傑作『PARADE』のリリース以降、そのアルバムを引っ提げた全国ツアー、初の【紅白歌合戦】出場、初のベストアルバム『ALL SINGLES BEST』リリース、デビュー10周年のアニバーサリーライブ(日本武道館リベンジ達成!)と、あの『午後のパレード』のような颯爽さでもって奔走中のスガ シカオ。そろそろバテてもいい多忙さの中で発表された今作『フォノスコープ』では更なる進化を感じさせ、もう良い風吹きっぱなしの彼に前述のすべての事柄について話を聞いてきた!
−−前回のインタビューがアルバム『PARADE』リリースタイミングで、あのときもアルバムの作業に加えて嵐やKAT-TUNの仕事があったり、kokua(コクア)があったりで大忙しだったというお話を伺ったんですが、『PARADE』リリース以降もそれに負けないぐらいの多忙ぶりでしたよね(笑)?
スガ シカオ:そうですね〜。忙しかったですね〜、ベスト盤のリリースがあったからかなぁ?ずっとバタバタしてましたね。
−−では、記憶がある限り(笑)振り返らせて頂きたいんですが、まず『PARADE』を引っ提げた全国ツアー【Shikao&The Family Sugar TOUR '06“PARADE ON”】。自身にとってどんなツアーになりました?
スガ シカオ:すごく楽しかったですね。毎回毎回お祭り騒ぎみたいになってて、すごく楽しいツアーになりました。毎回一番最後に『午後のパレード』を持ってきていたからかな?っていうのもあるんですけど、どこ行っても最後はドカン!と、お祭り騒ぎになってました。今まではどっちかって言うと、ディープな感覚があったり、「ちょっと理解されないかな?」的な空気が漂っていたりするときもあったんだけど(笑)今回は全然そんなことはなくて、パキン!としてましたね。最初から最後まで。
−−そして昨年末には、初の【紅白歌合戦】出場。どんな気分でした?
スガ シカオ:一生出ることはないだろうと思っていたんですが、出てみたらすごくたくさん刺激を受けました。まぁポップス組の人たちは、他の音楽番組とかでもよく見る顔ぶれだったし、知り合いもいっぱいいたので、別に緊張することはなかったんですけど。(同じ事務所の後輩の)スキマスイッチも一緒に出ていたんで。ただ演歌の人たちの歌への取り組み方とかはね、すごく刺激になりました。なんか、歌を上手に歌うとか、そういうことじゃないんですよ。もう背負ってるモノが全然違う感じがすごくしましたね。
−−そうしたこれまでの活動の中ではまず接触することのなかった方ともコミュニケーションを図ったりはしたんですか?
スガ シカオ:前川清さんとは。ずっと昔から好きだったんですよ。で、同じ楽屋だったし、ちょっとお話をさせてもらったりとかはしましたね。
−−そんな【紅白歌合戦】、機会があればこれからもどんどん出ていきたい?
スガ シカオ:いや、去年はkokuaで出るみたいな形だったんでね、出させて頂けたんですけど、まぁ一回出られただけで十分です。
−−そして、2007年、年明け一発目から初のベストアルバム『ALL SINGLES BEST』をリリース。もう全部詰め込んでましたね?
スガ シカオ:そうですね。ただ曲順とかはそんなに携わってないんですよ。まぁ時系列で並べるのがいいか、逆並びがいいかってなって、逆の方が馴染みがよかったから「逆にした方がいいんじゃない?」ぐらいは言いましたけど。ベスト盤はスタッフが結構考えて形にしていった感覚です。ただね、ベスト盤を出すのは、ずっと嫌だったんです。なんか、最近は3枚ぐらいオリジナルアルバム出したら、すぐベスト盤って感じの人が多いですけど、僕はやっぱりそういう商業主義的なところがあんまり好きじゃなくて。常に今作ってるアルバムがベストみたいなところで、とりあえず自分が納得いくまで頑張ってみようと思って、そういう感じでずっと音楽をやってきたから。まぁでも10年やってみて、ベストを出す資格がようやくあるのかなっていう手応えがあったので、オッケーを出しました。
−−個人的には、そのスガ シカオの軌跡を振り返っていく中で、最後に『春夏秋冬』が聞こえてくる部分に美しさを感じました。
スガ シカオ:あのタイミングでああいう曲が出来て、あそこに入ったっていうのは、偶然じゃないんじゃないかなって感じがすごくして、良かったなと思いますね。
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