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| 06.20[fri] スチャダラパー×チャットモンチー |
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記念すべきイベントのトップバッターを務めたのは、日本が誇るHIPHOPクラシック・スチャダラパーだ。盟友・ロボ宙を従え登場した3人は、持ち前の肩肘張らないファニーなグルーヴで、スチャ未体験な観衆もするりと魅了する。「もーすいませんね、手とか振ってもらっちゃって」なんてBOSEのMCにすっかりリラックスした会場は、発売したてのシングル曲『ライツカメラアクション』のコール&レスポンスで一体化。畳み込むように3人は“歌い出し6小節でバカになるラップ”で爆笑を誘うと、ステージにSLY MONGOOSEの笹沼位吉を招く。
SHINCOが繋ぐドラムビートと笹沼のベース。極シンプルなファンクグルーヴの中、フロント3人が矢継ぎ早に応酬する『4ch FUNK』で圧倒すると、“そろそろ知ってる曲を…”のマインドを敏感に察知して『今夜はブギーバック』。正に痒いところに手が届く。“若年層が集まるライブハウス”というアウェイを物ともしない、20年のキャリアに裏付けされた抜群のパフォーマンスを、彼らは発揮した。
バトンを受けたチャットモンチーは、スチャと同じくグレイシー一族風の入場から、張った胸の前で腕を組んでキメ。アッパーなチューンを畳み込んで元気に挨拶する。発売直前のシングルに収録される『three sheep』や『惚たる蛍』など、主旋律やハモリ、ファルセットが絡み合う、絶妙のコーラスワークを響かせれば、『バスロマンス』では橋本絵莉子と福岡晃子によるお馴染みのステップも飛び出し、観衆はほっこり笑顔に。メンバー3人でみなとみらいに遊びに行った話で、ワイワイ盛り上がったかと思えば、直後にシリアスな楽曲を続けるなど、スチャに負けないだけのバラエティで、会場をぐいぐいと惹き込んでいく。そして。大きく吸い込んだ息が、激情を湛えた旋律に生まれ変わる。『恋愛スピリッツ』だ。特に胸を打つのが高橋久美子で、彼女が生み出すリズムは詞世界に合わせて、焦燥感、倦怠感、歓び、哀しみ。聴き手に様々な感情を想起させる。これまでにも、到るところで観衆を瞬時に釘付けにしてきた。より鋭くタイトに成長した3人は、全霊を込めて叩きつけるこの楽曲の、肌が粟立つ程の迫力でもって、会場を圧倒した。
大歓声に促されて再登場した彼女たちは、スチャも呼び込み“スチャットモンチー”なるスペシャルセッションを展開。スチャのロックトラックナンバーとチャットの代表曲とを組み合わせた『ジャングリラ』(ジャカジャ〜ン×シャングリラ)で、記念すべき初日の幕を下ろすのだった。
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