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SET LIST

01.Ride on Free
02.BLUE SKY BLUE
03.Angel Algorithm
04.Quantum Mechanics Rainbow I
05.Meme crack−ハルカ カナタのMajorへ
06.Jade of sorrow
〜Pf Solo〜
07.青い花
08.Indigo cave
09.mercy snow
10.TECHNO BEETHOVEN
11.Mona Lisa overdrive
12.Paranoia Method
13.'Deep blue' Resolution
14.Genetic Bomb
15.Re-communicate

En-01.Shelterling Sea
En-02.Beautiful Symphony

『Daisuke Asakura Live Tour '04 Cultivate Meme 〜about Quantum Mechanics Rainbow〜』
2004.10.11(MON) Zepp Tokyoにて。



 7作連続で7色別のコンセプトを打ち出したアルバムを作り、ドロップするという、前人未到のチャレンジに現在進行形で挑んでいる浅倉大介。そんなタイトなスケジュールの中、今回のソロライヴツアー「Quantum Mechanics Rainbow」シリーズが折り返し地点に到達した段階で、早くも今年創り上げた曲たちがライヴでどのような彩りを放つのか?浅倉自身からしても、そこは今一番知りたいところであろう。
 当然の如く、ステージ中央に設置された浅倉専用の円形ステージには、シンセサイザーを中心とした何台もの機材がセッティングされている。その円形ステージを包み込むようにして、ステージ向かって左側にパーカッション、右側にギターとベース、そして七色の光がステージから客席に向かって放たれた直後、ショルダーキーボードを肩から下げた姿で浅倉がステージの前方に登場!「Ride on Free」を自ら歌いなら、全てのオーディエンスの感情をコントロール。誰もが浅倉の口から放たれる「Ride Ride Ride on Free♪」というフレーズに合わせて、何度もその右手を振り上げ、気持ちを高揚させていく。

 「大ちゃーん!」「サイコー!!」といったオーディエンスの歓声に包まれながら、「台風を蹴散らしてきたツアーも今日でファイナル!」と言って、右手を高く振り上げる浅倉。その後、オーディエンスの発声練習が始まり、そのまま「BLUE SKY BLUE」を浅倉と全てのオーディエンスでデュエット!今回のツアー最後となる「BLUE SKY BLUE」のデュエットを心地良く歌いながら楽しむ僕ら。ノスタルジーなメロディに包まれ、優しい気持ちになっていくのが分かる。そんな穏やかな気分に浸ってると、トランス・・・と言うよりは、まだ“クラブ”でなく“ディスコ”が踊り場のメインフロアだった頃に流れていたような懐かしい匂いのするダンスミュージックが流れ始める、「Angel Algorithm」。この曲の披露の際に、首から龍のぬいぐるみをぶら下げ、ドラを持った中国人風の謎の男がステージに登場(笑)。1秒間のあいだに数え切れないほどの音の情報が会場中に渦巻く中、一応しっかりそのドラを鳴らす浅倉(笑)。彼の創り上げるエンターテイメントにはやはりユーモア性は欠かせない。
 そんな浅倉がこの空間における“神”となる瞬間が突如訪れる。気が付けば、彼は自分専用の円形ステージのシンセの前に立ち、七色の光が彼を包み込むと同時に、実にスケールの大きい音楽ドラマが幕を開ける。目の前でひとつひとつの音を明快に重ねていく浅倉。会場中に響き渡る音色が増える度に、大きな歓声が生まれていく。こんなライヴはもちろん他では味わえない。「Quantum Mechanics Rainbow」という言葉を、しっかりとした世界として表現するのなら、きっと今目の前に広がっている光景がそれだろう。



 浅倉が自身のマシンを操り、その場にいる全ての人々に七色の光と音と心の動きを感じさせる。「Meme crack−ハルカ カナタのMajorへ」、「Jade of sorrow」と、際限なくどこまでも激しく広がっていく音と光の波に飲み込まれながら、どこまでも気持ち良くその音と光の海に漂う僕ら。

 円形ステージから降り、一台のピアノの前に腰をかける浅倉。激しく踊り倒した後は、これも彼のライヴの醍醐味のひとつ、ピアノソロが始まる。そして、まさかの「どんぐりころころ」のピアノプレイ〜オーディエンスの合唱(笑)。しっかりとファンの心を掴んだところで、真剣な表情で「1000年の誓い」を弾き始め、オーディエンスが歌うといった、これまた贅沢な浅倉とのコラボレーション。続いては、彼が最新テクノロジーで作った青春フォークソング「青い花」を披露。皆の温かい手拍子に包まれ、それに負けないくらいの温かい歌声とピアノの音色を響かせる浅倉。和やかな空気が流れていく。

 ステージの中央に立ち、色々とポーズを決めてファンを喜ばせながら、じっくりとMCを始める浅倉。「女性でも男性でも僕が温めてあげる」といった意味深な発言で(笑)ファンを喜ばせたり、愛犬と共に温泉に行った話をしたり、ファンの娘が働いてる和歌山の温泉に「皆で行こう!」という話になったり、昨日の佐藤琢磨が大活躍したF-1グランプリの話をしたりと、実にアットホームなトークで楽しませてくれた。そして、「皆の心を自由にしてください」という言葉の後、彼が披露した曲は「Indigo cave」。心の底から淀みが消え、どこまでも自由に漂っていけそうな感覚を覚える。まるで夢の中にいるような、そんな非現実的な音楽空間に僕らを浸らせると、ライヴは一時休憩へ。

 ライヴ後半戦の幕開けは、頭のてっぺんから足のつま先にまで突き刺さるような激しいサウンドと共に始まった「mercy snow」。休憩明けすぐにその右手を浅倉と共に回転させながら気持ちをひとつにするオーディエンス。光の輪がいくつもこの空間に浮かび上がり、ここにしか存在し得ない幻想世界に気付けば僕らはどっぷりと浸かっていた。曲はそのまま「TECHNO BEETHOVEN」へ。クラシカルなサウンドと凄まじい速さで迫ってくるビートが、僕らの羞恥心やプライド、日頃自分たちを包み込んでいる余計なものを片っ端から剥がしていく。こうなってくると、浅倉も僕らもとにかくその音と光と感情の渦に身も心も預け、“激しく漂って”いく他ない。「Mona Lisa overdrive」もそうだが、曲を追う毎に“激しく漂って”は、レベルを上げていき、肉体的には、その体を無数の音の動きに合わせて激しく揺らし、精神的には、全ての感情を放出した先にあるこの上ない快楽にへと誘う。グリーンの光の下で蠢くオーディエンスには赤い光が照らされ、ステージ上にはレインボーカラーが次々と光り輝きながら、浅倉が奏でる音のテンションを常に煽り続ける。「'Deep blue' Resolution」では、再びショルキーを持ってステージ前方で超ハイテンションで歌って弾いて動き回る浅倉。それに対してのオーディエンスの動きは、もちろん凄まじく全員が男性に見えてしまうくらい(女性の方が実際には多いのだが・・・)、激しくその腕を振り上げ、大盛り上がり状態!客席に舞う大きな風船とも戯れながら、全力で今この瞬間を浅倉大介と共に楽しんでいる姿が実に印象的・・・いや感動的であった。

 そのままの勢いで曲は「Genetic Bomb」。オーディエンスの無数の腕がまるで光のようにステージに向かって振り上げられていく。光と音と感情の粒子が激しくぶつかり合い、やがてはひとつの大きな星となっていくような、全ての要素が奇跡的にひとつになる事によってのみ生まれるパワーを、僕らは全身全霊で感じていた。本編ラストでは「Re-communicate」の激しくリズムを刻みながらも、優しい想いに満ちた歌声とサウンドに対して、これまた優しさと喜びに満ちた表情で応えるオーディエンス。心地良い“一体感”がそこにあった。

 いつもの事ながら、浅倉大介のファンが本編終了後にアンコールを願う手拍子や声は真剣である。共に素晴らしいライヴを作るという感覚が自然と身についている。そんな愛すべき人々の想いに応えるべく、浅倉はあと少しだけ自分の曲を皆に聴かせるため、今この瞬間しか味わえない感動を共有すべく、笑顔でステージに再登場!「今日は最高!皆大好き!!」と、本当に嬉しそうにまずは一言。そして、「ずーっとこうやって(ライヴをして)いたいね!」と言って、会場を沸かした後、今日のバンドメンバーを紹介し、(ギターの清水氏が楽屋で携帯メールばっかりしているという事から)パーカッションの柳田氏が作った「e-mail love」という曲を柳田ラップの清水ボーカルで披露(笑)。大いに笑いを生んでいた。

 そして、アンコール1曲目「Shelterling Sea」をなんと!ギターを持って歌い始める浅倉。貴重な彼のギタープレイを皆で堪能!再び会場中の全ての人々の心がひとつになり、誰もがステージに向けて、その両手を何度も何度も振り上げていた。そして、現在進行中の「Quantum Mechanics Rainbow」シリーズへの想いと、それを聴いてくれる皆への感謝の気持ちを語り、頭を深く下げる浅倉。自分が音楽を作る理由は、「みんながいるから」である事を真剣に熱く語り、満面の笑みを見せると、今夜最後の一曲「Beautiful Symphony」を披露!バンドのメンバーもオーディエンスも、先の浅倉の言葉に胸が打たれたかのか、それまで以上に熱い動き、熱い表情を覗かせて、どこまでも永遠に広がっていきそうな浅倉ミュージックの世界に、今生きていられる喜びを体現。浅倉ももちろん今こうして自分の創造した音楽で皆が瞳を輝かせ、楽しんでくれている現実を大いに喜び、良い笑顔で、優しい音楽で、皆の心を包み込んでみせる。ラストは、ショルキーを高々と掲げ、今夜最後の一音に全ての想いを込めて、そして、また笑う。消える事のない拍手と歌声の中、共に素晴らしいステージを作ってくれた全ての人々への感謝の言葉、そして、「これからもずっと一緒だよ」という言葉を最後に、浅倉大介はステージを後にした。

Live Report:平賀哲雄

★Daisuke Asakura X'mas Dinner Show 2004 

日時:2004年12月25日(土)open 18:00/start 19:00
会場:ヒルトン東京ベイ 2F クリスタルボウルルーム
料金:全席指定 30,000円(税・サービス料込)

Information:ディナーショー事務局/ライブステーション 
tel:03-5743-6660(平日 11:00-18:00)

★[Quantum Mechanics Rainbow]シリーズ第5弾
11月30日リリース
Quantum Mechanics Rainbow V
「Yellow Vector-黄の多次限指向性-」
品番:DWDA006 価格:¥2,800(tax in)

★[Quantum Mechanics Rainbow]シリーズ第6弾発売決定!!

2004年12月31日(金)リリース
[Quantum Mechanics Rainbow VI]
「Orange Compile -橙の能動編積式-」
品番:DWDAー007 価格:¥2,800(tax in)

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TV OA Information
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『浅倉大介 Live Tour '04 Cultivate Meme
      〜about Quantum Mechanics Rainbow〜』

チャンネル/BS-FUJI http://www.bsfuji.tv/
OA日/12月11日(土) 19:00〜20:55

※10月11日/Zepp Tokyoで行われたライブの模様を中心に、
インタビュー、オフショットを交えてハイビジョンOA。

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