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−デビュー10周年おめでとうございます!語り尽くせないほどに色々なことがあった10年だとは思いますが、皆さんにとってこの10年は、どんな10年だったと言えますか?

Nana(以下N):ありきたりですけど、あっという間で、振り返ってみると、「こんなこともあったし、あんなこともあったな〜」っていう感じで。ただ前と違うのは思い出が増えた分、その話で盛り上がることが多くなって、それが結構楽しかったりしますね。

Lina(以下L):本当にあっという間でしたね。でも一緒にやって来て、色んなことが経験できたなっていうのが、大切な宝物になってます。ひとつひとつの仕事がすごく明日へ明日へ繋がって今があるっていう感じで、「成長できたな」って思いますね。

Reina(以下R):私もほとんど一緒なんですけど、気が付いたら「10年なんだな」って。振り返ってみると、改めて1年1年に色んなことがあったと思うんですけど、「10年」って聞くと、「すごい年月みんなと一緒にいたんだな」って。スーパーモンキーズ時代も入れると10年以上ですからね〜。びっくりですね。


−で、MAXが10周年というのも驚いたんですが、AkiさんもMAXに加入して3年が経つという事で。

Aki(以下A):早いですよね〜。

−Akiさんにとっての、この3年間はどんな3年間でしたか?

Aki(以下A):すごくめまぐるしかったというか、3年前が昨日のことのように思えるんですけど。初めての体験もたくさんあったし、すごく色んなことがあって、「中身の濃い3年だったな」って思いますね。

−すでに誰もが知る存在になっていたMAXというものがあって、そこに急に自分が入っていくのは、どのような心境でした?

A:最初は全然実感がなかったというか、普通にはありえない話じゃないですか?それで、いつも「私は今MAXなんだよな」って確認してないと、自分の状況が分からないっていう感じで、最初の1年ぐらいは過ごしていましたね。でも、一日一日が過ぎてくにつれて自分自身もどんどんMAXになっていくし、そうなりたいと思うし。もっと3人に近づきたいっていうか、そういう気持ちが日に日に強くなりますね。

−続いて、MAXの今までの活動の中で一番印象に残っている出来事をメンバーそれぞれからお聞きしたいんですけど。

R:初めての武道館。「武道館、決定」の瞬間が一番ですね。その前の年にアルバムを出して、そのアルバムがミリオンを突破したんですね。それで、みんなでリハーサル室でみんなでバンザイをしてたんですけど(笑)、そこで「来年、ライヴが出来たらいいね」なんていう話があったんですよ。それからちょっとして、事務所に私たちが来た時に、社長から直接「武道館やるからな〜」ってサラっと言われて。なので最初は、「え?何?」「またまた騙して〜」って感じだったんですけど(笑)、本当に日程もしっかり決まっているのを知って、「本当に私たち、いいの?まだ早いんじゃないの?」みたいな。すごく驚いて、その瞬間は今でもしっかり憶えてますね。

−で、その初めて立った武道館はどうでした?

R:緊張しました。すっごい緊張しました(笑)。

N:一番最初のMAXとしてのコンサートが武道館でしたからね。あと、私たちみたいなグループって当時は他になくて、お手本になるものがなかったので、完全に手探り状態で、「どこでどんなことをあのステージで喋るの?しかも4人で!」っていう(笑)。色んな事が初めてだったから、すごく印象には残ってるけど、ひとつひとつのことは憶えていられなかったぐらい、あの時の緊張感はすごかったですね。すごく没頭したというか。でも多分、その時に出来たベースが今に繋がってるから、一番大切な思い出として、やっぱりMAXでの思い出を話す時は必ず出てくる、あの武道館は。

−それ以外には何かありますか?

L:それ以外ですか〜?ライヴ以外で・・・映画とかかな(笑)。

 『ニライカナイ』、それは理想の楽園。それは、各メンバーのその無邪気で明るいキャラクターにピッタリの世界だ。ただ、この世界は今のNana、Lina、Reina、Akiだからこそ辿り着けた世界、表現できた楽園であることを忘れてはならない。今年でMAXはデビュー10周年を迎えた。ミリオンヒット、日本武道館公演、映画・ドラマへの出演などなど、輝かしい功績を残しながらも、いつでも親しみやすい雰囲気を彼女たちは全身で、笑顔で感じさせてくれた。それは各メンバーの元より持ち合わせていた懐っこい性格があってこそだとは思うが、一番大きいのは何よりもファンの存在だったようだ。ファンの存在がいつだって彼女たちに笑顔を与え、天性の無邪気で明るいキャラクターに翳りを与えずに走り続けさせてきた。『hotexpress』初となるMAXへのインタビューを通して、それはとても強く感じさせられた。企画から始まったグループが様々な経験に一喜一憂し、『ニライカナイ』へ辿り着くまでの10年の軌跡、そしてよりクリエイティヴになっていくMAXの未来を、このインタビューから感じてもらえればと思う。

対談

MAX
×
Tetsuo Hiraga


28th SINGLE
「ニライカナイ」

01.ニライカナイ
02.Someday
03.TORA TORA TORA 2005
04.ニライカナイ(Instrumental)
05.Someday(Instrumental)
06.TORA TORA TORA 2005(Instrumental)


AVCD-16070
¥1,200(tax in)

2005.7.6 in STORES

MAX オフィシャルサイト>
http://www.avexnet.or.jp/max/

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または過去の作品を知りたい方は
こちらまで

MAX

A:見てた、見てたぁ!

L:ちょうどシングル3枚目の『TORA TORA TORA』をリリースしていた頃に映画の撮影をしたんですよ。で、それまでに2枚のシングルを出してたんですけど、なかなか“MAX”が世間に浸透していなくって、『TORA TORA TORA』で“MAX”の存在を多くの人に知ってもらえた頃にチャレンジしたことなので、よく憶えてるんですよね。しかも今までは歌と踊りしか練習していなかったのに、映画をやります、しかも『レディースMAX』っていう(笑)。「え、ヤンキー?」「まぁそのままの感じでやればヤンキーに見えるから」とか言われながらも(笑)、一週間という短い撮影期間で挑んで。ただ、またそこで歌と踊りとは違う、MAXのメンバーの新しい一面を見た感じで、すごく楽しかった。

R:あと、その映画の「舞台挨拶をやります」って言われて、「どうしよう?お客さん来てなかったら」とか不安だったんですよ。で、会場に着いたら、いつもいてくれるファンの人が5、6人いてくれて、違う会場の前にはすごい列が出来てて、「あ〜いいな〜、でも、来てくれているファンの人がいるから頑張ろう!」って言ってて。それで、いざ会場に入ってみたら、その違う会場の列だと思っていた人達がみんな私たちの映画を見に来てくれた人達だって分かって、すごい鳥肌立っちゃって!急遽2回だった予定が3回に増やす事になったりして、嬉しかったですね〜。


−ちなみに当時の4人の中で一番演技に没頭していたのは誰だったんですか?女優に目覚めちゃいそうだった人は。

N:私、元々好きでやりたかったんだけど、最初の演技の経験がレディースっていうので(笑)、逆に難しかったですね。「素でいい」とか言われても、レディースやったことないし(笑)。でも楽しかったですね。

R:ただ、かなりそのヤンキーの役に影響されて、プライベートでも電話とか出て「あ!?」とか言っちゃうし(笑)。


−じゃあ、その時期が一番言葉遣いの悪い時期だったんですね(笑)。

L:悪い、悪い(笑)。態度も悪かった(笑)。

N:あと、ドラマもやったんですよ。それもまた超能力者の役とかで(笑)。なぜか普通の役が回ってこなくて。

−Akiさんが一番印象に残ってる事って、何だったりしますか?

A:MAXでのライヴは感動しましたね、あんなにたくさんの人達の前でできて。ずっと夢だったし、うん。「歌うパートもこんなにもらえて、すごい!」って思いながら。あとは、「おまえをMAXに入れようと思ってるんだよ」って、ここ(所属事務所の一室)で言われたんですよ(笑)。やっぱりその瞬間が一番印象に残ってるかもしれないです。「もう一回言って!何て言ったの?今」みたいな。

−その前兆みたいなのはなかったんですか?

A:そう、急に電話がかかってきて、「今から事務所に来なさい」って言われて(笑)。

−ちょうどそのAkiさんがMAXに入った頃って、MAXにとって大きなターニングポイントだったと思うんですけど、その頃の心境っていうのはどんな感じだったんですか?

N:ちょっと大変でしたね!それまでずっと一緒にやってきた4人もすごく大事に思ってるし。で、自分たちで作り上げてきたものを突然変えたときにファンが受け入れてくれないだろう、とも思ったし。歌と踊り以外の部分でも、その4人の絆の強さを「すごく好き」って言ってくれる人達がたくさんいたので、「そういう人達の気持ちを裏切りたくない」というのもあったんですけど、何度も話し合っていく中で、続けていくには受け入れなきゃいけない部分もたくさんあって、そこの葛藤はすごくあって、戦って、戦って。で、メンバーそれぞれが個人としての自分を見つめる時間でもあったし、精神的な成長はその時が一番、新しくなってからが急激にあったと思いますね。「自分たちがもっと大人にならなきゃいけない」と思えたのがその時だったから。徐々に段々掴んでいくんですけど、やっぱり新しくなったばかりの頃は自分の中で戦ってましたね。Akiちゃんのこともしっかりやってあげなきゃいけないけど、その前のファンの人達の事も、なんかそういう板ばさみ状態にあって。




L:難しかったね、自分の気持ちの持っていき方とか、コンディションの保ち方とか。想像してなかったことが起きたので。想像してたらね、徐々にその気持ちになれて、色々対応できるんだけど、急にカミナリが落ちてきたので(笑)、状況も読めないし、理解もできないし、「どう進めていけばいいんだろう?」って悩みましたね。

−じゃあ、その時って言うのは“解散”も頭の中によぎったりすることはあったの?

N:それは、話にも出たりとかしたし。

R:新しいメンバーを入れるにしても、解散を決断するにしても、その選択は自分たちで納得して決めたかったんですよね。その選択が、当時の4人じゃなきゃ“MAX”ではないから解散しよう、だったとしても。ただ、最終的に、私たちの気持ちもスタッフの気持ちも「まだまだ“MAX”をやりたい」というものだったので、そっちを選択して。だから、あの頃は3人で話し合う事がすごく増えましたね。今後の“MAX”についてとか、今まで私たちを支えてくれたファンの人に“どう今の私たちの気持ちを届けたらいいんだろう?”っていうのもすごくあったし、Akiちゃんが入ることで今までと3人のポジションも変わってきたりしたので。どちらかと言うと「イェーイ♪」とか言ってるタイプだったんだけど(笑)、「しっかりやんなきゃいけないんだ!」みたいな。そういう感じで話し合いながら「こうしていこう」って、ひとつずつ乗り越えてきたかな、と思いますね。


−それを乗り越えてこその10周年だと思うんですけど、それを乗り越えられた、10年間駆け抜けられた要因は何だと自分たちでは思いますか?

N:やっぱりファンがいてくれたからですね。解散が頭によぎった時も、「まだまだ続けてほしい」って言ってくれるファンがいっぱいいてくれたし、そういう人達の手紙とかネットの書き込みとか読んでたら、「MAXがいるから!」って思ってくれてる人がたくさんいるのに、私たちの都合だけで“MAX”を無くすことはできないなって。そういう人達がまだまだいてくれるんだったら、というか、「本当にいなくなるまでやってもいいんじゃないかな」っていう気持ちになれて。

−そこまで思えたら強いですよね。

N:そうですよね。そう思えば何でも乗り越えられるっていうか。だからライヴをいつも重ねることによって、お互いの気持ちの確かめ合いをするんですよね。「ちょっともうダメかな」って思っても、ライヴをやって、見てる人達がすごく感動してたりとか、「本当に今日は楽しかった!」って言われると、「次もやらなきゃ!」っていう気持ちになれるから。

−そうやって日々成長していってるMAXの皆さんですが、先程AkiさんにはMAX入りたての頃のお話を伺いましたけど、3人が10年前にMAXを始めた頃の心境って、すっごい前の話ですけど憶えていたりしますか?

N、L、R:何も考えてなかった(笑)。

N:最初の頃を思い出すと、ここまで私たちがMAXに愛情を注げるようになっているのが不思議なぐらいで(笑)、ノリだったよね?

L:ノリ(笑)!

N:企画だったんですよ。曲先行で、あの『恋するヴェルファーレダンス〜Saturday night〜』のサウンドを「どうしても出したい」ってエイベックスが言ってて、それを歌える女の子たちを探していたみたいで、その白羽の矢が、当時スーパーモンキーズだった私たちに立って。「え?私たち?」みたいな(笑)。

L:だからその一曲で終わる予定だったんですよ。

N:あの頃はずっとスーパーモンキーズでやっていくと思ってたから(笑)。

L:あと、“MAX”って名前を付けるときにいっぱい他の候補もあって、それが心配でしたね。ハーレムとか、レディ・マドンナとか、ザ・ブーンとか(笑)。

N:で、曲も遊びっぽいし、振り付けも自分たちで遊びで作って、それをビデオに撮って事務所に持ってきたりとか、みんなが楽しく遊びで作っている感じで始まったから、どんどん続いていくと思ってなかったんですよ。

−それがなんで走り出しちゃったんですかね?

R:あの頃はちょうどスーパーモンキーズと同時進行で、「MAXの時は可愛くしなさい」とか言われながらやってたんですけど(笑)、『TORA TORA TORA』に巡り会ってからMAXのお仕事がすごく増えてきたんですよね。そこからだと思いますね、ただの企画じゃなくて、ちゃんとしたグループとして意識的にも動き始めたのは。

N:仕事をどんどんこなすうちに、「もっとこうしたい!」っていう欲が出てきたし。

R:でも、今だから話せるんですけど、「『TORA TORA TORA』が売れなかったら沖縄に帰すから」とか言われてて(笑)、みんなで「頑張ろう!」って。

L:「帰りたくない!いさせてください〜!」っていう感じで(笑)、必死でやってましたね。

−で、そこから10周年を迎えた今年、“10周年パーティー”をやったみたいですね?

N:凄まじいパーティーになりました(笑)。みんなスタッフの人たちが集まってくれて、デビュー当事に携わってくれていたような人たちも来てくれたんですけど、今までのデビューからのビデオをまとめて流してもらったりとか。

L:サプライズで友達がReinaの実家に連絡を取って、10周年だからということで内緒で親から手紙をもらってきて、番組のように読み上げて(笑)。


R:そこだけね、みんなで涙したりして。


N:そしたらりっちゃん(Lina)がお約束のケーキ投げを始めて(笑)。

L:怒られちゃいました(笑)。

−(笑)。でも忘れられない“10周年パーティー”になったんじゃないですか?

L:すごい嬉しかった!色んなスタッフの方々が来てくれて、本当に素敵な人たちに支えられて、「だから今があるんだな」っていう実感はありましたね。メンバーに対してもそうだし。

N:「やってよかったな〜」と思いましたね。

−それは、感極まってケーキも投げますよね(笑)。

N:嬉しかったんだよね!

L:結局、まだ大人になれてない(笑)。


R:そういうところはね(笑)。


−そんな10周年を迎えた、2005年のMAXのこれまでの活動についてお話を伺っていきたいんですが、まず今年はカウントダウンライヴで幕を明けたみたいですね?

L:アンコールで『一緒に・・・』を歌ったら雪が降ってきたんですよ!

A:すごく良いタイミングで降ってきたんですよ!

R:あと、自分たちが想像していた以上に見てくれる人がたくさんいて、それは嬉しかったですね。

N:なんかMAXは野外好きみたいです。野外のステージはすごく気持ち良いですね、夜空とか、雪とか、自然のセットの中で歌っていると、声もいつもより出てるような気分に!


L:気分だけですから(笑)。でもライヴで終われて、ライヴで始まれるのはすごく好きですね。自分たちの大好きなステージなので。


−で、ライヴと言えば、今年の春にホテルコンサートツアーがありましたが、こちらはどんなツアーになりましたか?

N:今回は「今までにない“大人っぽさ”をそろそろ出したいね」って言ってて。

L:やっとこね(笑)。

N:やっとこ(笑)。で、場所がホテルっていうのもあったんで、ショウタイムみたいな感じで作ってみようと思って、大人っぽい感じを出しつつ、一部と二部に構成を分けて。最初は「じゃあ、驚かせよう」と思って、ミニシアターみたいなのが始まったりとか。でも自分たちでは格好良く始まったつもりが、10年も見てるファンの人たちはクスクスって笑うんですよ!ちょっとパロディっぽく作ってたからかもしれないんだけど、白黒のフランス映画っぽい映像の中で、マニッシュな感じで男装した男役を演じる私たちがいて、それを見てオープニングから笑い出す人がいて。私たちは格好良い気分でスタンバイしていたから、「あれ?」みたいな(笑)。

L:動揺しちゃって(笑)。


R:「なんで笑うんだろう?」って(笑)。

N:でも、ライヴが終わった後にアンケートとかで、「前に見たホールツアーより良かった!」とか、そういう意見をたくさんもらえて、それがすっごい嬉しかったんですよ。やっぱり何回もライヴやってると、最初より新鮮さに欠けたり、こっちがやることをだんだん見慣れてくるから、最初の時は誰でも「良い!」って言ってくれるけど、何十回目のライヴを「良い!」って言ってもらうのはかなり難しくて、それを言ってくれたっていうのが嬉しくて。ホールツアーに比べたらスタッフの人数も半分ぐらいだったりするのに、「ホールツアーと同じぐらいの感動」って言われて、「いろんな工夫とかアイデアで飽きられない、良かった!と思ってもらえるライヴができるんだ!」って知って、すごく収穫がありましたね。

−今年の春はそんな面白いライヴができたわけですが、今後どんなことをライヴでやってみたかったりしますか?

R:でも10周年ライヴはやりたいな!ちゃんと「10周年!」っていうファンクラブイベント的なことをやってないから、それは今年中にやりたい。

L:有言実行で。「やります」って!

R:やります!


一同:(笑)



−分かりました(笑)!楽しみにしてます。あと、ホテルコンサートツアー以外にも、先日ヴェルファーレで行われた『SUPER EUROGROOVE PARTY』と題したイベントに出演されましたよね?あちらのイベントは出演してみてどうでした?

N:予想外の盛り上がりで、「スゴーイ!」って。

L:ちょっと圧倒されながらも(笑)、負けずに歌ったステージだったかな。でも久々の感触でした。ユーロのライヴっていうのが久々で、ユーロを歌うこと自体も久しぶりだったので。でも思い返せば、「昔はこうだったな」っていう、記憶が甦ってくる感じでしたね。

N:なので、もしかしたらこれからは、MAXって色んな曲歌ってるから、例えばユーロだけのライヴだったり、これからのMAXを打ち出すライヴだったり、分けてやっていくのも面白いのかなって思いますね。ツアーとは別に。

−これだけ曲が揃ってると、何でもやろうと思えばやれちゃいますもんね。ちなみにその『SUPER EUROGROOVE PARTY』では、新曲『ニライカナイ』も披露されたと思うんですが、あの曲はライヴで歌ってみると、どうですか?

L:気持ち良いかな、ライヴでも気持ち良いし、レコーディングでもすごく気持ち良かったし。どんな場所で歌ってても気持ち良い曲ですね、『ニライカナイ』は。沖縄のサウンドを取り入れてるっていうのもあるし、聴きなれてるサウンドっていうのかな?「沖縄の血が騒ぐ」みたいな(笑)。

−(笑)。ちなみに一番最初にあの『ニライカナイ』を聴いたときはどんな感想を持ちました?

R:今回のシングル曲を選んでいく中で、あの曲は実は最後に渡された曲だったんですよ。で、「今回は10周年っていう事もあるし、原点に戻ってユーロビートをやってみないか?」っていう提案が最初にあったんですよ。「でも、ユーロビートかぁ・・・」って最初は思ってて、それで、曲をいっぱい集めていく中、大体の曲が熱い曲とか、イケイケの曲とか、今のMAXではない曲がいっぱいあって、何曲かレコーディングもしたんですけど、「やっぱりちょっと気持ちが違う」って思ってたら最後に「琉球ユーロなんだよ」って渡されたのが『ニライカナイ』で。「なんだ、こんな曲あるんだったら始めに出してよ!」みたいな(笑)。これだったら全然やる意味もあるし、それですぐ決めたんですよね。

−でも“琉球ユーロ”って最初に言葉だけ情報として入ってきたときに、正直「何を言ってんだろ?」って思いました(笑)。

一同:(笑)

L:私たちも最初はそう思ったんですけど(笑)、聴いてみたら「これ、絶対歌ってみたい!」って思えて。新鮮ですし。


−確かに新鮮ですよね。あと、聴けば聴くほど気持ち良くなっていく曲ですよね!細かい悩みとか吹っ飛ばすような、広がっていく感じがすごくある。

A:歌ってて自然に笑顔になれる曲ですよね〜。

−ちなみに『ニライカナイ』、この言葉の意味を聞かせてもらってもいいですか?

N:“理想郷”っていう意味で。昔の沖縄の人たちが「海の向こうに幸せの楽園があるんじゃないか」っていうのを想像して、その名前を“ニライカナイ”っていうんですよ。で、今回歌詞もその“理想郷”をイメージして広げていって書いていったんですけど。理想の場所って言うのは、愛する人たちがそこにいればどこでにも出来るんだよ、楽園っていうのはどこにでも作れるっていう、そんな内容の詞になりました。

−やっぱり自分たちで書いた詞を歌うのは気分的に違いますか?

R:詞をいただいたのと、自分たちが書いたのでは、ひとつひとつの言葉への感情の入り方が違いますね。「より言いたい事が伝わるのかな」って思います。

L:自分たちが書いた詞だと、すんなりその言葉が口から出てくるし、すぐ憶えられるし、重みが違いますよね、ひとつひとつの言葉の。

N:「たくさんの人に聴いてほしい!」っていう熱も変わりますよね。せっかくみんなでこんなに頑張って作ったんだから、「本当にいっぱいの人に聴いてほしい!」って、気持ちがすごく強くなります。

R:『Never gonna stop it』のときも詞は書いたんですけど、その詞の世界観が5年前と今では全然違くて、みんなで詞を提出しあったんですけど、その時に「みんな詞も成長してるな」って、ひとりずつのを見て思って。「あ、大人になったんだね!」って(笑)。

L:詞のテーマが全然違うのもあるんですけど、前のほうがもっとガツガツしていた感じがする。でも今はまるーく、「優しくなったかな」っていう。

N:たまにこうやってみんなで詞を書くと、普段話していても分かんない部分が染み出てきたりとかするから面白いんですよ!またやりたいですね。

−じゃあ、今後も自らが手掛けた詞を世に出していきたいと?

R:挑戦していきたいな。

N:あと、ファンクラブのライヴとかでは曲も作ったりとかしているので、いつか自分たちの作った詞と曲が入ったCDをみんなに聴いてもらいたいですね。

−楽しみにしてます!あと、この『ニライカナイ』がオリオンビールのCMソングになったということで、近年稀に見るこの相性の良いタイアップ(笑)。

一同:(笑)

R:本当にね!

L:嬉しい!オリオンビールってね、沖縄に住んでいる頃から身近にあったものなので。

−今年の夏はね、「オリオンビール片手に『ニライカナイ』で決まり」みたいなキャッチコピーで(笑)。

L:良いですね〜(笑)。

−続いて、ニューシングルのカップリング曲についても触れていきたいんですが、まず2曲目の『Someday』。こちらの曲はどんな内容になってるんですか?

N:「今回は一枚のCDを通して、今の“MAX”をすごく打ち出したいね」っていう話をディレクターさんともしてて。で、『ニライカナイ』がすごく優しい感じになっているので、じゃあ『Someday』は、今の“MAX”がこの先どういう方向に向かっていくのかな?っていうのを詞に入れ込んで、10周年も絡めてて。

L:ファンの人に対しての気持ち+恋愛を含んだような、そのファンの人を恋愛の相手に例えて作った詞ですね。

N:曲は結構メロディアスで、ユーロなんだけどガツガツ感のない感じですね。

−で、驚いたのが、3曲目『TORA TORA TORA 2005』なんですけど。

N:『ニライカナイ』がシングルに決まる前に、『TORA TORA TORA』が10代の子たちのあいだですごく盛り上がってるらしくて、「じゃあ、せっかくだから、2005年バージョンをMAXで歌わないか」って話をいただいて。でも全然私たちが前に歌っていたときのとは雰囲気が違って、ビックリしました!

L:パワーアップした。すごくワイルドな感じに。


R:あの頃は、結構キュートな感じだったんですけど、2005年バージョンを最初聴いたときは目まいがしそうになって(笑)。

N:気合い入れるときに聴く方がいいかもしれないですね(笑)。

−そんな3曲入りのニューシングル『ニライカナイ』と共にMAXの夏は始まっていく感じだと思うんですが、今年の夏はどんな夏になりそう?

L:『ニライカナイ』と色んな地方に回ろうっていう企画がいっぱいあるので、今年の夏はファンの人たちといっぱい触れ合える機会があると思いますね。しばらく触れ合えなかった分、もっともっとみんなとのコミュニケーションをこの『ニライカナイ』で取れたらいいなって思います。

−今年の夏はそんな感じで『ニライカナイ』で盛り上がっていってもらいたいなと思うんですが、例えば、今メンバーそれぞれの中に「今後こんな曲やりたい」みたいなのってあったりするんですか?

R:私がずっと「やりたい!」って言っていたのが、せっかく4人いるので、コーラスが綺麗な、優しく届けられる曲をやってみたいですね。

L:久々にちょっとガツンと格好良いR&Bテイストの曲を、ショウ的な、見ても格好良いっていう構成を作りながらやれる曲に出会ってみたい。


A:私は4人でマイクスタンドとか使って、ロックとか、「すごく激しいやつを歌ってみたいな」っていうのをずっと思ってますね。

N:ボサノヴァとかすごく好きなので、夏の太陽とか風とかを感じられるような曲を、4人でイスに座って並んでコーラスもやりつつ、ファンの人も一緒になって歌える曲があったらいいなって思いますね。

L:そういうそれぞれの個性に合った、一人ずつの曲をライヴの中に取り入れたりしたりすると、ライヴの構成もどんどん変わってくるので、そういう曲を持てたらいいかなって思います。


−楽しみですね〜。期待してます!それでは、最後になるんですが、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

N:さっきもちょっと触れたんですが、今年の夏は『ニライカナイ』と色んなところを回ると思うんで、ぜひ生のMAXを見に来ていただいて、一緒に楽しみましょう!

A:この『ニライカナイ』って、どこで聴いても楽しい気持ちにさせてくれる曲なので、今年の夏は『ニライカナイ』で楽しんでほしいです。

L:MAXのみんなといると、色んな可能性が広がっていくって言うか、どんどんやりたいこと、やれることが広がっていくので、これからも新しいMAXをどんどん見せていけると思います。楽しみにしててください。


R:今回は詞のほうも挑戦したので、そっちのほうも注目してほしいし、この『ニライカナイ』の詞とサウンドで気持ち良い夏を過ごしてください!


Interviewer:平賀哲雄