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ロボピッチャー
APOGEE
【東京コントロール Vol.3】
05.11.04(FRI)
青山 月見ル君想フ |
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| SETLIST : APOGEE |
01.APG opening
02.Paperwork
03.GHOST SONG
04.夜間飛行
05.Let It Snow
06.route another
07.GREYMAN
08.Slowmotion
09.Obsession
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| SETLIST : ロボピッチャー |
01.サイケデリック・ハロー
02.泣きべそをかきましょう
03.ミクロ
04.ヘブン
05.今日じゃない明日
06.キャンディービート
07.パンチドランカー
08.わたしの形の溶けたチョコレート
En1.ループ
En2.ファンファーレ(新曲)
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| Live Report:杉岡祐樹 |
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ロボピッチャーの自主企画【東京コントロール】は今回で3回目、毎度ひと味違ったバンド(※1)を迎えて行われるイベントで、今回の共演はロボピッチャーと同じくhotexpressイチ押しアーティストであるAPOGEE。そして10月に現時点での最高傑作『まぼろしコントロール』を発売したばかりのロボピッチャーと、自分はこの2バンドのライブを拝見するのは共にほぼ1年ぶりなのだが、果たしてどのような進化を遂げているのか。それが今回のレポート最大の焦点であると今決めました。
まずはアンプの上に光る地球儀が可愛らしい先攻 APOGEE。ふわりとしたオープニングのインストから『Paperwork』『GHOST SONG』となじみのナンバーで彼ららしいマイワールド全開ライブを堪能させてくれたのだが、まずは3曲目に演奏された新曲『夜間飛行』の素晴らしさを特筆したい。薄暗いライティングの中で奏でられるじんわり緩めのセクションから、一気に弾けるサビのインストフレーズでみせる開放感。インテリジェンスな一面がフィーチャーされやすい彼らだが、この曲が持つ普遍のキャッチーさとボーカルレスのサビというお定まりのポップスに逃げない音楽的野心を融合させる事に成功したこの楽曲の、ライブで体感できるその恍惚は『夜間飛行』と呼ぶに相応しい壮大な浮遊感をたたえている。synthesizerの大城嘉彦が生み出すキラキラとしたエレクトロサウンドが夜空に瞬く星のように輝き、ふと夜間の野外ライブを思わせる程に心地よく耳に心に響いてくる。それまでのAPOGEEとは明らかに違う、それでいて彼らにしか生み出せない極上ポップミュージックだ。
さらに『route another』の軽快でファニーなカッティングリフや4つ打ちのキックとVo&G 永野亮が振りまくるエッグマラカスの歯切れが気持ち良い『GREYMAN』など、音楽の幅を広げつつよりポップ性を進化させるという、彼らを語る上で外せない特徴の更なる成長も感じる事ができた本日のAPOGEE、今後の音楽シーンに一石を投じる、というか台風の目的(めてき)な存在になるんじゃないかって想像もあながち大げさではない程のクオリティを見せつける素晴らしい30分強であった。
『まぼろしコントロール』をもって遂に3部作(※2)を完成させたロボピッチャーは、ミニアルバム発売直後という事もあって前半は『まぼろしコントロール』収録曲のオンパレード、というか6曲全て演奏。まず驚いたのがアルバムのオープニングも飾った『サイケデリック・ハロー』でのテンションの高さだ。頭を振り乱して汗をかきかきメロディを絞り上げるVo.加藤隆生に感化されたのか、オーディエンスも瞬時に踊り出す。約1年前の【透明ピアノ】でも演奏されていた『ミクロ』では何かに取り憑かれたように恍惚と歌いあげる加藤の姿、ロボピッチャーのライブは1年前と比べて格段なる進歩を遂げたようだ。
そして今回、一番の進化を感じたのはMCである。演奏時間終了までしゃべり続けるんじゃねえかってくらいにMC。とにかくしゃべりまくる。しかもその内容が最高に面白い。天然系スーパーKey&Programmingの伊藤忠之と“ひねくれポップス”と称される事の多いロボピッチャーの全作詞を担当する加藤とのやり取りは宇宙の無限を感じる程に長く、そして深い(※3)。その内容は是非ライブで体験してみて下さい。
中盤『ヘブン』から『パンチドランカー』まではノンストップで畳み掛けるように演奏されていくのだが、中でも『パンチドランカー』のライブテイクはファンならずとも必聴。ここまで激しくアレンジされたこの楽曲の持つエネルギーは今までにはなかったパッションに溢れていて、また違った一面を知る事ができるのである。そしてアンコールの最後、まだ未発表の新曲『ファンファーレ』を披露(※4)してこの日のライブの幕を下ろした。
これは個人的な見解になってしまうのだが、やはり音楽、とりわけロックにはポップ性との折り合いというのが非常に重要なのだと常日頃思っている。そしてこの2バンドはハイクオリティかつ自分たちだけのやり方でそれを実践しているバンドである。インテリジェンスを感じさせるソングライティングや構成力、フレーズメイキングをかね揃えたメンバーを有し、あくまでポップスの土壌に相応しい耳心地のよいサウンドに楽曲を仕上げるセンス。そしてライブでは音源だけでは伝わりきらない熱っぽさを四散させ、必要不可欠な一体感を生み出す事ができる希有なバンド。彼らがこれから先、どういった展開をみせてくれるのかが非常に楽しみだ。2006年、こうご期待。Coming Soon !!ってやつです。
※1.ひと味違ったバンド・・・そもそもロボピッチャーがひと味、ふた〜いつ味くらい違うバンドである。
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※2.3部作・・・『消えた3ページ』『透明ランナー』『まぼろしコントロール』と3枚のMINI ALBUMをさして使われる。加藤氏曰く「結果的に」。
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※3.深い・・・たぶん。
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※4.未発表の新曲を披露・・・ロボピッチャーのレコ発(今回はレコ発でもあった)の最後は、必ず新曲で締めるらしい。
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◎ロボピッチャー ライブ情報!!
2005.12.20(火) 梅田・シャングリラ 「大阪コントロール Vol.1」
OPEN 18:00 / START 19:00
artist:ははの気まぐれ / ロボピッチャー
ticket:¥2,000(adv) ¥2,500(door) +drink
info:シャングリラ/06-6343-8601 http://www.shan-gri-la.jp
2005.12.22(木) 青山・月見ル君思フ 「東京コントロール Vol.4」
OPEN 18:30 / START 19:00
artist:nirgilis / ロボピッチャー
ticket:\2,000(adv) \2,500(door) +drink
info:月見ル君想フ/03-5474-8115 http://www.moonromantic.com
2005.12.24(土) 京都MUSE 「唄と星と男と女」
OPEN 18:00 / START 18:30
artist:エレクトリックギュインズ / ヒトリトビオ / ロボピッチャー
ticket:\2,000(adv) \2,500(door) +drink
info:KYOTO MUSE / 075-223-0389 http://www.arm-live.com/muse/kyoto/
2005.12.31(土) 京都大学西部講堂 「A New Year Rock Festival 2005→2006」
START 17:00
artist:桑名正博 / 桑名晴子 / 豊田勇三 / The Serial / ゆーきゃん / 珍獣王国 / ロボピッチャー / 他
ticket:\2,000(adv) \3,000(door)
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