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NANA PREMIUM LIVE ライブレポート

OLIVIA inspi' REIRA [TRAPNEST]
ANNA TSUCHIYA inspi' NANA [BLACK STONES]
SURPRISE
   
   
【NANA PREMIUM LIVE】
07.03.30(FRI)
SHIBUYA-AX
   
  SETLIST:
OLIVIA inspi' REIRA [TRAPNEST]
 
   
01.a little pain
02.Tell me
03.Recorded Butterflies
04.Winter sleep
05.Starless Night
06.Nothing's gonna take
            my love
07.Rock you
08.Wish
09.Shadow of Love

  SETLIST:
ANNA TSUCHIYA inspi' NANA [BLACK STONES]
 
   
01.LUCY
02.rose
03.Without You
04.scream
05.Take me out
06.Stand by me
07.ANACHY IN THE UK
08.I'm addicted to you
09.zero
10.黒い涙

En1.
a little pain
En2.
rose

   
   
   
   
   
Livereport:平賀哲雄
Page Design:杉岡祐樹
   
   
 
 
 ACT:OLIVIA inspi' REIRA[TRAPNEST]

 音声調整室にいるハチと淳子と京助の声が客席に筒抜けになっているのに驚いた美里が慌てて公演中の注意事項をみんなに伝えて誤魔化す(何が何だかよく分からない方は、コミックもしくはアニメDVDの『NANA』をご覧ください)。という、アニメ『NANA』の世界にオーディエンスを一気に誘う前フリがあった後、ステージ上のスクリーンに“REIRA[TRAPNEST]=OLIVIA”の姿が映し出され、オーディエンスが前へ前へと押し寄せる。やがてリアルなOLIVIAの姿が暗闇の中でぼんやりと浮かび上がり、ステージの幕が開くと、客席から悲鳴のような歓声が。ステージのスケールとドラマティック過ぎるバンドサウンドとOLIVIAのその姿と声、そしてそれに対して叫ばれる1700人の歓声が、この目の前の光景が、現実のモノなのか、夢の中の出来事なのか、分からなくさせる。

 
 OLIVIA
  「今日は来てくれてありがとうございます。最後までこのライブ、盛り上げてください」というコールに対するオーディエンスの激しいレスポンスに「ワォ!」と、思わず口にするOLIVIA。そして、白いロングドレス姿で自由にAXの大きなステージを所狭しと動き回りながら歌う彼女。更なる高みへ会場の次元を持ち上げたい衝動に駆られたのか、突然声高らかに彼女が叫ぶと、オーディエンスはそれに応え、それまで抑えていた衝動を自由に解放してみせる。ほら、楽しい。と、言わんばかりのOLIVIAは、更に楽しそうに踊り始める。そしてリミッターが壊れたかのようにメロディに乗りながらも叫びまくり、とにかく全身でそこにある感情を表現していく。で、満を持しての、最近のライブでは毎回凄まじい広がりとグルーヴを魅せているナンバー『Wish』にOLIVIAはすべてを込めた。そこには生涯忘れられそうにない音楽と光景が生まれ、OLIVIAがこの歌に込めただけの想いが僕らの胸にも込み上げてくるのだった。

 「矢沢あいさん、ありがとうございます」「私の大好きなTRAPNESTの曲」とOLIVIAは口にすると、最後の曲『Shadow of Love』を歌い始める。この優しい、すべてをあたたかく包み込むような音楽世界の中で、全身全霊の祈りのような歌声、これを今まで全く知らなかった、耳にしたことがなかった人々が耳にする、目にする、心にする。その有意義さは何物にも代え難い。やっぱり、OLIVIAの曲は、歌は、一人でも多くの人に聴いてもらうべき、愛されるべき、モノである。


 ACT:ANNA TSUCHIYA inspi' NANA[BLACK STONES]

 「こんばんは、ブラストです。忘れられない夜にしてあげる」大崎ナナの名ゼリフが生アフレコで甦るという、『NANA』フリーク鳥肌モノの粋な計らいに感動させてもらった後は(何が何だかよく分からない方は、コミックもしくはアニメDVDの『NANA』をご覧ください)、“MUSIC For Life”“Sing or die”歌うか、死ぬか、そんな彼女らしい格好良すぎる座右の銘を囁いての、電光石火チューン『LUCY』!から土屋アンナのライブは幕を開ける。で、今日ここにいる誰もが好きなはずの『rose』を間髪入れずに畳み掛けていく彼女。やはりこの人の辞書にハードルやカテゴリーなんていう言葉はないようだ。いきなり爆発!いきなり超越!瞬間的にそこにあるすべての壁をなぎ倒す、正に“Sing or die”を地で行く女である。

 「元気ぃ!?今夜はロックしていくぞぉ!」AXが壊れそうなほどの爆発的な重厚バンドサウンドの中から突き抜けていくようにアンナが叫ぶナンバーは『Without You』。アンナはもちろん、バンドもオーディエンスも振り切れるだけ振り切ろうとして、大いに暴れる。特にドラムの人、あんた凄すぎ(笑)。そんなぶっ壊れた同調者の中心に立つアンナは今夜もゴキゲン。大好きな歌を本能のままに叫ぶだけ叫びまくる。本能のままに在りすぎて、むしろ妖艶さすら溢れ出ていたほどだ。
 
 土屋アンナ
 「激しいねぇ」と言いながらもまだまだ行ける様相のアンナ。アルバム『ANNA TSUCHIYA inspi' NANA[BLACK STONES]』に収録されていた名バラード『Take me out』『Stand by me』を立て続けに、感情的に熱唱。僕らはもちろん感動。そして高揚。「さ〜て、誰が一番盛り上がれるかな?」というアンナの挑発にオーディエンスが乗ったところで聞こえてきたのは、セックス・ピストルズのカバー『ANACHY IN THE UK』。この曲をここまでポップにカラフルにしながらもパンキッシュに響かせてライブハウスを盛り上げたのは、後にも先にも彼女ぐらいだろう。そのまま曲は、これまでの彼女のライブでも、今目の前に広がっている興奮と光景を幾度となく生み出してきた『I'm addicted to you』と『zero』の畳み掛け。間違いなく皆さん、今夜一番の壊れっぷり。圧倒的。

 「みんな楽しそうなんだもん。嬉しい!」「ライブは最高!」と、嘘のない心からの言葉の後に「死ぬ気で歌います」と、アンナが真っ赤な光の中で歌い始めたのは『黒い涙』。死ぬ気で歌ったこれがそこに何を生み出したのかは、書くまでもあるまい。


 ACT:SURPRISE

 アンコールに応えようと、土屋アンナとそのバンドメンバーがステージに戻ってきたと思ったら、もう一人、小さな女の子がその後を付いてきた。ん?・・・OLIVIA!?こ、これは、まさかのナナとレイラ、もとい、土屋アンナとOLIVIAの共演ここに実現!?なんて驚いていたら、聞こえてきたのは『a little pain』。それを歌い出したのは、なんと!土屋アンナ。彼女が歌うことでヘヴィさと艶やかさがこの曲に注入される。そして、サビに入る瞬間にOLIVIAが歌うことによりこの曲は優しさを取り戻す。という、面白い化学反応が大きなドラマを生み出した状況に僕らは胸を高鳴らせる。見つめ合うアンナとOLIVIA。それを真っ直ぐな瞳で見つめる僕ら。この空間に存在するすべてが入り混じり、ひとつになった瞬間。そのとんでもない一体感の中で、アンナとOLIVIA、そしてここにいるすべての人々で『rose』を熱唱!これほどのドラマは『NANA』にだって描かれてはいない。あ〜!めちゃくちゃ気持ち良い!めちゃくちゃ楽しい!×1700+2。みんなスゲェご満悦な表情で文字通り、プレミアムなドリームナイトの最後を盛り上げた。

 バンドも声優さんも含め、今日登場したすべての顔ぶれがステージに集結。なんか今にもみんなで酒飲んで、飲み会が始まりそうな勢い(笑)。そして最後はみんなで「矢沢(あい)さん、最高!!!」と、この会場のどこかにいる、今日ここにいるすべての人々に新たな繋がりを生み出した張本人へ、愛あるメッセージが送られた。

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土屋アンナ OFFICIAL SITE

OLIVIA OFFICIAL SITE
http://anna-t.com/

http://www.avexnet.or.jp/olivia/
   

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