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安藤裕子
【** do you like
me 2005 **】
05.11.16(WED)
東京 SHIBUYA-AX |
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| SETLIST |
01.ロマンチック
02.Green Bird Finger.
03.さみしがり屋の言葉達
04.サリー
05.夜と星の足跡 3つの掲示
06.星とワルツ
07.summer
08.忘れものの森
09.slow tempo magic
10.水色の調べ
11.愛の日
12.ドラマチックレコード
13.隣人に光が差すとき
14.聖者の行進
En1.のうぜんかつら
(リプライズ)
En2.あなたと私にできる事
En3.彼05
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テレビCMで話題を呼んだ「HITACHI携帯端末W32H」や「月桂冠 定番酒つき」といった追い風はあった訳だが、やはり安藤裕子の楽曲のクオリティは2005年に入ってますます洗練されてきていた訳で、シーンにそういった兆候が現れるはむしろ遅いとすら思う訳だ。前々からライブ前は緊張すると公言してはばからない(※1)彼女だが、今年はあの【RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005】でのステージなども経験してきた訳で、約1年前のファーストライブ【Middle Tempo Magic】の時から大きく成長を遂げた彼女を披露してくれる事は確実な訳で。訳大好き。そんな訳で開催前から色んな意味で大きな注目を集めていた【** do you like me 2005 **】@SHIBUYA-AX(※2)だ。
黒のロングブーツが可愛い、それまでのいわゆる安藤裕子像、みたいな物とはちょっと違ったハードなスタイルで登場した彼女は、しょっぱなから広いAXのステージを所狭しと駆け回り、オーディエンスからは早速手拍子が起こる。明らかにライブパフォーマンスが飛躍的に向上してる!2曲目の『Green Bird Finger.』は来年1月に発売が決定したニューアルバム『Merry Andrew』(※3)に収録される楽曲なのだが、ハネたリズムが気持ちよいライブに打って付けのナンバーで、彼女のパフォーマンスにも拍車がかかりファーストライブ以来1年ぶりに彼女のステージを目にする自分などは軽い感動すら覚える程。
『Green Bird Finger.』を歌い終え、オーディエンスにペコリと頭を下げた安藤裕子は、早速ド緊張しておとといの夜から寝られなかった事を告白し、歌っている時の堂々としたパフォーマンスとは180°なガッチガチのMCを披露、「あぁ・・・安藤裕子のライブだ」なんて感慨もしきり、だ。前半〜中盤にかけては新旧織り交ぜたセットで、安藤裕子自身「この曲好きなんだ〜」と語る『星とワルツ』はアコースティックスタイルで、『忘れものの森』ではピアノ伴奏のみの中で、その透明な美声で会場をじわりとさせる。こうしたシンプルなトラックの上でも堂々と歌い上げる実力は一年前のライブで既に立証されていたのだが、こうしたより広いハコで聴くと改めてその歌声の透明度に驚かされる。
アルバム『Middle Tempo Magic』収録時とは大きくアレンジを変えたバンドスタイルでの『slow tempo magic』では、それまでの安藤裕子からは想像もつかないようなハードな展開を披露する。そこに乗る安藤裕子の変わらない歌声は意外とそうしたアレンジにしっくりとはまりこんでいて、最初はちょっと呆気にとられていた感もあったオーディエンスも自然と身体でリズムを刻み始める。さらに可愛らしい足踏みからスタートした『水色の調べ』では今回のライブの中でも一番のパフォーマンスで、まるでリズムに合わせて煌びやかな蝶が陽気に舞っているかのようにひらひらと踊り、そして歌う。本人も以前「基本的にはガーリィロックが好き」だと語っていたが、その言葉を立証するかのように演奏に歌やパフォーマンスが馴染んでいて目にも耳にも楽しい。本編ラスト2曲は一年前と同じセットリストで、やはり彼女自身も「エンディングとエンディングロールみたいのが自分の中であ」る(※4)と語っていたように、彼女の楽曲陣の中でもこれ程ラストにしっくりくる曲は他にないだろう。『聖者の行進』で昨年のライブと同じ強烈なバックライトに照らされたオーディエンスは、やはり昨年同様に恍惚をたたえた潤んだ瞳。声を振り絞って歌い上げる安藤裕子の姿が思わずじわりと歪んでいく。壮大なスケール感を持ったこの『聖者の行進』が会場中に広がっていく瞬間の圧倒的な迫力は、何にも代え難い彼女のライブならではの醍醐味だ。
「ただいま」と可愛く呟いて戻ってきたアンコールではCMで話題となった『のうぜんかつら』、そして作ったがボツになってしまったというメンバー紹介の曲を即興で披露し、今年のスタートを切ったシングル『あなたと私にできる事』でステージを退場、再々登場となった2度目のアンコールで最後はニューアルバム『Merry Andrew』からの楽曲『彼05』でラストとなった。カッティングギターの軽快なリフが印象的なロックサウンドに仕上げられているこの楽曲は、2006年の彼女を想像する上でキーになる1曲になろう。前述のロックアレンジの『slow tempo magic』も含め、彼女は更にその幅を広げる事になるようで、2006年 安藤裕子。彼女から目を離す事が出来る人間は、少なくとも今日この会場に訪れた方々の中にはいないんじゃないだろうか。期待大です。
※1.ライブ前は緊張すると公言してはばからない・・・本人曰く「儀式みたいな物」。直前には神経壊れてアワアワしたりもするとか。でもきっとそんな様も可愛いよ、絶対。詳しくはインタビュー『さみしがり屋の言葉達』参照の事。
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※2.【** do you like me 2005 **】@SHIBUYA-AX・・・そんな安藤裕子が開催前から心配しまくっていたのがこの、at SHIBUYA-AXである。
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※3.ニューアルバム『Merry Andrew』・・・1月25日に発売が決定した2nd フルアルバム。2005年に発売したシングル3曲をはじめ、『のうぜんかつら』なども収録。期待大。
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※4.「エンディングとエンディングロールみたいのが自分の中であ」る・・・この辺りの話はインタビュー『あなたと私にできる事』を参照にして頂ければ、と。
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◎アルバム情報!!
『Merry Andrew』
06.01.25 RELEASE
CTCR-14454
\2,800(tax in)
cutting edge
収録曲:
01.ニラカイナリィリヒ
02.Green Bird Finger.
03.のうぜんかつら
04.煙はいつもの席で吐く
05.み空
06.あなたと私にできる事
07.さみしがり屋の言葉達
08.ポンキ
09.愛の日
10.Lost child,
11.夜と星の足跡 三つの提示
12.星とワルツ
13.彼05
14.のうぜんかつら(リプライズ)
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