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ソウル・フラワー・モノノケ・サミット インタビュー

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アルバム
『デラシネ・チンドン』

2006.06.07 RELEASE
XBCD-1012
\3,000(tax in.)
BM tunes

01.ああわからない 
02.竹田こいこい節
03.お富さん
04.くんじゃんジントーヨー
05.島育ち
06.釜ヶ崎人情
07.ストトン節
08.ドンパン節
09.トラジ
10.マジムン・ジャンボリー
  (命の祝い)
11.チョンチョンキジムナー
12.三池炭坑節
13.竹田の子守唄(元唄)
14.あまの川

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ソウル・フラワー
モノノケ・サミット レビュー
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ソウル・フラワー・ユニオン
インタビュー
『ロロサエ・モナムール』
 
Interviewer:杉岡祐樹
 
−−チンドンは目指したのではなく、結果として生まれたスタイルなんですね。

中川:段々やね。一番最初はチンドン太鼓はいなかったし。まあ音楽として、チンドン・ミュージックというものに興味があった頃で。例えば、着物を着て、女性がチンドン太鼓を持った方が爺ちゃんお婆ちゃんは喜ぶんじゃないか、とかね。最初は河村(博司)もエレキギターを弾いてたんやけど、エレキギターの響きはきついんじゃないかってことでベースに換えたり。現場に則して、段々変化していったよね。

−−バンドのスタイルも人と人との繋がりが関係しているんですね。私は今、28歳なんですが、リアルタイムでチンドン屋などを見たことがない世代だと思うんですよ。なのに『デラシネ・チンドン』がとても懐かしく、身体に馴染む音楽なのが不思議でした。

中川:もちろん楽曲の素晴らしさがまずある訳やけど、当然「やり方」もあるとは思う。それは俺らが神戸とか寄せ場から学んだんよね、知らないうちに。元来持っている部分もあったのかもしれないけど、間違いなく言えるのは、「参考資料」が無かったってこと(笑)。
モノノケ・サミットには俺らが出会ってきたあらゆる音楽の要素が混入しているけど、やっぱりこの音楽の「先生」はいなかった。自分たちで考えていくしかなかったんよね。

−−ではこのアルバム『デラシネ・チンドン』は聴き手にどのように響いて欲しいアルバムですか?

中川:お好きなように・・・。まずは聴いてもらうことやね。「無視するなよ!」ってこと(笑)。2006年の素晴らしい日本の「ロック・アルバム」「ジャズ・アルバム」やと思うよ。「ジャンル音楽」をやっているっていう意識もないし。ソウル・フラワーやニューエスト・モデルと同じように、音楽をやっているだけやから。ロック専門誌の「2006年年間ベスト10」みたいなのにおいて、『デラシネ・チンドン』はベスト1に選ぶに相応しいアルバムやと思うね(笑)。

−−というか、「しろ!」と?(笑) では今後についても伺いたいと思います。7月には全国ツアー【祝!デラシネ・チンドン発売ツアー】(※6)を開催します。モノノケ・サミットのツアーというのは今回が初めてですが?

中川:スタジオ盤ってこともあって、「新譜」みたいな形で出すのが初めてくらいの感じなんよね。前の2枚のアルバムに比べて、『デラシネ・チンドン』は客観的になれる要素もあるから。前の2枚も結果として「作品」ではあるんやけど、「作品を作る」っていう明確な意識で取り組んだのは今作が初めてやったから。そういう意味では「発売記念ライヴ」というのもアリなんじゃないかって。

−−では最後の質問になりますが、中川さんがモノノケ・サミットでこれから目指していくものは?

中川:これは日常的なことになるけれど、もうちょっと良い演奏、良い唄をうたいたいね〜。ずっとトライが続いている感じ。ただ、周りの音楽と比較すると、「俺は素晴らしいな〜」ってすぐ思っちゃうからね(笑)。で、すぐ怠惰になる。

(一同笑)

中川:そういうことでしかないよね。もっと遠いところへ、もっと深いところへ、もっと近いところへ……。それは高校生の頃、ローリング・ストーンズのコピー・バンドをスタートさせた頃から変わらずにある。自分が不満。で、自分が最高。

−−常に自分との闘い?

中川:特にモノノケ・サミットは身軽やしね。だからこそもっといろんなところで歌いたいし、いろんな人、場所、文化と出会いたい。だから続けるっていうことやね、ひたすら。山も谷もいろいろあったし、これからもあるんやろうけど、それでも続けることかな。だから「活動休止」とか、そういうことはない。阪神の応援をして、映画を観て、ベッピンさんと酒呑んで、社会に異議申し立てをして、あとは音楽をやるよ(笑)。



※6.ライブ情報!!
【祝!デラシネ・チンドン発売ツアー】
07.09(日) 大阪 梅田Shangri-La
07.11(火) 京都 磔磔
07.13(木) 名古屋 得三
07.15(土) 東京 キネマ倶楽部
詳しい情報はオフィシャルサイトをご覧下さい。
   
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