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鶴 インタビュー

Single

『アイタリナイ』
2009.11.11 Release
WPCL-10745
\1,000(tax in.)

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01. アイタリナイ
02.燃えるような恋じゃないけど
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鶴 第2章は○○○い1枚!?

春にメジャー1stアルバム『情熱CD』をリリースし、その後はツアーや夏フェス、イベントなどライブで各地を扇情! 更なる勢いで日本全土を盛り上げるウキウキ&切なさの伝道師3人組が、いよいよ次なるニューシングル『アイタリナイ』をリリースする。
先日「キングオブコント2009」内で放送された「オロナミンC キングオブコント2009」CMソングも問い合わせ殺到と、最早ブレイク寸前と評しても過言ではない彼らの、最新インタビューです!

−−デビュー以降、バンド名や見た目のインパクトもあって、一見さんを圧倒するアクトが印象的だった鶴ですが、メジャーでの活動も1年を超え、シーンにおける存在感も変化してきましたね。

笠井快樹(dr):今まで通りのライブをやっても通用しなくなってくるんだろうなって。今までだったらコール&レスポンスとか見た目とか、ある意味、得をしてきた部分もあると思うんですけど、そうじゃない力も付けていかなきゃいけないって気付かされました。人間力というか、立っているだけであるオーラとか。

神田雄一朗(b):そういう部分も感じられるようにはなってきたんですけど、今やっと若干、くらいですね(笑)。

秋野温(vo,g):分かった気がした瞬間がちらほらあったというか。でもその理由を説明できないですし、「ライブって何だろう?」って凄く考えますね、最近。長く続けていて、ある程度の年代までライブを続けながらいまだに第一線で活躍できるバンドの、その理由は何なのか。自分たちとの違いは何なのか。……悩みますね。
秋にツアーをやったんですけど、“ライブバンドでいたい”って言う事すらままならねえやって思う時があったんですよね、「キャー恥ずかしい! 全然できてないのにライブバンドですって!?」みたいな(笑)。ライブは日頃からやっているバンドだし、いつも頭の中にライブがあるから一生懸命になれるし一番伝えられる場所だと思っていて。だからこそ、目指す所はもっと不動のモノにしたいというか、鶴の音楽をズドンと突き刺したいです。

−−では今の鶴のライブにおける一番の見所をあえて自らが評するとすると?

秋野温:夢中になれる所かな、と。以前よりは集中を切らさずに観てもらえるテンションが出ているんじゃないかと。その張り詰めた中、MCなどではくだけてホンワカなるのが鶴の強みだと思います。

神田雄一朗:緩めすぎる事ができるのが鶴(笑)。集中する部分とくだける部分のギャップ、振り幅も広げていきたいですよね。でもそこで完全に油断してしまうと、過去にもありましたけど大惨事を招く事に……(笑)。良い精神状態でくだけ切って、シメる所は崖っぷち感というか何があっても外さないピリピリ感を強くする。そこは追求していきたいですよね。

−−9月の「キングオブコント2009」内で放送された「オロナミンC キングオブコント2009」CMソングとして、『その一歩』が使用されました。CMはお笑い芸人さんが出演する映像になっていましたが、言ってみればお笑いも正に“緊張と緩和”のギャップが生み出すモノですよね。

神田雄一朗:映像もかっこ良かったですよね。真面目に本気でバカやってる感じというか、(お笑いは)本人がフザけてたらやれないと思うんですよね。真剣じゃないとフザけられない。

笠井快樹:芸人さんってある意味、矛盾してますよね。本人たちはもの凄く張り詰めているのに、面白い事をしなければいけない。それって凄い事ですし、共通点も感じますね。

−−自分はまだCMで使用されたサビの部分しか聴いてないんですけど、メロディを支えるリズムが踊れるグルーヴになっているのが印象的でした。

秋野温:曲を作る段階で、ふたりは「ココの歌ってどうなってるんだっけ?」って訊いてきてくれる。歌を基準にして作っているから、自然に踊れる楽曲になっていると思うんですよね。(聴いていて)変に引っかかってくる所がないというか。

神田雄一朗:で、ライブでは逆に引っかかりをもっと欲しいんですよ。どの楽器のどのフレーズをとってもお客さんに引っかかるというか、もっと攻めたい(笑)。CDとライブは違うと思うし、やっぱり3ピースなんで、全員がドンッとしっかりいないと成り立たない。それぞれが色んな要素をカバーしなければいけないし、「物足りない事は何もない」と思わせられるレベルにまで上げていきたいです。あと、鶴は基本、ウキウキしてたりちょっとハネたり、リズム隊がガッツリいた方が活きる曲が多いんですよね。

Interviewer:杉岡祐樹
Page Design:梅原直也