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『爽健美茶限定 中島美嘉 ビューティフルライブ 2004 Produced by 葉加瀬太郎』 神秘的な深い森の中をイメージさせるディープな緑に染まり上がったステージ。鳥・小動物・昆虫の鳴き声が光や風の音と混ざり合い、今夜のライヴの幕が上がる前から、会場には幻想的な空気が広がっていく。やがて、どこからともなくオルゴールの可愛らしい音色が聞こえはじめ、会場の灯りが消える。次の瞬間、ステージ上の緑色の幕が上がり、そこにはオーケストラの面々が美しい音色を奏でる姿が。気品漂うそんなステージの中央に、ゆっくりと今夜の主役・中島美嘉が姿を現す。感動的な“Overture”を経て、彼女が葉加瀬太郎プロデュースの今夜のライヴでまず歌い始めた曲は「火の鳥」。まさに火の鳥が美しくもどこか儚げに夜空を舞っているかのような彼女の歌声に、早くも僕らの心は優しく包み込まれていた。こうして“生”で彼女の歌声を体感するのは初めてだが、その優しさ、儚さ、美しさを感じさせる彼女の歌声は驚かされるほどに天才的。そんな彼女の歌声が作り出すこの緩やかな時間に、オーディエンス一同安らいでいるのがよく分かる。そんな安らかな空間の中で、ハッキリとした感情が聴く人すべての涙腺を緩ませる「WILL」が披露された。豪華な生ストリングス効果もあってか、熱い想いを高揚させ、そして爆発させていく彼女。何度でも巻き戻して見ていたい、聴いていたい、浸っていたいという気持ちに激しく襲われた一場面であった。 「こんばんは、中島美嘉です。今回のライヴは爽健美茶をたくさん飲んで応募してくれた方が集まってくれているということで、ありがとうございます。オーケストラとやれるなんて、とても嬉しい」と、抽選で選ばれたオーディエンス以上に、このようなシチュエーションでライヴが出来ることを喜ぶ彼女。そんな最初のMC明けに聞こえてきたナンバーは「LAST
WALTZ」。ゴージャスさとメルヘンチックさが美しく混ざり合ったこの曲も、艶やかな歌声で気持ちよく聴かせてみせる。そして、続く4曲目では、それまでの緩やかなムードとは一変して、スピーディーな展開が実に気持ちいいジャズナンバー「Love Addict」が流れ始める。この歌唱難易度Sクラスのナンバーも、心の底から「見事!」と思わせるリズム感でもって気持ちよく歌い上げていく彼女・・・いやぁ〜めちゃくちゃ格好良い!
そんな彼のヴァイオリンの音色に誘われるようにして、2人の女性コーラスがステージ向かって左側から、そして艶やかな衣装に身をまとった今夜の主役がステージ中央の階段の上から登場。そして、爽健美茶のCMでもお馴染みの「朧月夜〜祈り」を披露!ダイナミックなバンドとストリングスの演奏に包まれながら、絡み合う2人の天才の音色と歌声。“和”をここまで強烈なインパクトのあるものに仕立て上げた曲を僕は他に知らない。 「後半はちょっと元気な曲を!まずは今日が初演の曲になります」と、葉加瀬が紹介すると、「“沙羅”です。聴いて下さい」という中島美嘉の言葉と共に、今までの彼女へのイメージを180℃変える、“超”がつくほどの情熱的なナンバー「沙羅」が披露される。記念すべき“初演”は、充分に僕らのテンションを高くするもので、またひとつ新たな世界をその歌声で作り上げてみせた彼女と、それを支えるバンド、コーラスを含むオーケストラ、葉加瀬太郎にオーディエンス一同惜しみない拍手を送る。そして、ライヴはそのまま最後の畳み掛けへと入っていく。それまで座ってじっくり今夜のライヴを楽しんでいたオーディエンスをオールスタンディング状態にさせた曲は、葉加瀬太郎をフィーチャーしたアレンジが施された「SEVEN」!右へ左へと動き回りながら、その体を気持ちよく揺らし、ライヴを全身で楽しみながら歌う彼女。葉加瀬も負けずとその体を激しく揺らしながらヴァイオリンを奏で、満面の笑みを見せる。そんなハイテンションなムードを更に高めるべく、立て続けに披露されたナンバーは「CRESCENT MOON」!誰もがその緑色に光るサイリウムを持った腕を左右に揺らしながら、ステージ上の中島美嘉や葉加瀬太郎と気持ちをひとつにしていく。もちろんこの曲でも葉加瀬の美しいヴァイオリンの音色をフィーチャー。「今日は皆さんのおかげで本当に楽しいライヴになりました!機会があったらまた是非やらせて下さい!」という言葉の後に、最後のフレーズを歌い上げると、笑顔で手を振りステージを後にする中島美嘉。心のこもった大きな拍手がステージに向けられる。そして、今夜のライヴ映像と共にモニターに出演者の名前がエンドロールで流れていく。 しかし、まだまだ聴きたい曲があるオーディエンスは会場を後にしない。すると、今夜の演奏者の面々がステージに再登場。そして、白い可愛らしいドレスに着替えた中島美嘉が「LOVE
NO CRY」のイントロに乗りながら再登場!アンコール特有のピースフルな空気に包まれながら、惜しみなくその歌声を会場中の1人1人に届けていく彼女。聴いている側も惜しみなくこの心地良い空気に身を委ね、心と体を踊らせる。「アンコールありがとうございます。今回のこのライヴでこんな素晴らしいメンバーと、そして葉加瀬太郎さんと共演できたことを光栄に思います」。そんな素直な言葉の後、「今、私がとても大切にしている曲です。聴いて下さい」と言って、個人的にも今夜一番聴きたかった名バラード中の名バラード「FIND
THE WAY」を、この上なく優しい歌声で歌い始める彼女。いつまでも絶えることのない人間同士の争いに傷ついた人々の心を、その優しさに満ちあふれた歌声で包み込み、癒す、この場面に涙するファンの姿も多々見受けられた(実のところ、僕自身もその中の一人だったりする)。僕はこんなに優しい歌がこの世に存在することを心から感謝した。 Live Report:平賀哲雄 発売日9/15正午〜36時間限定! ◇中島美嘉の作品を購入されたい方はこちらまで◇ |