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−まずは自己紹介をお願いします。

大葉るか(以下O):99年にデビューしました、大葉るかです。

−いつ頃から音楽活動を?

O:15歳くらいですね。最初はもっぱら曲作りっていうか。ギター持って3年間くらいは、曲作りしてましたね。

−影響を受けたアーティストは?

O:ミスターチルドレンの桜井さんとか、根本的にはたぶん小田和正さんの影響が一番強いと思うんですけど。

−いかにもフォークソングっていうのは聴いてなかった?

O:人から私の世界観に似ているって言われて昔のフォークを聴き始めたんです。今、和風の音楽にもはまっているので、すごく気に入ってしまって、精神的にも向かってる気がします。

−それじゃあ、フォークソングの魅力って何だと思いますか?

O:とりあえず根本的にものすごいオケとかが入っても、アコギ一本で伝わらないと曲じゃない気がしてて、だからギターさえあれば大丈夫なトコですかね。このスタンスは今後も変わることはないかと思います。

−音楽活動を始めたときから、メジャーデビューを目指してたんですか?

O:そうですね。メジャーデビューのキッカケはこっちにきて、ライブハウスでライブをしてたら今のプロデューサーと会ってって感じですね。

日本の女性シンガーには珍しいアコースティックギター一本にポリシーを持っている大葉るか。彼女が二枚のアルバムを経て、更に「人に届けたい!」という思いを膨らませて作ったマキシシングル「東京」がいよいよリリースされる。「ありがちなことばかりを言うアーティストに興味はない」なーんてクールな考えを持った音楽ファンの方には是非知っていただきたいアーティストです。彼女がどんなシンガーソングライターなのか、一度このインタビュー記事を読んで知って下さいませ。

東京対談

フォークシンガー:大葉るか
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ライター:Tetsuo Hiraga

−デビューしてから1年半位経ちますが当時の心境を覚えてますか?

O:あんまり「やったー」とかもなかった記憶が。今の方が気分的に盛り上がってますね、良い曲がバンバン出来てるんです。これは良いと思ってるんですけど。

−良い曲がバンバン出来るようになった理由とかあるんですか?

O:別に1stも2ndも良い曲をバンバン作っている気分でいたんですけど、何か最近は独りよがりじゃない部分が出てきたのが大きいですかね。

−デビューして良かったなぁって思う瞬間ってどんなときですか?

O:それはもう、今の環境とかすごい整っているので、その辺は感謝してますね。

−この1年間で大きく変化した部分てあります?

O:それはいっぱいあるんですけど、まずアコギの音に対するこだわりとかがすごい出てきましたね。高校の時とかエレキでさえアコギの音のように聴いてたから、訳が分かってなかったんですよ。そういう音的な事と、あとは曲作りとかに関しての考え方とかもっといっぱい取り入れたいと思うし、もっといっぱい聴かせたいと思うようになりました。

−過去のアルバムの2枚について聞きたいんですが。

O:1枚目のほうは10代に作った曲を全部詰め込んで10代のベスト盤みたいにして出したんですよ。それで2ndは二十歳になってということで二十歳になってのベスト盤みたいな。

−なるほど。それじゃあ、曲を作るのに歌詞とかの部分で実体験を入れ込んでいる感じですかね?

O:そうですね、シチュエーションとかは違うかも知れないんですけど、感情はかなり入ってますね。




−今回の"東京"に関してもそんなかんじですか?

O:そうですね。作ったときとか自分が覚えてないくらいのスピードで出来た曲で、完成したとき自分の涙腺を震わして作った曲だったんですよ。本当に泣きそうで。だから、そういう切ない感じが伝わるかなぁと思うんですけど。共感してもらえたら良いなって思います。

−レコーディングで心がけた事ってありますか?

O:歌詞のシチュエーションにもう一回自分を立たせて歌う努力はしました。1行目とかも「人並みに委ねる」とか、自分がいつも通っている道とかを想像して歌いました。

−「東京」はどんな時に聴いて欲しいですか?

O:みんなの前で笑って過ごしてるしか出来ない人でも、家ではこれを聴いて泣いて欲しい気がする。「泣かしてどうすんだ?」って感じですけど、「切ない」っていう言葉が一番しっくりくる歌だと思うんですよ。根暗なのかな?「東京」のような曲は得意であり、好きであり、聴いてきたって感じなので。

−2曲目の「グレープフルーツムーン」はどういう意味なんですか?

O:これは電車に乗ってた時に月が出てたんですよ、満月が。何かボコボコしててグレープフルーツみたいだなって、それで。

−「すみれ雲」はどんな感じの曲で?

O:最初はアルペジオのところから出来てて、そのままサラッととサビまで作った曲なんですけど、夕暮れに入る瞬間、昼間の空の青さと赤い夕日の感じが混ざって紫になる一瞬が好きなんですよ。それをみて「すみれ雲」だなって思って作ったんですよ。

−どんな想いを込めた曲なの?

O:シチュエーションはみんなそれぞれだと思うんですけど、例えば誰かと一緒にいてとか、幸せな時でも不安になる瞬間ていうか、今順調でも順調で「やったー」とか言いたいんですけど、先の事を見透かすと不安になるっていうか、そんな感じの歌ですよ。

−大葉るか的な恋愛ソングというかんじで?

O:そうですね。

−独特な恋愛観とか持ってますか?

O:幸せすぎるとダメなタイプで、崩れるんですよね、自分が。それが嫌なんです。だから一番好きな人より二番目を選ぶ。すごい性格悪いですかね?(笑)。

−幸せいっぱいというよりちょっと冷めた感じの方が?

O:冷めてはないんですけど、幸せすぎると足が浮くんですよね。それが嫌なんですよ。

−なるほど。大葉さんにとって詞を書くことや歌うことはは自分を表現する一番の手段ですか?

O:「表現」という言葉を使うと自分だけの世界に入っちゃうんですけど、やっぱりその浄化する作用っていうのはあると思うんですよ。その時の気持ちとかを。

−分かりました。それでは、今回の作品をまとめて言うと?

O:王道フォークソングというか、日本人としての自分を出した作品ですね。日本的な、和風的な、今そういう部分にハマっててこれからも出そうかなと思ってます。

−デビュー前のライブ活動について聞きたいんですけど?

O:その時は、色んな事やってて、ほとんど一人でアコギ一本だったんですけど、ベースと二人とか、バンドでとか色んな形でやってましたね。

−ライブは基本的には好きですか?

O:好きですね、今も勝手にやろうかと思ってますから(笑)。

−どんな部分が魅力ですか?

O:やっぱり、もの凄く直に伝えてる感じがする場所だから。気も抜けないし、手も抜けない。全力でいけるときですよ、ライブは。

−今後こんなライブしてみたいとかありますか?

O:ありますね、やりたいライブの構造まで出来てるんですけど。ライブはすごい楽しみにしています。

−続いて、ラジオについて聞きたいんですが、実際にやっていたんですよね?

O:喋る部分が難しかったですけど、自分の名前がついたラジオ番組だったから、自分の好みを押しつけられるのがすごく良かったですね。楽しかったです。

−ラジオの魅力ってなんだと思います??

O:自分が聴いてきた音楽とか、すごい今良いと思っている曲とかを流すじゃないですか。そしたら全然“大葉るか”に興味もない人がそれを聴いて良いと思って、次に“大葉るか”を聴いてくれたりしたら凄い繋がりだなと思って。そこは魅力だと思うんですよ。

−色々答えていただいたんですが、それでは最後に、今後の展開と意気込みの方をお願いします!

O:今作の「東京」をキッカケに大葉るかワールドに浸かって頂きたいと思います。静かに燃えていきます。

−本日はありがとうございました!

Interviewer&Photo:Tetuso Hiraga



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