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M:特にそういう風には思ってなかったんですけど、今チャレンジしたいことを伝えていったら、7曲とも違うタイプの曲になった感じで。シンプルな曲もやってみたかったし、それこそ打ち込み系のリズムでも歌ってみたかったし、ロックっぽい曲もやりたかったし、漂う系の妖しい曲もやってみたかったし。そういったものを素直にチャレンジさせてもらって、ああいうバランスになったって感じですね。
−レコーディングのムードはどうだったの?楽しくできました?
M:面白かったですよ!今作は奥田民生さんにもギターとサックスで参加してもらったんですけど、サックスはやり始めてから期間経ってないらしいんですよ。ライヴで何度か披露してるみたいなんですけど。それでもすごくて。でも、レコーディングではちょっと煮詰まって、どんどん疲れてきて、すっごい変な音が出たりとかしてね、ホンマ面白かったですね(笑)。もう爆笑でした。
−元々民生さんとは何がキッカケで知り合ったんですか?
M:尾崎亜美さん(myu:のプロデューサーを務めている)の家でよくご飯を食べさせてもらってるんですけど、そこで民生さんとも何度かご飯食べたことがあって。それから仲良くしてもらってて。それで、亜美さんがお仕事で民生さんと会った時に、myu:のアルバムでロックっぽい曲をやるって話したら、その曲でギターとサックスで参加してくれることになったんですよ。あと、myu:ね、ファルコンって呼ばれてるんですよ、民生さんに。あの「ネバー・エンディング・ストーリー」の犬と竜を足して2で割ったような。
−空飛ぶやつね。
M:あれの顔マネをmyu:がやったんですよ。そしたら「モノマネせん方がリアルに似てる」って言われて。
−それはヘコみますね(笑)。
M:ねー、なんか複雑でしょ?それからね、亜美さんに会うと「ファルコン元気?」みたいな感じで、「myu:っていう名前知ってはるんかな?」っていうぐらい、ファルコンって呼び続けて・・・可愛がってもらってて(笑)。
−民生さんには今作のどの曲で参加してもらったんですか?
M:「Angel Eyes」のギターとサックスと、「ガールファイト」のギターを弾いてもらってます。その「ガールファイト」では、ベーシストの小原礼さんもギターを弾いてくれてて、間奏の部分で2人がね、ギターバトルみたいなことをするんですよ。それがめっちゃカッコ良くて!
−前作のレコーディングの時は、バラードでのリズムの取り方を学んだりと言ってましたけど、今作のレコーディングの中でも色々学んだ部分ってありました?
M:ありましたね!今回、ロックの「Angel Eyes」が「myu:の中では一番難しいやろうな」と思ってたんですよ。myu:の中にロックのリズム感っていうモノがほとんどなかったっていうのもあったので。でも、意外に「Angel
Eyes」は、ほんまに楽しんで歌えたんですよ!それで、昔から大好きなタイプのバラードの「I'm Singing A Wrong
Song」は、自信があったんですけど、それが一番難しかったりして。「あ、やっぱまだまだだな!勉強することは山ほどあるな!」ってつくづく思いましたね。でも、一番自分の中で変わったのは、今までは「リズムを気をつけな」って思って歌ってたことが多かったんですよ、レコーディングの時に。「それでも感情もちゃんとマイクにぶつけて・・・」っていう感じだったので、頭の中がいっぱいいっぱいだったんですけど、今回のレコーディングでは、前よりもっと自分の体の中で自然にリズムを感じて歌えたので、それはビックリしましたね。
−前作にも増して豪華なメンバーで作り上げた今作「SEVEN SEEDS」ですが、このタイトルにはどんな意味を込めてるの?
M:“七つの種”という意味なんですけど、myu:も20歳になったし、自分でちゃんと責任を持って七つの種を自分で蒔いて、アルバムが出来たから終わりじゃなくて、myu:がライヴで歌い込んでいったり、聴き込んでいって、色んな方法で、太陽みたいに照らしてその曲(種)を育てていきたいっていう想いを込めてますね。それで、聴いてくれる人が「この曲は落ち込んだ時に聴きたいな」とか、「この曲はドライブする時に聴きたいな」とか、「眠る前に子守歌みたいな感じで聴きたいな」とか、お水を注ぐみたいに、色んな愛情を注いでもらったらなと。で、その種が花になっていったら・・・それは素晴らしいじゃないか!「SEVEN
SEEDS」決定!みたいな。
−じゃあ、やがては“SEVEN FLOWERS”に?
M:ですねー(笑)!そのうち出るかもしれないですよ、「SEVEN
FLOWERS」。
−では、収録曲について一曲ずつ触れていきたいんですが、「そばにいるから 〜Don't Worry
Now〜」はオープニングに収録したんですね。
M:やっぱりさっき話した友達のことが一番大きくて、曲に対する思い入れもあって、特別な思い入れがある曲なので一曲目に持ってきました。
−アルバムの中の一曲として改めて聴くと存在感ある曲ですよね。
M:ですね。だからまずこの曲を聴いてもらって、「元気になってね。あなたは一人じゃないから」っていうので始まり、後はあなたなりの聴き方をして下さいって感じで。
−続いて、2曲目「風を渡る」。オリエンタルな雰囲気を持った曲になっていますが。
M:これも初挑戦ですね。この曲が一番歌入れも早く終わりましたね。「前世はなんかそっち系の人やったんかなー」って思うぐらい(笑)。
−(笑)。
M:フニャ〜って感じで歌って、ほんま気持ち良かったですよ。もうなんかスーッて出てきたって感じでしたね。自然と歌えた。
−どんな想いを込めて歌ってたりするんですか? |