音楽情報サイト:HOT EXPRESSthere is music by side ホットエキスプレス・ミュージックマガジン  
 
   
 
音楽情報サイト:HOT EXPRESSニュースインタビューライブレポート
レビューチャートメールマガジンスペシャルページ
SEARCH
アーティスト検索
 
 

ソウル・フラワー・ユニオン インタビュー

PAGE1 ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!
PAGE3 ロック・カルチャーの固定観念を壊したい
  シングル
『ラヴィエベル
  〜人生は素晴らしい!』


2007.06.27 RELEASE
XBCD-1021
\1,680(tax in.)


01.ラヴィエベル
    〜人生は素晴らしい!
02.不惑の朝ぼらけ
03.ベラ・チャオ
04.ブルー・マンデー・パレード
05.宇宙フーテン・スイング
06.みんな信者
07.ラヴィエベル
〜人生は素晴らしい!<インスト>



 
 
   
   
   
   
Interviewer:杉岡祐樹
   
   
 
 
  −−更に今作にはライヴ音源が4曲収録されていますが、ソウル・フラワーの演奏力の高さを感じさせる、素晴らしいテイクが揃っていますよね。

中川敬:いいライヴ・バンドやで〜、うちは(笑)。日本のロック・バンドのライヴ状況はちょっと酷いけど、世界を見渡したら素晴らしいライヴ・バンドがいっぱいいる。負けるわけにはいかない(笑)。もっと多くの連中にソウル・フラワーのライヴを観せたいね。ロック・アイドル的なユース・カルチャーっていうのは世界中にあると思うけど、それが幅を利かせすぎてるんじゃないかな、日本は。

−−本質から離れすぎている?

中川敬:バランスが悪すぎる。日本にも少なからずいいライヴをするバンドがあるけど、例に漏れずほとんどが集客的に苦戦を強いられている。で、どうでもいいのがホール・コンサートをやってる(笑)。

日本人の特性として、「みんなが聴くものを自分も聴いて安心」、「ある程度の数の人間が同調出来て、初めて発言して良い」みたいな所があるよね。ちまたで語られ始めている地球温暖化の問題なんかでも、もっともっとみんなが騒ぐことになったら、今、関心を持ってない奴らもゆくゆくは持つようになるよね。メダカ民族って言い方もあったけど。


−−でもそういった所から外れて生きるには勇気も必要ですよね。

中川敬:ずっと外れてるから良く分からない(笑)。みんなと一緒に居たら安心、っていう心性が俺には分からないんよ。何でそうなっちゃうんだろうって客観的にみてる。

−−私はけっこうその特性が当てはまる人間なんですが、だからこそソウル・フラワーに憧れたり、惹きつけられたりする所もあります。

中川敬:人生は短いよ(笑)。言いたいことを言いたいし、やりたいことをやりたい。みんながある程度そうであれば、政治状況ひとつとってみても、こうはなってないハズやね。音楽業界の話も一緒。

−−ではライヴ音源を選出する上でのイメージは?

中川敬:今回はとりあえずダンス・チューンを選んだから、楽しんで下さい(笑)。たぶん、次のマキシ・シングルはスロウ・ナンバー中心になるかな。
フル・アルバムはいつもバリエーションに富んだモノになるから、マキシ・シングルは毎回、分かり易く明確なコンセプトを立てて、そこを作る側としても楽しみたいと思ってて。そういう意味では、今回はダンス・チューンで構成してみた。


−−ではダンス・ミュージックを作る上で一番大切なモノは何だと思いますか?

中川敬:ダンス・ミュージックもピンからキリまであるけど、よくスタジオで言うのは“老若男女が踊っている姿を想像しているか”。うちの場合は「次は○○的な演奏をしましょう!」っていう類いのバンドじゃないから、どうしても言葉は抽象的になる。「踊れるやつをやろうか」って、一番頭の悪い言い方になる(笑)。

−−そういう言葉で伝わるメンバーが揃っているってことですよね。

中川敬:そうであってくれたらいいけど(笑)。

(一同笑)

中川敬:メンバーの話をするとね、やっと俺がやりたいことを具現化出来るメンバーが揃ったなってところもあるんよね、実は。もちろん、昔も良いメンバーがいっぱいいたけど。

『ELECTRO ASYL-BOP』が一番の名盤だ」とか「『CROSSBREED PARK』の頃が一番良かった」とか、いろんな声を聴くんやけど、純粋に楽団音楽として並べてみれば『ロロサエ・モナムール』が一番良いわけよ、まじで。ビリー・ホリデイやオーティス・レディング、ニーナ・シモンなんかをしょっちゅう聴いてる俺がいうんやから、これは間違いないよね。

(一同笑)

中川敬:もちろんまだまだ目指すところは高みにあるけど、最近本当に良いライヴができてるからね。昔からやりたかったことをようやく今、実現できている感じ。


−−では実現できずにストレスを感じていた時期もあった?

中川敬:ずっとそうやったよ、ニューエスト・モデルやソウル・フラワー・ユニオンの前半は。まあ他人のせいにしてるみたいな言い方やけど、やっぱり俺自身が良くなってきたんちゃう?  唄にしても、作詞作曲にしても。一緒に成長してゆくもんやね、やっぱりバンドっていうものは。

−−ではシングル『ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!』はどんな1枚になりましたか?

中川敬:ずばり、2007年前半期のソウル・フラワー・ユニオン。これからはずっとこのスタイル、年に2枚はマキシ・シングルを出していきたいね、今後50年間(笑)。91歳かぁ。
PAGE1 ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!→
PAGE2 日本のライヴ状況と特性
PAGE3 ロック・カルチャーの固定観念を壊したい→  
 
 
ソウル・フラワー・ユニオン
OFFICIAL SITE
http://www.breast.co.jp/soulflower/ PAGE1へ PAGE3へ
 
 

ソウル・フラワー・ユニオン ページトップへ戻る