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東京事変 ライブレポート

   
   
東京事変
【東京事変 live tour 2007 Spa&Treatment】
2007.11.11(SUN)
Zepp Tokyo
   
   
   
SETLIST:
    01.復讐
    02.酒と下戸
    03.歌舞伎
    04.OSCA
    05.ランプ
    06.ミラーボール
    07.金魚の箱
    08.群青日和
    09.ピノキオ
    10.某都民
    11.月極姫
    12.メトロ
    13.鞄の中身
    14.丸の内サディスティック
    15.閃光少女
    16.私生活
    17.修羅場
    18.黒猫道
    19.キラーチューン
   
    En1.体
    En2.SSAW
    En3.透明人間
   
   
   
   
 
 
Live Report:平賀哲雄
Page Design:杉岡祐樹
   
   
 いくつもの政治絡みのニュースが突如流れ始めるZepp Tokyo。そしてステージ上に東京事変のメンバーがほんの僅かな光に照らされて、どうにか肉眼で確認できるぐらいの暗闇の中、現れ、ド頭から重厚なサウンドと、歌声を叫ぶように響かせる。そのまま彼らはより濃厚となった事変サウンドを未だかつて無い熱量でもって爆発させていく。まるで一人一人がこのライブの、事変の主犯格であるかのような、強烈な存在感を放ちながら主張を繰り返す。その5人の主張が超人レベルに精密な計算でもってひとつの塊となった音楽を生んでいるのか、とんでもないライブが目の前で展開され、それを僕らは息を付く間もなく、音楽の力にむざむざと魅せつけられ、堪能、興奮、狂喜乱舞する。

 「物凄い湿度ですよね。私は湿度は常に高めの方が好きです」と、らしく、客席の素晴らしさを表現する椎名林檎(vo)。そして再び『ランプ』でライブが再開されれば、誰もが上機嫌で全身でリズムを取りながら、より会場の湿度を上げていく。それに合わせて、林檎の歌や佇まいの妖艶ぶりにも拍車が掛かり、亀田誠治(b)、浮雲(g)、刄田綴色(dr)、伊澤一葉(key)のプレイもタイトさを快楽にしているかのような表情と動きを垣間見せ、『群青日和』でそのテンションは、今夜最初のスパークを生んだ。そしてその現実離れした熱量のシャワーを放出したまま、『ピノキオ』での林檎の熱唱が光と音の渦と共に僕らを包み、今度は今夜最初のカタルシスを味わう僕ら。

 
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  噛み合ってんだか噛み合ってねーんだか(笑)、まぁでも和気藹々とした男性陣のMCタイムを経て、浮雲と伊澤の歌声の間から可愛らしい黄色のシャツ姿で林檎、再登場。『某都民』『月極姫』と、エキセントリックな事変ワールドを生み出していき、その最中で先のシャツを妖艶に脱ぎ去ると、セクシーな紫色のランジェリー姿を露わにし、その音楽同様、唯一無比の艶でもって僕らの全身全霊を刺激。大きな歓声が沸く。そしてライブも終盤に差し掛かった頃、伊澤が『丸の内サディスティック』のイントロを奏で出せば、誰もが至福の表情で、腕を高く掲げ、左右に揺らし、間奏で林檎が「ごきげんいかがですかぁ?」と、横になってそのおみ足を上げ、訊ねれば、いとも簡単に僕らの心は打ち抜かれ、綺麗な一体感がそこに生まれる。そんなサービス精神旺盛なライブテイクの後、亀田が「すごい熱気だね」「今日は絶対1番だね」と言うと、なんかとってもあったかい空気が流れるZepp Tokyo。「ライブで初披露したかった」という紹介で聞こえてきたのは、新曲『閃光少女』。この曲では伊澤もギターを手にし、そのタイトルのイメージ通り、走る閃光の如く、軽快で開放感のあるサウンド、そして林檎の歌声が僕らの胸を突き抜けていく。そしてドラマティックな浮雲のギターと、感情的な林檎の歌声が絡み合い、巨大な感動を生んだ『私生活』を経て、今宵の宴は、『修羅場』よりクライマックスへ。すべての音が明確に刺激的に僕らの耳から心を駆け抜け、スパークを連発し、真っ白になった頭と汗まみれになった体はただただ恍惚と快楽を感じながら揺れるだけ揺れる。

 アンコールでは「今日は更に皆さんとひとつになりたいと思います」と亀田が言い出し、ツアータイトルでもある“Spa&Treatment”を客席とコール。今夜はみんなの体のトリートメントをしようと、『体』を披露する東京事変。大人な夜の音楽の海を穏やかに漂う僕ら。そして更には、体だけじゃなく、心も穏やかになる四季の歌『SSAW』が披露され、誰もがせつない気持ちに。そして最後はやはりハイテンションにこの再会の約束ソングを。『透明人間』!みんな一寸も狂わずリズムに合わせてハンドクラップしながら歌ったり飛んだり笑ったり。またみんなに会える日を互いに楽しみにしながら「さよなら」と手を振り合う。この曲のフレーズ通りの光景が目の前に広がっていた。
     
東京事変 OFFICIAL SITE http://www.tokyojihen.com
 

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