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2011.03.15

被災者の心を支えた名曲がラジオでオンエア

 3月11日に発生した東北関東大震災以降、各地の放送局では連日緊急特番を放送していますが、各地のラジオ局では絢香『みんな空の下』や山下達郎『希望という名の光』などが、数多くオンエアされています。

 依然予断を許さぬ状況ゆえ、現在も数多くの放送局が震災の速報を中心に放送しています。先日、TOKYO-FMがオンエアした『アンパンマンのマーチ』が話題になりましたが、株式会社プランテックが調査した3月13日のオンエア状況を紐解くと、関東のAM、FM局では上記以外にも、Bank Band with Salyu『to U』やbonobos『THANK YOU FOR THE MUSIC』などが数多くオンエアされていました。

 一方、FM802やKiss FM KOBE、FM大阪といった関西のFM局では、ソウル・フラワー・ユニオン『満月の夕』(まんげつのゆうべ)もオンエアされています。95年1月に発生した阪神淡路大震災を受け、関西を拠点に活動していた彼らが、HEATWAVE山口洋との共作メロディにより、その目にした光景や胸溢れる想いを編み上げた楽曲です。

 また、同時期に彼らはソウル・フラワー・モノノケ・サミットなる別働ユニットを結成。ライフラインの復旧しない現地の避難所などにおいて、三線やちんどん太鼓を手に、民に口承されてきた音楽と共に同曲を歌い、絶望の淵に沈む人々の心の糧となる音楽を届け続けました。

 後にソウル・フラワー・ユニオンとHEATWAVEは、それぞれに『満月の夕』をシングルとしてリリースしましたが、当初はヒット曲と呼べるほどの話題にはなりませんでした。にも関わらず、今なおこうして各局がオンエアする背景には、復興へ向け逞しく生きる人々の姿を描いた同曲が、被災された方々の胸に心に残っているからといえるでしょう。


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