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『globe decade −access best seasons 1995-2004−』 2004.12.22(WED)東京国際フォーラム ホールAにて。 最新テクノロジーを用いてS.E.までもがハイクオリティな音質で聴こえてくる(気がする(笑))会場に一歩足を踏み入れると、ステージに映し出された世界地図を見つめながら、幅広い年齢層のオーディエンスが思い思いに隣の人と会話を交わしたりしながら、globeの登場を待ちわびていた。僕の席の後ろでは、2人の若い女性が「最近は○○よりglobe」なんて、同じglobeファンとして嬉しいことを口にしていた。そして、『globe decade −access best seasons 1995-2004−』の東京公演は、KEIKOの歌声、そして、そこに乗っかるTKのコーラスで突如幕を開ける(しかし、KEIKOの姿はまだ見えない)。オープニングナンバーは「Feel Like dance」。globeならではの光と音のアンサンブルに、オーディエンスの興奮した歓声が飛び交う。ステージ上に映っていた世界地図は、やがて地球儀(globe)となり、TKとMARCの登場に遅れて、その“globe”の中からKEIKOが飛び出す!これには更にテンションの上がるオーディエンス。おそらくは東京国際フォーラム史上、最もハイクオリティな音質で響き渡るTKサウンドと葛城哲哉のエレキギターに、MARCの気合い入りまくりのRAP、そして、幸せを運んできそうなKEIKOの明るい歌声により、一瞬にして会場はひとつになった。
続いて、あまりにも有名なデジタリックなイントロが聴こえ出し、MARCが叫んだフレーズは「wanna Be A Dreammaker」!今までにも増して激しく心と体を動かし出すオーディエンスとステージ上の4人。テンポもオリジナルより速くなっており、みんなのテンションが高くなるのは必然的だと思わせるアレンジが施されていた。シンセサイザーなどの機材に囲まれた円の中を忙しく動き回るTK、頭を激しく揺らすMARCと軽くハイキックまで披露するKEIKO。この瞬間、文字通り全ての人々がトランス状態と化していた。いやぁ〜熱い。TKの頭と手元からはこの曲の演奏が終わった後も攻撃的で幻想的でもあるサウンドが響き続け、曲は「genesis of next」へ!!基本概念とか羞恥心とか自己顕示欲とかプライドとか、日頃ビッタリと僕らに引っ付いて離れない粘着質な要素を全て剥がし、無へと誘っていくような音楽空間が会場中の、もとい僕らの頭の中、心の中に凄まじいスピードを持った浸透力でもって広がっていく。世の中、多くのトランスミュージックを創るアーティストがいるが、これほど日本人のハートを鷲掴みできるトランスミュージックを奏でられるのはglobeくらいのものであろう。さて、そんな「genesis of next」より数年さかのぼり、98年にリリースされた「Love again」が披露されると、この頃からglobeは先進的な音楽を創り上げていたのかと感じさせる。結果、今も色褪せることなく在りつづけているこの一曲を、会場中の全員で大合唱して気持ち良くないわけがなかった。そんな最高の盛り上がりと一体感を見せたTK以外のメンバーはステージを後にする。TKはこの熱気や一体感、テンションと言ったものを一手に受け止め、ライヴにとってとても大切なエンディングの音を彩る。そして、客席に手を振りステージを後にした。
Live Report:平賀哲雄 ◇globeの作品を購入されたい方はこちらまで◇ |