲じゃなくて朗読「殺風景」。これは曲にせず、朗読にしたのはなぜなんですか?
K:最初から朗読を入れようと決めてから書いたんですよ。意味が分からないことを言おうと思って(笑)!夢の中で浮いている匂い・・・みたいな。
−歌入れするより難しかったりしたんじゃないですか?
K:ちょっと、こっぱずかしかった(笑)!でもナルシズムで乗り越えました(笑)!
−この朗読から流れるように「今は昔」のイントロに入るのが気持ち良かったです!
K:そこは意識して曲間を短くしてるんですよ、わずか曲間一秒。
−「今は昔」は、サードシングルのリードトラックになった曲ですけど、俗に言う“勝負の三枚目”みたいな部分で何か言われたり、意識したりってありました?
K:全然意識していませんでしたね!後から誰かに「三枚目で勝負だよね!?」って言われてから、そうだったんだ・・・って(笑)。それよりも私はとりあえず自分の好きなことをやろうっていう想いが強かったもので。
−デビュー時は、「恋愛ベースの曲はあんまりないです。」って言っていましたけど、振り返ると結構ありますよね(笑)?
K:ありますね!(笑)。ラブソングではないんですけど、意外とどんなテーマで書いても、“恋愛”も匂うみたいな!結局、そこから拾えるモノが多いなって。なので、デビュー時のその言葉は取り消します(笑)。 |