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BANZAI

BANZAI

木村カエラ

発売日:2009.05.08
COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT
COZA-362/3
\1,500(tax in)

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 2009年第1弾シングル『どこ』で、デビュー当時から一貫してきた「心がどこに向かっていくのか?どう道を作ってあげたらいいのか?」というテーマの総まとめをしてしまった木村カエラ。完成後、これから何を歌っていけばいいのか?と彼女を戸惑せるほどに『どこ』は、カエラが歌い続けてきた理由をストレートに表現していた。

 今作『BANZAI』。各地のロックフェスやイベントを賑わしている新鋭・avengers in sci-fiの音楽性を取り入れ、新たに聴き手の心を高揚させるダンスロック。そしてその高揚サウンドにベストマッチした歌詞。音への乗り具合を優先した言葉選びをしながら「この先が今よりマシな世界になるといいな」「ダメならダッサイ」と鋭いメッセージも忘れない。「飛び上がれ 僕らの未来」とも歌い上げている。カエラ特有のハッピーグルーヴの中で生々しく響くその言葉たちは、これまでにも増して、明らかに対誰か、対世界を意識して生み出されたモノだ。人の心は誰かによって突き動かされ、この世界によってかき乱されることを知った彼女だからこそ、打ち出せた音楽とメッセージがここにはある。

 唐突かもしれないが、僕は彼女に忌野清志郎を感じた瞬間がこれまで何度もある。奇抜なファッションに痛快なサウンドやリリック。そして何よりステージに立ったときの、音楽が鳴り響いた瞬間に見せる爆発的な存在感。彼女の一挙手一投足にそこにいる誰もが興奮し、愛を感じ、鳥肌を立てる。別にカエラを彼のような存在に仕立て上げたい訳ではないが、表現者が類い希に到達する領域で彼女が笑っている姿を、僕は確かに見た。そして今作『BANZAI』の中でもそれは感じられる。(REVIEW:平賀哲雄)

01.BANZAI
02.HOCUS POCUS
03.BANZAI(instrumental)
04.HOCUS POCUS(instrumental)

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