音楽情報サイト:HOT EXPRESSthere is music by side ホットエキスプレス・ミュージックマガジン
音楽情報サイト:HOT EXPRESSニュースインタビューライブレポート
レビューチャートメールマガジンスペシャルページ
SEARCH
アーティスト検索

−幅広い年齢層の方々にもスガ シカオさんがどんな人か知っていただきたいので、自己紹介をお願いできますか?

スガ シカオ(以下S):そうですね・・・職業はミュージシャンです(笑)。年齢はまぁ・・・30過ぎということにしておきましょうかね。あとは・・・代表作ってないんですよねー、アルバムは色々あるんですけど、シングルヒットみたいなのがあんまりないんですよねー。分かりやすいところで、SMAPの「夜空ノムコウ」の詞を書きましたねー。

−作詞提供は今はしようと思っていないんですか?

S:自分のが忙しくて出来ないんでよね、作詞作曲依頼は多いんですけど。

−SMAPさんの「夜空ノムコウ」はどういった経緯でやることになったんですか?

S:まだデビューしてすぐで、全然名前も売れてない頃に、SMAPのディレクターが目を付けてくれたんですよ。それで、「曲提供してくれない?」って言われて、彼らのアルバムに1曲提供して。そしたら、どうやら気に入ってもらえたようで「夜空ノムコウ」を書くのに至ったんですよ。

−じゃあ、突然というよりは結構前から関係があったわけですね。スガさんとの関係といえば、山崎まさよしさんと友達だそうですが、飲み行ったりするぐらいの仲だったりするんですか?

S:飲み行ったりは忙しくて出来ないですねー、でも、よくウチには遊び来るんで、それで飲んだりはしますけど。

−何をやって遊んでるんですか?

S:飲みながらギターを教えてもらってますねー、「山崎ギター教室」っていうのがありまして。まぁ、生徒は僕1人なんですけど(笑)。でもね、上手すぎて真似できないんですよ。あと、ライヴビデオとか見て「あーでもないこーでもない」って。

−スガさんってどんなアーティストの影響受けてるんですか?

S:プリンスとスライ&ザ・ファミリーストーン、アース・ウインド&ファイアーとか、そんな感じですかね。最近はメイシー・グレイが一番よかったですね。メイシー・グレイはずっと僕の番組で凄く応援してたんですよ。シングルが到着してすぐの頃から。それで、僕の生放送番組でメイシーのライヴ流したりしてたら、彼女が日本に来日したときに挨拶に来てくれたんですよ。まだ、彼女がそんなに売れてない頃だったんで、一緒に写真とったりして。その何ヶ月かあとにイギリスでドカンと売れて、アメリカでドカンと売れて・・・二度と会えない人になってしまいました(笑)。

−番組で新人アーティスト発掘したりしてましたよね?

S:吉田直樹くんですか?吉田くんは僕の大阪でやっていた番組にデモテープ送ってきて、リスナーに凄く好評で、そこにレコード会社が入ってメジャーデビュー。

−スガさん自身でそういったアーティストのプロデュースとかやらないんですか?

S:いやぁ〜他人(ひと)の責任は持ちたくないです(笑)。でも、さっき話した番組にテープ送ってきてた“ガーズ”っていう凄い二人組のバンドがいてね、フォークデュオなんだけど、詞が凄くてね。あれはよかったなー。

 最新作「SPIRIT」が絶好調の日本音楽シーン唯一無二の存在、スガ シカオさんに新曲「SPIRIT」についてはもちろんのこと、SMAPの「夜空ノムコウ」の歌詞を書くことになった経緯、彼がこれまで影響を受けてきたアーティスト、オフィスオーガスタの仲間(杏子、山崎まさよし、COILなど)、そして彼自身がどんなアーティストであるのか?色々と語っていただきました!

対談

スガ シカオ
×
Tetsuo Hiraga

MAXI SINGLE
SPIRIT

01.SPIRIT
02.木曜日,見舞いにいく
03.SPIRIT(バッキング・トラック)

KTCR-1693
¥1,100(tax in)

2000.8.2 in STORES

<スガ シカオ オフィシャルサイト>
http://www.office-augusta.com/suga/

このCDを購入、
または過去の作品を知りたい方は
こちらまで

スガ シカオ

−どんな詞を書くバンドだったんですか?

S:僕がオンエアしたのはね、「馬場VSディラン」って曲で。一番の詞がジャイアント馬場についてで、二番がボブ・ディランっていう凄い曲だったんですよ。いいセンスなんですよねー。吉田くんはその時から実力はズバ抜けてたけどね。“ガーズ”いいバンドなんだよなぁ。

−話が変わりますが、少し前にアースコンシャスの武道館でのイベントに福耳の皆さんやCOILさんと出てましたよねー。杏子さんとかCOILさんてどんな人ですか?スガさんから見て。

S:杏子さんはすごい優しい人ですよ。下から慕われるタイプ。

−福耳の第二弾はもうないんですか?

S:今のところないです。

−COILさんはどんなアーティストですか?

S:曲作るのが早いんだよねー。うらやましいです。僕がね、10年で作る量を1年で作れちゃうんですよ。ヨースケはギターがうまいし、めっちゃいい音してんだよねー、サダは性格がキッチリしてて、動物と知性派がいて面白いです。

−ソロでやるのと、そういった他のアーティストとイベントでライヴするのは全然違いますか?

S:違いますねー。終了時間が決まってたりすると、全部最後の人が煽り食っちゃうじゃないですか?毎回、俺煽り食う・・・。「これだけ曲やりたいのに!」と思っても「カット」とかなっちゃって、もう演る前からガックリきちゃったりするのもあるし。ワンマンだったら絶対そんなことないじゃないですか!?変な気は使いますよねー。

−色んなアーティストと一緒にライヴすると、音楽的に得るものとかあったりします?

S:色んな人のライヴは観に行ってるからねー。自分の番じゃないときは裏に回って客として見てるのとあんまり変わんないかな。

−最近はどんなアーティストのライヴを観ました?

S:一番最近見たのは“ジプシー・キングス”。大好き。

−そういった系も聴いたりするんですか?じゃあ、なんでも聴くっていう感じですか?今は。

S:ロックは聴かないですね。ロックは聴いたことがあまりないんで、レニー(レニー・クラビッツ)ぐらいですかね。

−では、本日のメイン、最新作「SPIRIT」についての質問になるんですけど、今回は物凄い色んな部分に気を使って作ってる感じがしましたけど、実際はどうなんですか?

S:別に。まぁ「こんなん出ましたけど」って感じですかね(笑)。

−コーラスとかすごい大変だったみたいですけど。

S:コーラスはねー、大変だったですね。全部で8人のスガ シカオの声入れましたから。時間かけてやりましたよ。

−今回の作品はカップリングの曲と二曲合わせてひとつっていう構想だそうですが、最初からそういう風に作っていこうと思ってたんですか?

S:途中ぐらいからかな?うまく言ったら「切り離せない感じ」ですかね。

−実際に完成してみて「これだ!」って感じになってました?

S:そうですね、「SPIRIT」が思いの外、明るく突き抜けた感じになったんで。本当はそういうの苦手なんですよ、明るい曲って。今まで作ってないし、苦手で作れないんですよねー。その割りには「SPIRIT」はあか抜けたと言うか、突き抜けた感じが出せたなーと思うんですけど。

−なんで普段は明るいのが作れないんですかね?

S:暗いんじゃないんですかね?そもそも明るい曲は作りたいと思わない。

−「SPIRIT」の歌詞には今の自分が反映されていたりします?

S:そうなんだろうなぁとは思いますけど。そういう意識では書いてないんですけどね、あとで読み直したら「そうなのかなぁ」って考えちゃったりして。

−結構、今年入ってからプライベート的な部分でも考えこんでたみたいですけど。

S:そうなんですよねぇ、病気がちだったしねー、なんか冴えない日々が相当続きましたね。げんなり。明るい話題がない。

−落ち込んでしまうときはトコトン落ち込むタイプなんですかね?

S:よくない感じです。

−どこで今回は切り替えたんですか?

S:切り替わってるかどうかは分かりません。今も駄目なときは駄目ですね。なんかね、暗い曲とか、マイナスのエネルギーの曲を作るのにプラスのエネルギーが必要なんですよ、前に押し出すために。だから、そういった感じでプラスのエネルギーがないと、マイナスのエネルギーの曲も出せない。だから考え込むんですよね。

−そういった葛藤の中でスガ シカオが作る楽曲って、自分で客観視してどんな音楽だと思います?

S:あんまり仲間がいない感じ(笑)。音楽の種類のね。流行りモノでは絶対ないと思うし、同じようなことをやってる人もあんまり見たことないし。音楽シーンの端っこの方にいる感じ。

−いつ頃から今の自分の音楽性って生まれたんですか?

S:高校卒業したぐらいですね、ブラックミュージックにドップリ浸かって、それっきり日本じゃ仲間がいない感じに。ファンクとかソウルって日本では歴史がなかなか育まれないというか、ファンキーなものって、振り返ってみると、一時代にワンアーティストいるか?いないか?って感じじゃないですか。米米CLUBとか、久保田さんとか、FLYING KIDSだったり。重ならずブームにはならない。だから、今は僕とは重なる人がいない。

−じゃあ、今は一番ファンキーな自信はありますか?

S:リズムには自信ありますよね、やっぱり。一番嫌いなのはリズムが悪い曲なんで、リズム悪いと気持ち悪くて聴けないんですよね。だから、リズムは自信あります。

−わかりました。じゃあ最後に今後の展開と、それに対する意気込みを。

S:今後の展開はですね、もう一枚シングルが出ます。これはスゴイですよ、名曲。

−もう完成してるんですか?

S:出来上がってます。カップリングはまだ出来てないんですけど(笑)。で、アルバムがそのあと出ます。そのアルバムがうまく出れば、ツアーが12月から。

−その名曲ってどんな内容なんですか?ほんの少しでも教えてほしいんですけど(笑)。

S:どうなんでしょう?言葉で言おうとすると・・・いい曲なんですよ。僕が好きなんで。

−わかりました、楽しみにしています。今日はありがとうございました!

S:こちらこそ。

Interviewer:平賀哲雄