音楽情報サイト:hotexpressthere is music by side ホットエキスプレス・ミュージックマガジン  
 
   
 
音楽情報サイト:hotexpressニュースインタビューライブレポート
レビューチャートメールマガジンスペシャルページ
SEARCH
アーティスト検索
 
 

2011.03.28

“何かやらなかったら、自分が…” SFU、節電モードで労働歌や沖縄民謡を

 恒例の自主企画【闇鍋音楽祭2011】を敢行中のソウル・フラワー・ユニオンが、3月27日にShibuya O-Westで東京公演を開催。対バンを務めたバンバンバザールのアクトを受け、観衆全員が楽しく踊れる素晴らしい瞬間を作り上げました。


 大阪の2公演では七尾旅人とthe NEAT BEATSを、前日には同会場にてカーネーションをそれぞれゲストに迎え、当企画を開催してきた彼ら。「よう来てくれたわ、大変な時に」と、序盤から多幸感に溢れるロックチューンを畳み掛けた中川敬(vo,g,三線)は、節電モードだから“エフェクター(ギターサウンドに音響効果を加える機器)を踏む回数を減らす”とうそぶき、会場の笑いを誘います。

 『荒れ地にて』から『風の市』へと繋ぐ印象的なセットリストで、両手を掲げた観客が思い思いに踊り出すグッドヴァイブスを贈り届けると、演奏中、とても楽しそうだったことを奥野真哉(key)から指摘された中川は、照れ臭そうに否定しながらも「音楽、楽しいね」と一言。中盤に『アイノウタ』を披露した直後には、観衆から「今の(曲)、後でもう一回やって」と懇願され、苦笑いしつつもかつて被災地で『アリラン』を1日に5回も演奏したことなどを話しました。

 また、地震で甚大な被害を被った宮城県石巻市を訪れている仲間がいるという中川は、今回の震災復興は長期戦になると話し、「何かやらなかったら、自分が喰われてしまいそう」という気持ちがあったこと。それがオフィシャルサイトでの『満月の夕』アップロードに到ったのだと告白します。

 さらに、スペシャルゲストのうつみようこ(チンドン太鼓)をステージに招き入れると、同曲を高らかに歌い上げ、続いて阪神淡路大震災から生まれた“ソウル・フラワー・モノノケ・サミット”として、当時の神戸で毎日歌っていたという労働歌『がんばろう』を。アンコールでは沖縄民謡『安里屋ユンタ』なども披露し、この日の公演に幕を下ろしました。


 なお、公演内のMCでは、阪神淡路大震災時に設立し、長期に渡り復興を支援してきたソウル・フラワー震災基金の続投も宣言していた彼らですが、「(何処に寄付するかは)自分で考えていこう」と話しています。また、3月29日には【闇鍋音楽祭2011】番外編として、中川の45周年を祝するライブを、F.A.D YOKOHAMAにて予定しています。

◎【闇鍋音楽祭2011】
2011.03.27(日) at Shibuya O-West
ゲスト:バンバンバザール
ソウル・フラワー・ユニオン セットリスト:
01.ラヴィエベル〜人生は素晴らしい!
02.松葉杖の男
03.シンヤの祝福
04.死ぬまで生きろ!
05.そら
06.平和に生きる権利
07.ファイアー・クラッカー
08.荒れ地にて
09.風の市
10.ひぐらし
11.クレイジー・ラヴ
12.アイノウタ
13.アンチェインのテーマ
14.潮の路
15.満月の夕
16.がんばろう
17.秋田音頭
18.エエジャナイカ
19.海行かば 山行かば 踊るかばね

En1.安里屋ユンタ
En2.ピープル・ゲット・レディ
En3.こたつ内紛争

◎ライブ【闇鍋音楽祭2011番外編 〜中川敬45周年!】
03.29(火) 神奈川 F.A.D YOKOHAMA
※中学生以下は入場無料
※障がい者に付き添いの介護の方1名は入場無料


【関連記事】
『満月の夕』 本当に聴きたい人だけに向けて公開
被災者の心を支えた名曲がラジオでオンエア
ももクロ 石丸ラストステージで久々にライブ
内田裕也がゲリラ募金で渋谷をライブハウスに
話題の野外系女子 全都道府県路上ライブ続行中