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SET LIST
01.Let's Play Winter
02.h-メドレー(sexy/In the future/problem/BUSY NOW/PRETTY EYES/GO
TO THE TOP/by myself)
03.空
04.someday
05.WISH
06.MADE TO BE IN LOVE
07.君のとなり
08.there is ・・・・
09.MARIA
10.FAT FREE
11.INNER CHILD
12.innocence
13.7(SEVEN)
14.プラスティックタイムマシーン
15.Understanding
16.SAMURAI DRIVE
En
01.ヒカリ
02.CANDY GIRL
03.LOVE2004 |
hitomi 『10th anniversary “Thank you”』
2004.12.11(SAT)横浜BLITZにて。
hitomiがデビュー10周年!?冷静に彼女のこれまでの活動を振り返ればそれくらいの、いや10年でこなしたとは思えないくらいの濃い音楽活動をしてきたことは分かるのだが、その若々しい、キラキラしたイメージの彼女がこうして10周年を記念したライヴを行うなんて、またまた時の流れの速さを感じずにはいられなくなってしまう。ただ彼女の10年間が、単に“速かった10年”として片付けられないことは、超満員のオーディエンス、それに、これから始まるライヴの中でhitomi自身が何度も感じさせてくれるだろう。
電光で作られた大きな王冠を“LOVE ANNIVERSARY”“LUCKY
GIRL”という同じ電光で作られた文字が囲み、ステージ上で眩しく輝いている。何だかとてもムーディーな音楽と色っぽい男性の声が、突然僕らの耳に優しく飛び込んでくる。ライヴの幕が開く予感。
会場の灯りが消えると、先ほど触れた王冠と英字がより一層キレイに、そして大人っぽい夜を演出するかのように輝く。やがて、そのステージにクリスマスをイメージさせるチャペルの鐘のような音色と美しいコーラスのハーモニーに導かれるように、今夜の主役・hitomiがセクシーな衣装に身をまとい登場!『10th
anniversary』ということで“もしかしたら?”という期待はあったけれども、当時の初々しさも蘇らせつつデビュー曲「Let's
Play Winter」を歌ってくれるとは・・・デビュー以来、10年間彼女を見守ってきたファンにとっては一番嬉しいオープニングナンバーの披露で、会場の空気は一瞬にして温まってしまった。会場に降り注ぐ光の雪。最初から実にいいもんを・・・なんて思っていたら、立て続けに聴こえてきたのは「CANDY GIRL」のイントロ!そして、「Sexy」のイントロへと転換!!懐かしい曲の連続に大はしゃぎしていると、そのままメドレー方式で「In
the future」へ曲は流れていく。拳を振り上げるオーディエンス!豪華なヒット曲メドレーは、その後も「problem」、「BUSY
NOW」、「PRETTY EYES」、「GO TO THE TOP」と続いていき、会場は「もうこのまま終わっちゃうんじゃないの!?」と不安にさせるくらいの凄まじい盛り上がりを見せる。もうどの曲に対しても彼女が気持ち良さそうに歌う度に、僕らの全身に鳥肌が立ち、涙がこぼれそうになる。そして、その感動的なメドレーは、最後名バラード「by
myself」へとたどり着く。彼女から確実に伝わってくる切ない感情に、誰もが胸を強く締め付けられ、その感動をステージへの拍手と歓声に変えるオーディエンス。
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「こんばんわ!2Fの皆さんもこんばんわ!hitomiです!え〜暑いです(笑)。今年の11月28日で10周年を迎えました!!」、もちろんこの言葉に対しても“おめでとう”の想いを存分に込めて拍手と歓声をhitomiに送るオーディエンス。そして、バンドメンバーの紹介を経て、ライヴは勢いよく「空」の披露へと流れていく。その体を激しく揺らしながら、無数の光に照らされて気合の入った歌声でバンドもオーディエンスもリードしていくhitomi。曲は間髪入れずに「someday」へ!hitomiがパワフルに楽しく歌い上げれば、当然バンドもオーディエンスも全身で共に楽しんでいることを表現し、またこの「someday」という曲自体が持つ天井知らずの明るさもあって、どこまでも突き抜けていっちゃいそうな気持ち良さが会場中に広がっていく。手をクラップさせるタイミングもオーディエンス一同バッチリ!!
そのハイテンションぶりをもっと高いところまで持っていくために、「WISH」の躍動感、激しさをいつも以上に強く強くその演奏と歌声で僕らに感じさせて・・・いや突き刺してくるという表現の方が合っているかもしれない。この曲が、この曲を歌うhitomiが持つ凄まじい吸引力に、僕らはただただ魅せられていた。その凄まじい吸引力ってやつは、続いて披露された「MADE
TO BE IN LOVE」でも変わらずオーディエンスをググッと引きつける。一度でも彼女のライヴを体感した人ならご存知かもしれないが、このhitomiというアーティスト、狙いでも、ロジカルな思考でもなんでもなく、曲を歌えば、曲に合わせて体を揺らせば、全くの自然体でもイチイチ魅せられるのだ。それはもう天性ってものだろう。そして、その天性を10年間の歴史で磨きつづけてきたものなのだろう。そりゃあもう格好良いに決まっている。そんな彼女の格好良さに見とれたまま、曲は「君のとなり」、「there is...」と、ノンストップで披露されていく。「there
is...」は、最初はアコースティックギターと女性コーラスをバックにhitomiが歌い、サビのラストのフレーズをオーディエンスがみんなで声を揃えて歌うという、実にドラマティックなライヴアレンジで披露され、よりhitomiのライヴの格好良さ、魅力が引き立っていた。 |

「どうもありがとう」と、一緒に歌ってくれたみんなに告げると、またまた「暑いです(笑)」。そして、これまでの10年の音楽活動の中でひとつ辛かった話を。「GO TO THE TOP」のジャケット写真をオーストラリアで撮った時、「現地は真冬なのにスリップドレスを着せられたのがすごい辛かった」という話をして、その時のマネージャーのグチを少しこぼしたりしながら(笑)、ほのぼのとしたトークタイムを経て、ライヴは中盤〜後半戦へ!
トークタイム明け1曲目は「MARIA」!再び気合いの漲ったhitomiのパワーがみんなの感情を激しく爆発させる。何度も何度もステージに向かって振り上げられる無数の腕、そんなオーディエンスのパワーをも吸収して、さらに熱くなるhitomiの歌声と動き。しつこいようだが、格好良い。続いて曲は、hitomiの「1!2!1!2!3!4!」という掛け声と共に「FAT
FREE」」へ!先のヒット曲メドレーにも勝る凄まじい盛り上がりと熱気が会場を包み込む。hitomiが右へ左へ走り回りながら、曲を追うごとに通りが良くなっていく歌声をオーディエンスに届ければ、オーディエンスもその手を振り上げ、飛び跳ね、最高のリアクションをhitomiへと返す。これぞhitomiとファンが創り上げてきた10年の絆ってやつだろう。そんな絆をもっと強いものにするべく、もっと自分の想いを歌に込めてみんなに届けようと、続く「INNER
CHILD」を熱唱するhitomi。「innocence」では、幻想的な音楽に包まれながら、切々と現実社会への悲しみだったり切なさだったり、でもそこにもあるはずの希望を、ただ歌い上げるのではなく、力強い説得力を持って真剣に会場中の人々へ届け、その想いはしっかりとオーディエンスへと伝わり、大合唱という、これまた感動的な展開を生み出した。
続く「7(SEVEN)」では、ギターもドラムもベースもキーボードも、全ての音が疾走し、そこに乗っかるhitomiの歌声は、僕らの胸の鼓動を激しくさせた。hitomiが白い台の上に立ち、全てのファンをその視野に入れると、曲は「プラスティックタイムマシーン」へ!さらに疾走していくバンドサウンドと、限界をも超えてきそうなhitomiとオーディエンスのテンション!!何もかも、どんなものでも乗り越えていきそうな感覚が、サビのフレーズ通り、ここにいる全ての人々の中に包まれ、まだ出来たばかりのはずの横浜BLITZが激しく揺れていた。どっかのバンドの名ゼリフを借りるなら、まさに“無限大の彼方へ”と突っ走っていけそうな、あまりに熱く、心地良い空気が、続く「Understanding」でさらに広がっていって、とどめはこの曲「SAMURAI DRIVE」!!!この曲でみんなのテンションは臨海点突破!!溢れんばかりの喜びと嬉しさを体で表現して、気付けば自分の中でも、今、目の前で激しく動き回りながら、“これ以上はないだろ!”というくらいなところまでオーディエンスのテンションを上げているhitomiの姿が、残り僅かの2004年におけるベストライヴパフォーマンス賞(そんなのあったのか!?)に輝いているとは(笑)。今年も100本以上ライヴを観てきたが、それくらい今夜の「SAMURAI
DRIVE」でのhitomiのライヴパフォーマンスは輝いていた。

当然巻き起こる“hitomi”コールに、まずはバンドの面々がステージへと呼び戻され、6人の軽快な演奏に誘われながら、超キュートなジャージ姿でステージに再登場するhitomi。さすがはモデル出身、衣装の着こなし方でも人の気持ちを動かす。そんな可愛らしい衣装姿でアコースティクギターを抱えて、感動的なナンバー「ヒカリ」をアンコールの1曲目に歌い始める。そのタイトル通り、その歌声で僕らの心に光を射すhitomiに、誰もが熱い視線を注ぐ。そんな感動的な1曲目の後は、本編ではイントロしか披露されなかった、“hitomi”の名を日本中に知り渡らせたナンバー「CANDY
GIRL」が披露される!「SAMURAI DRIVE」もそうだが、この曲を披露されて嬉しくない人などこの会場にいるわけもなく、見渡す限り、みんな笑顔でノリまくり状態。もちろん誰もが一緒に大熱唱である。そして、オーラスはやっぱりこれ、「LOVE2000」!!!今まで以上に会場中の全員が大きな声で“愛はどこからやってくるのでしょう〜♪”と歌い上げていく。激しく楽しく体を揺らしながら歌うhitomiの後ろでピカピカと光り輝いてきた“LOVE
ANNIVERSARY”という文字。この目の前に広がる超ピースフルな光景を見て、その言葉の意味を痛感。
「10年みんなに支えられてここまで来ました!どうもありがとう」と、hitomi。「いえいえ、僕らこそあなたの“愛”ある音楽があったからこそあった10年なんです」と、もう壊れてしまうんじゃないかと思わせるくらいのハイテンションぶりでhitomiに伝えようとするオーディエンス。この交互の“LOVE”があったからこその“10th
ANNIVERSARY”“LOVE ANNIVERSARY”なんだなと、懸命にみんなに手を振るhitomiの姿を見ながら感じさせられた。hitomiとそのファンの間にある“LOVE”の10年はダテじゃなかった。 |
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Live Report:平賀哲雄
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