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(C)田中和子
SET LIST

01.ジュディ
02.サイキック No.9
03.STONE BUTTERFLY
04.DEAR FEELING
05.TVのシンガー
06. I LOVE YOU BABY
07.GIRLIE
08.天国旅行
09.カナリヤ
10.ROCK STAR
11.SHOCK HEARTS
12.Sweet&Sweet
13.JAM
14.BURN
15.SUCK OF LIFE
16.バラ色の日々
17.パール
18.峠

EC-1 メロメ
EC-2 Pearl Light Of Revolution
(真珠色の革命時代)
EC-3 悲しきASIAN BOY

WE-1 BRILLIANT WORLD
WE-2 WELCOME TO MY DOGHOUSE

THE YELLOW MONKEY 『メカラウロコ・8』
2001.1.8 (MON) 東京ドームにて。



 5万人の声が聞こえます!10万本の振り上げられた腕が見えます!THE YELLOW MONKEYは今のシーンに不可欠なロックの要素です。そんな彼らがこの日のライブを最後にしばしの休業期間に突入。いわば今日のライブは日本のロックの充実を期待する者にとって、絶対にその目に焼き付けておかなければならないメモリアルショウ。
5万人の圧倒的なパワーに驚くと共に、これだけの巨大なパワーを引き出すTHE YELLOW MONKEYが、一流のロックバンドであることを改めて実感させられます。

 突如流れ出す怪しげなイントロ・・・「ジュディ」だ!ドラムのannie、ベースのheesey、ギターのemma、ボーカルのlovin、4人とも素晴らしく気合いの入った表情(実は自分の席から彼らのしっかりとした表情など見ることはできないのですが、その歌声、その演奏から、気合い充分の表情はイメージできました)。あたりまえのことですが、ライトにしても、スモークにしても、めちゃくちゃゴージャス!イエモンとのしばしの別れには相応しいステージです。

 「トーキョー!!!」叫ぶlovin、そのまま休まず「サイキック No.9」!今日は成人の日ということもあって、高そうな着物を着たまま暴れ回っちゃう方もいたりします!そりゃそうです、今宵のライブは100万円の着物より価値があるんですから。「ちょっと遅くなったけど、ハッピーニューイヤー!今日は自分たちの好きな曲をやります!最高の夜にしようぜ!!」、心の芯までロッカーのlovin、彼のMCはストレートにファンの心に突き刺さります。そんなlovinの格好良さに見とれていると、続いても彼らがやりたくて仕方のなかった曲「STONE BUTTERFLY」!!今夜のイエモンは序盤からヘヴィです。その後も「DEAR FEELING」、「TVのシンガー」、「I LOVE YOU BABY」、そして某国内映画のCMでもお馴染みの「GIRLIE」と、ライブ映えするナンバーばかり続けて炸裂!またノリだけではなく、「GIRLIE」を演奏した際に感じさせた世界観。それがもたらした浮遊感には彼らの音楽の奥深さを感じることも出来ました。

 曲を追うごとに高まるテンション、会場中に広がる熱気、楽しくて仕方がないムード。ステージから降りてファンと握手しながら歌うlovin。heeseyとemmaはそれぞれステージの両端まで飛び出します!annieはステージの中央で魂のドラミング!それに対する5万人のリアクションは凄まじい!「カナリヤ」「ROCK STAR」「SHOCK HEARTS」、休むことを知らないイエモンの面々、日本最大規模の空間が熱気で爆発しそうです。おそらく、これだけの規模の人数を相手にここまで熱いライブを展開できるものはロック以外にないでしょう!イエモン以外にないでしょう!・・・そして、次なるナンバーでヒートアップした会場は涙にむせびます。「どうもありがとう」、lovinが初めての東京ドームの感想を語った後、改めて休業宣言・・・。そして、彼等の前の所属レコード会社でイエモンが大好きだったとあるプロモーターの話をしてくれました。その彼は病気で突然この世を去ってしまったのですが、彼は「JAM」という曲が大好きで、この曲のイントロがライブで流れ出すとき、そこに沸く歓声が本当に好きだったそうなんです。イエモンの面々はそんな彼と、「パンチドランカー」のコンサートスタッフをやっていたもう一人の故人に捧げるべく「JAM」を演奏し始めました。イエモンの想いに胸を打たれた5万人のファン達は、その曲のイントロに最大級の歓声を送り、全身に鳥肌を立て、涙をこらえながら、「JAM」の歌詞とイエモンの想いを噛みしめながら、会場に大合唱を巻き起こします・・・、このシチュエーションに感動しない人間なんていません!


(C)田中和子
 


(C)
菊地英二

 「JAM」の感動に浸る間もなく、一気に今夜のライブは加速します!「BURN」「SUCK OF LIFE」「バラ色の日々」「パール」、ファンも大喜びなナンバーの畳みかけ、感極まったlovinがイエモンを代表して叫んだ一言は、「見てくれ!この光景を素晴らしいと思わないか!?」、そしてファンに向けて、「とにかく強力な人生を送りたいと思っています。俺達が戻ってくるとき、素晴らしい悔いのない人達になって欲しいと思います。できるさ!できるさ!THE YELLOW MONKEYのファンだもの!」、ん〜感無量の言葉!そして絶対に忘れられない言葉・・・本編ラストの「峠」を披露する前の言葉、「結成した当時、東京ドームだけはできねーだろうなと思ってました。しかし、出来てしまいました!・・・思いついたことはただひとつ、たくさんの希望と絶望と興奮をありがとう」、彼等の全てが込められた言葉だと思いました。

 アンコールの声援に応えて、イエモンの面々がステージの正反対の入り口から登場します。客席と客席の間を堂々と歩いていきます、ゆっくりとこの興奮を噛みしめるように。そして4人が中央に特設された小さなステージに立つと、当然凄まじい歓声。
「じゃあここで一曲やろうかな。アルバム「8」では私だけでやってるんですが、今日はイエローモンキーでやろうと思います。雪が熔けなきゃよかったな、聴いて下さい『メロメ』。」、この曲は降り積もる雪を昨日見た人なら誰もが期待したはず。東京ドームに雪原が広がっていくよう・・・。これも涙なしでは聴けません。中央のステージからメインステージに「メロメ」のメロディに包まれながら戻っていく4人の姿、まるで映画のワンシーンのように感動的・・・いや、それ以上かも。

 メインステージに戻ると、「Pearl Light Of Revolution(真珠色の革命時代)」「悲しきASIAN BOY」を全力疾走で披露、そのまま袖に消えてしまうものの、今夜はダブルアンコール!しかも、21世紀のしあわせと平和を願った一曲「BRILLIANT WORLD」を披露!最高な世界へ〜♪を大合唱!みんな思いっきり泣きます!最高のロックンロールバンドと5万人のファンを見ていて分かったこと、それは21世紀も間違いなく素晴らしい音楽が世に存在し続けるということ。音楽ファンならば誰もが願うそんな光景を彼らは見せてくれました。

 

 そして、「我がイエローモンキーは永久に不滅です!」というlovinの言葉と共に、THE YELLOW MONKEY in TOKYO DOME、ラストソング「WELCOME TO MY DOGHOUSE」!今宵最後の熱気、「本当に明日から休業なの?」と思わせるほどの前向きなライブパフォーマンス!彼らにとってこれからの休業がいかに前進的であるものかが良く分かります。最後はイエモンの4人が5万人のファン達と共に記念撮影・・・。本当に最初から最後まで彼ららしい最高な世界でした!名残惜しいですが、必ず彼らが戻ってくることを信じて、今夜は彼らが見せてくれた夢を抱いて寝ることにしましょう!

We are No.1 Rock'n'roll band!THE YELLOW MONKEY!!

Live Report:Tetsuo Hiraga
Photo:田中和子・菊池英二


(C)
田中和子

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