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昨年末から今年にかけて、若手バンドらしい過密スケジュールの中、全国ツアー【ザ50回転ズのロックンロール地獄!ツアー】を展開。間にはミニアルバム『レッツゴー3匹!!』のリリースもあったりして、ダニー(vo.g)の言葉を借りるなら「貧乏暇無しとはこのことでございます!」な勢いで、日本全土を巡り、オーディエンスにフレッシュなパッションを届けまくってきたザ50回転ズ。
その終盤戦、東京では久し振りのワンマンライブとなったこの日であるが、“ザ50回転ズのワンマン”と聞いて思い出すのはやはり。昨年初夏に新宿LOFTで開催された【50回転ズのやりたい放題珍道中!】だろう。シーンの次代を担うニューカマーとして、休みなしのオールタイムフルスロットルで2時間弱のアクトを激走。終演後は立ち上がることすらできない程に疲弊したダニーは、その後、語り草になった程だった。今年の頭に取材した時、“ワンマン対策は練った”と豪語した彼らだが、果たして。
「ロックンロール地獄へようこそ!」
ドリー(b)のだみ声が響き渡ると、『Mr.1・2・3・4Man』で勢い良く飛び出した3人。『マブイあの娘』の、お馴染みのステップでフロントふたりがステージを練り歩けば、会場は一気に汗まみれに。満場となったフロアには、3人に喧嘩をふっかけるようにグイグイと前へ詰めかける人、人、人。嫌煙の時代を逆行する『たばこの唄』に、00世代の観衆とは思えないモンキーダンスで応酬すると、ダニーはとびっきりの笑顔で「アラマア、ビンボー臭い顔ばっかり!!」と、『MONEY!MONEY!』を全員で合唱する。止め処なく押し寄せるモッシュ&ダイブで、オシャレタウン・恵比寿はこの一角だけ、瞬時に汗くさい盛り場に変わってしまったのだ!
さらにじらすだけじらしてから、一気に畳み掛けた超代表曲『少年院のソナタ』で頭を左右にシェイクし、すっかり正体を無くし始めたオーディエンスに、仰天のサプライズが届けられる。紐で吊した火の玉が浮かび上がったステージ。スペシャルゲストとして、あの鬼太郎&ねずみ男が登場! ココをご覧の方なら既にご存じかもしれないが、ザ50回転ズは4月より、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を5代目として担当することとなったのだ。そもそもキャラ立ちからして、水木しげる先生の漫画から飛び出してきたような3人である。そのマッチングは特筆するまでもなく、“おどろおどろしいマイナー調の4つ打ちに、ダニーの甲高く不気味な笑い声が響く”と書いてみたところで、ファンの方々なら「いつもの50回転ズじゃん」と分かって頂けるだろう。やっぱりアニメの主題歌はこうでないと。古き良き伝統をも重んじる彼らならではの、原点を加味した素晴らしい1曲である。
さらに最近のワンマンライブから導入されることとなったアコースティックタイムでは、朗らかなカントリーチューン『出稼ぎ行進曲』からシンガロングな『TEENAGE SHOCK』。ダニーとドリーが絶妙のハーモニー(!)を響かせる『故郷の海よ』と、「吐き気がするほどロマンティック」なアクトを披露する。ついでに「オレが歌い終わってすぐに「ドリー!」かい?」なんてダニーの妬み節も聞けちゃったり。全力疾走で吹っ飛ばす彼らも魅力なら、こうした緩急を使い分けるライブもまた魅力的。しかも通常セットに戻ればまた、砂塵まき散らす勢いで『WE ARE THE KIDS』『レッツゴー3匹!!』と駆け抜けて行くんだから、一粒で二度美味しいとはこのことだ。ライブはそのまま終盤まで激走を続け、ハイテンポの『50回転ズのテーマ』から締めの定番『おさらばブギウギ』で終了。退場を促すアナウンスにも動じないオーディエンスからのアンコールに応え、大喝采を浴びながらの終幕となった。
デビュー以前から周囲を圧倒するエネルギーとスピード、無二のキャラクターと絶妙のセンスでシーンを回転し続けてきた彼らは今、新たな武器も磨きつつ、日本を代表するアニメなども巻き込みながら、さらに大きな渦へと成長し始めた。ミディアムボブに揃いのスーツでゴキゲンにロックンロール。時代や流行にまったく迎合しない彼らが巻き起こすこの暴風雨が、日本中を席巻する日もそう遠くない!! ……かもしれない。 |
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ザ50回転ズ最新情報!!
◎シングル『ゲゲゲの鬼太郎』
2008.05.21 RELEASE
WPCL-10474 \1,000(tax in.)
収録曲
01.ゲゲゲの鬼太郎 フルサイズ・ヴァージョン
02.ゲゲゲの鬼太郎 TVサイズ1番ヴァージョン
03.ゲゲゲの鬼太郎 TVサイズ2番ヴァージョン
04.ゲゲゲの鬼太郎 TVサイズ3番ヴァージョン
05.ゲゲゲの鬼太郎 カラオケ
06.ゲゲゲハウストーク |
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