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Do As Infinity ライブレポート

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【Do As Infinity“ETERNAL FLAME”〜10th Anniversary〜 in 日本武道館】
2009.11.29(SUN)日本武道館
01.BREAK OF DAWN
02.最後のGAME
03.Perfect World
04.遠くまで
05.陽のあたる坂道
06.Wings
07.Desire
08.10W40
09.sell...
10.ETERNAL FLAME
11.焔
12.名もなき革命
13.ナイター
14.生まれゆくものたちへ
15.10th Anniversary Medley
 深い森
 Heart
 Yesterday&Today
 rumble fish
 Oasis
 真実の詩
 楽園
 魔法の言葉〜Would you marry me?〜
 柊
 Week!
 For the future
16.徒然なるままに
17.under the sun
18.冒険者たち
19.One or Eight
20.本日ハ晴天ナリ
21.We are.
 
En1.僕たちの10th Anniversary
En2.君がいない未来
En3.Piece Of Your Heart
En4.SUMMER DAYS
WEn1.Tangerine Dream
Archive
Do As Infinity アーティストページ

 2005年11月25日 Do As Infinityが最後の宴を行った地、日本武道館。あれから4年の歳月を経て、彼らと僕らは再びこの場所で巡り会う。そんな奇跡があるのだから、音楽は素敵だ。しかも今夜は新しいファンにとっては初体験となるDo As×武道館。様々な想いが交錯する。そんな誰もが待ち望んでいたこの日この場所この瞬間、ステージ下から飛び出すように姿を現した伴 都美子と大渡 亮は、なんと!1stアルバムのタイトルトラックでありオープニングナンバーでもある『BREAK OF DAWN』を奏で始めた。今夜は彼らの10周年を祝う公演ではあるのだが、このドープでヘヴィなナンバーで幕が上がるのは予想外であった。会場を包み込む緊張感。ロックバンド然とした重圧。しかし彼らは次の瞬間、その閉塞から開放へと一気に突き抜けていくべく『最後のGAME』を軽快に響かせ、オーディエンスはそれに呼応する。その腕を高く何度も何度も振り上げ、4年前の光景をフラッシュバックさせる。

 「みんなこんばんは!Do As Infinityでーす!今日は10周年パーティ!待ってたよー!最後まで楽しんでいってくださいっ!」いつにも増してめちゃくちゃ元気な伴が「so faraway just faraway!」と『遠くまで』を歌い出すと、早くも会場は本日最初のスパーク。とんでもないテンションで見事な一体感を生み出し、その高揚感になんかもうちょっと泣きそうになる。思い出して 途切れていたメロディ―――『陽のあたる坂道』も今日この場所で聴くと格別な気分。その歌詞が今目の前に広がる奇跡を表しているように聞こえて、たまらない気持ちにさせるのだ。「インフィニティが武道館に帰ってきたぞぉぉぉ!! 若干の舞い上がりは勘弁してくれ!」と喜びを表現しつつ「この10年間の中で一番最高なライブにしてやる!」と意気込み十分の大渡。「またみんなとこうやってここで会えたこと、嬉しいです」とこちらも幸せを噛み締める伴。そんな溢れる気持ちを一切抑えることなく、気高きロックチューン『Desire』を2人は解き放つ。

 昨年8月30日 味の素スタジアムにて行われた【a-nation'08】にシークレットアーティストとして出演し「もう一度Do As Infinityの音楽をやりたい」「まだやり残したことがある」と再始動したDo As。あれからがむしゃらに邁進してきた2人は「1年掛かってようやく帰ってこれた気がします(大渡)」「みんなもいろんなことあると思うけど、諦めず全うして生きていてほしいと思う(伴)」と語り、そんな熱い想いを胸に『ETERNAL FLAME』、新生Do As Infinityの覚悟と決意、そしてここからまた始まるストーリーを想起させる大作を披露する。プログレッシヴかつドラマティックな世界がここ武道館と我々の心を激しく優しく包み込み、更には前述した大雨のスタジアムで肩を並べて歌い叫ぶ2人の映像をバックに『焔』が続く。今度は君を担いででも 約束の地を目指す―――もう二度と離れることはない、その約束を表現したナンバーを全身全霊の声と音で響かせる伴 都美子と大渡 亮。そんな熱き絆で結ばれた彼らが叫ぶ「右手を上げ そして拳を握り この革命を叫んでみろ」という切なるメッセージや、愛すべき人への今は届かぬ想い。そして未来への希望の歌たちはあまりにも感動的すぎた。

 Do As史上初のメドレー“10th Anniversary Medley”が『深い森』を皮切りにスタート。歴代ヒットシングルたちがミュージックビデオの上映付きで畳み掛けられ、僕らはつくづくDo Asが多くの名曲を生み出してきたことを実感する。そんな有意義かつ贅沢な時間を経て、伴のいなくなったステージで「俺がハンドマイクを持ってセンターに来たって許される時間だ」と好き勝手やり出したのは、もちろ大渡である(笑)。そして「私のキラーチューン」と歌い出したのは、もちろんこの曲『徒然なるままに』だ。しかし曲が2コーラス目に突入するタイミングでステージ中央から伴が再登場。なんと同曲を彼女が歌うスペシャルな演出(?)によって会場は一気にヒートアップしていく。
 「イェイイェイイェイ!いくぞぉ〜!!」テンションの上がりきった2人は『under the sun』『冒険者たち』『One or Eight』と百戦錬磨のキラーチューンを連発。4年前の武道館に勝る熱量がここにいる1人1人から生み出されていく。そして大渡と10,000人のファンによる「ワン!ツー!ワンツーさんし!」のカウントと共に畳み掛けられた『本日ハ晴天ナリ』は、過去どの場面で聴いたそれより快晴に鳴り響き、更には「私たちは〜!」と『We are.』がノンストップで放たれたもんだから、僕らはもう無我夢中で歌って叫んでその腕を振り上げながら“生きている”実感をとことん噛み締めることができた。ちなみにこれは後になって気付いたことなのだが、この本編最後の畳み掛け。『under the sun』から『We are.』に至るまでのセットリストは4年前の武道館と全く同じであるというニクイ演出。

 アンコールに笑顔で応えた彼らは、10周年記念本の付録にしか収められていないプレミアムナンバー『僕たちの10th Anniversary』を特別に披露。10年前、路上で歌っていた日々から今に至るまでの歴史、いつまでも続いていくDo Asと僕らの未来が綴られていく。そしてその未来、日本中に鳴り響くであろう来年1月リリースのDo As史上最速ナンバー、どんな未来であろうと力強く生きていく為の歌『君がいない未来』が僕らの心を駆け巡る。更にはキラキラでラブラブなポップチューン『Piece Of Your Heart』が畳み掛けられ、会場にはたくさんの笑顔が。0.1秒で10,000人をヒートアップさせることができるキラーチューン『SUMMER DAYS』では、会場中の隅々まで見渡せる光の中で伴が大はしゃぎ!スタンド席のファンと何とかハイタッチをしようと試みながら、バンドメンバーや大渡ともハイタッチを交わし、真冬の……もとい、楽しい真夏の一夜に幕を閉じるのであった。
 と、思っていたらライブはまさかのダブルアンコールへ。「来ちゃった」と大渡(笑)。そして「デビュー曲を2人でやりたい」と、より高みを目指す為、今ここにもう一度“始まりの歌”を。再び武道館のステージに立てたことや、みんなからの土砂降りのような拍手に涙腺を緩ませながらも、2人だけで『Tangerine Dream』凛と響かせてみせる。「これからも頑張るよ」と伴。「サンキュー」と大渡。2人は手を繋ぎ、愛すべきファンたちに最高の笑顔を送った。なんて清々しい。そして、2005年11月25日 彼らがみんなと交わした約束の言葉と同じ、伴の「また会おうね!」という言葉と共に……、Do As Infinityのその物語は再び幕を開けるのであった。

Do As Infinity photo#3

Live Report:平賀哲雄
Page Design:梅原直也