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ヘブン
In the Soupを語るには、男の方が良いかもしれない。なぜ?って、きっと「どうせ男は分からないよ」という気持ちのように、「女に分かってたまるか!」という気持ちが詰まっていると思うから。いや、「思っていたから」の方が正しいかもしれない。でも中尾諭介(Vo)の歌声が好きだ、背中を押すと言うより蹴り上げるくらいの詞が好きだ、胸が高鳴っていくIn the Soupの音が好きだ。だからあえて女の私が、今回の4thアルバム「ヘブン」について一筆。なんて思っていたにも関わらず、In the Soupに変化が起きていた。3rdアルバム「03」から今回のニュー・アルバムに至る1年7ヶ月、その間にボーカル・中尾諭介のソロ活動を始め、メンバー個々に音楽と向き合い、それらを経た後の「ヘブン」を聴いてみると、今までになかった、年齢を重ねて生まれる哀愁の漂った背中が見えたのだ。
9つのストーリーから成る「ヘブン」。主人公は、あなた自身である。人生の一幕の、そのまた一幕。湧いては過ぎ去っていく感情を、見慣れすぎた街の風景を、微力ながら強い想いを、そして、虫一匹との出会いさえもこうして歌になってしまう。改めて振り返ってみなければ見落としている退屈な毎日は、やがて訪れる最果ての瞬間を輝かせるダイヤモンドの原石なのだ、と彼らの歌から気づかせられる。 「なるほど、そうか・・・」、これまで歌詞は中尾諭介に一任していたのが、資料を手にして、ほぼ中尾諭介と草場敬普(B)の共作という事実が判明した。このタッグが全体に新たな色を染め上げていると言っても過言ではなく、メンバー総出で創り上げた「ヘブン」は、まさにIn the Soupの新境地なのだ。(REVIEW:加藤絵里) 01.Heaven 02.よく晴れた月のない夜 03.夏の記憶 04.流星 05.夕暮れ遥か 06.むし〜2004〜 07.蛍 08.夢鳥 09.素晴らしい歌 |
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