音楽情報サイト:HOT EXPRESSthere is music by side ホットエキスプレス・ミュージックマガジン  
 
   
 
音楽情報サイト:HOT EXPRESSニュースインタビューライブレポート
レビューチャートメールマガジンスペシャルページ
SEARCH
アーティスト検索
 
 

ソウル・フラワー・ユニオン インタビュー

PAGE1 ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!
PAGE2 日本のライヴ状況と特性
  シングル
『ラヴィエベル
  〜人生は素晴らしい!』


2007.06.27 RELEASE
XBCD-1021
\1,680(tax in.)


01.ラヴィエベル
    〜人生は素晴らしい!
02.不惑の朝ぼらけ
03.ベラ・チャオ
04.ブルー・マンデー・パレード
05.宇宙フーテン・スイング
06.みんな信者
07.ラヴィエベル
〜人生は素晴らしい!<インスト>



 
 
   
   
   
   
Interviewer:杉岡祐樹
   
   
 
 
  −−では今後についても伺いたいのですが、これからの活動の中で、中川さんの目標などは?

中川敬:何と言っても子供ができたからね。もしかしたら自分の人生の分岐点になるのかも、とは思うけど、変わらずにやっていくかな、基本は。好奇心を大事に、常に面白いことの方を優先してやっていきたいね。

−−今、作られている楽曲の中で変化を感じることは?

中川敬:あんまり具体的なコンセプトやメッセージを打ち立てようとするタイプではないから、聴いた人がどう感じるか、じゃないかな。 あ、『もっとおっぱい』って曲書いたな、最近(笑)。

−−ではソウル・フラワー・ユニオンとして、これからやっていきたいことは?

中川敬:いわゆるロック・カルチャーの中で、当たり前だと思われているようなことを壊していきたい。例えば9月のツアー(※4)から、小学生をタダにしようって話もある。今、小学生は半額なんやけど、親からしたら子供が2〜3人おったらやっぱり金がかかるわけで、結局ライヴ会場に来られないって話がある。俺としてはやっぱり、子供から年寄りまでが楽しめるライヴをやりたいから。静かな曲を演ってる時に赤ん坊が泣く。そのサウンドも含めて音楽。

−−音が消されるから嫌だ、という感覚ではないんですね。

中川敬:たまに子供厳禁みたいなコンサートもあるけど、どんな高尚な音楽やってんねやろうね(笑)。俺らはそういうサウンドも呑み込んでしまいたい。静かな曲をやってる時にいきなり「オギャー!!」とか、俺、好きやねん(笑)。

子供もいて年寄りもいて音楽もあって、っていうのが日常でありたい。確かにライヴ・ハウスっていう特殊な場所でソウル・フラワー・ユニオンはライヴを演ってるんやけど、少しでもそういうところに近づきたいな。


−−モノノケ・サミットでの寿町フリーコンサートなども、正にそうですよね。

中川敬:やっぱりモノノケ・サミットでの活動がでかいと思う、俺にとって。あらゆる場所でやってきたし、ライヴ・ハウスとは真逆の場所でやることが多いから。そういう場所でやっていると、ソウル・フラワー・ユニオンの矛盾、ロック・カルチャーの矛盾を感じられる。
ライヴハウスは、ある程度、健康じゃないといられない場所で、腰や足が悪い人、耳が悪い人等は、充分には楽しめない。ってことはある種の選民的音楽になる。実際、ソウル・フラワー・ユニオンのライヴでも、車椅子の人から「見えにくい」って言われる。ひとつひとつ、臨機応変にスタッフと共にクリアしていくしかない。

−−もっと生活の中に音楽を溶け込ませたい?

中川敬:そんなに深く哲学的に考えなくてもよくて、簡単に言えば盆踊りとかに近づけたいね。
  あと、次にやりたいのは70歳以上は半額、80歳以上はタダ。これはユニオンでやるから面白い。下と上、両方設けるわけよ、来る来ないは別として(笑)。去年のアコースティック・パルチザン、85歳のおばあちゃんがきたよ。ライヴが終わった後にサイン会やったんやけど、「今日演った曲、私殆ど知ってましたよ」って。孫に教えてもらって、朝ご飯と晩ご飯の時に毎日聴いてるって。「何でご飯時だけなんや!?」って思ったけど(笑)。


−−その人の生活に音楽が溶け込んでいるっていうのは嬉しいですよね。

中川敬:彼女が好きなのはモノノケ・サミットの曲や『満月の夕』かなって思ったんやけど、ソウル・フラワー・ユニオンやソウルシャリスト・エスケイプ(※5)の曲を殆ど知ってる85歳が居た、っていうのは、ちょっと嬉しかったな。

まあでも、そういうつもりでやってるしね、特にモノノケ・サミットの活動をやるようになってから。10代後半から40代前半まで限定、と思って音楽をやってるわけじゃない。


−−確かにシングル『ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!』も、どの幅の層も聴ける、踊れる楽曲です。

中川敬:実は子供や年寄りがユニオンを好きやったりする。逆にこっちが「年寄りはモノノケ・サミットの方が好きやろ」なんて決めつけてね。・・・・・・・・・まあ、この発想自体がその辺のロック・バンドにはないか(笑)。

(一同笑)

中川敬:ロック・カルチャーにそういうものを持ちこみたくない、っていうみんなの固定観念。ソウル・フラワーに一般的ロック性を求めている人もいると思うけど、それは潰していくしかないよ。
  だって子供とか年寄りっていう特殊な人間がいるわけじゃなくて、誰もが子供やったし、ゆくゆく年寄りにもなる。時の流れでしかない。世代を超えて楽しめるバンドになりたいと思ってるけどね。毒を盛りつつ(笑)。だって、それが○○○(註:書けません)とかじゃあまりに哀しいやん。


−−ブハハハハハッ!

中川敬:「俺らの世代がやろうや!?」って思うよ。○○○○○や○○○○(註:すいません、やっぱり書けません)じゃ余りに物悲しいよ、“三世代集まりました、○○○”って、あのレベルの音楽じゃあさ(笑)。
PAGE1 ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!→
PAGE2 日本のライヴ状況と特性→
PAGE3 ロック・カルチャーの固定観念を壊したい  
 
 
ソウル・フラワー・ユニオン OFFICIAL SITE http://www.breast.co.jp/soulflower/
PAGE2へ
 
 

ソウル・フラワー・ユニオン ページトップへ戻る