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BEST〜 third universe〜&UNIVERSE

BEST〜 third universe〜&UNIVERSE

倖田來未

発売日:2010.02.03
rhythm zone
RZCD-46491〜2/B
\4,300(tax in)

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 ベストアルバムと8枚目のオリジナルアルバムを合体。かつて12週連続シングルリリースという驚愕のプロジェクトを大成功に収めた倖田來未チームらしい発想だが、個人的には「あまりにボリューミーな内容になる為、リスナーの視点で考えると1曲1曲への愛情が薄れてしまうのでは?」と懸念していた。

 が、まず『BEST〜 third universe〜』で『恋のつぼみ』以降の倖田來未を振り返ってみたところ、この人には“無難”とか“守り”という言葉が似合わないことを再認識。広く浅く愛されるのではなく、今回は恋する女の子がハッピーになれる曲を、次はポップスを聴かないクラバーを振り返らせような曲を、更にはロックファンが聴いても「面白い」と言ってもらえるような曲をと、すべての曲は愛されなくとも誰もが1曲は「好き」と思えるような存在を目指してきたことがよく分かる。それは一歩間違えればスターダムから転げ落ちる危険なスタイルではあるが、エンターテイナーとしては健全な在り方である。

 そして肝心なオリジナルアルバム『UNIVERSE』。こちらの内容がベストの影に隠れたり、このボリュームに耐えうる純度や刺激を持っていないようなら、ハッキリ言って格好悪い。が、1曲目『Step Into My World』を聴いた時点で全く別次元の心配をしてしまった。これ、攻め過ぎじゃねーか!? 前作『TRICK』にも増してリスナーに媚びてない。エモーションの塊みたいなサウンドメイキングを全体的に好み、爽快なポップチューンであってもその声やアレンジには生々しい熱を注ぐ。まぁ要するに格好良すぎるのだ。思わずニヤけてしまうぐらいに。

 アルバム『secret』で恋に墜ちて以来、彼女の作品について多くを語ってきたが、断言できることは、今作は倖田來未の歴史において最大の勝負作である。日本を代表するトップアーティストとして君臨してきた4年弱の歴史を詰め込んだベストに、過去最も作品性の高い『UNIVERSE』が負けじと愛されるかどうか。それ如何で彼女の未来は大きく変わっていく。が、いずれにしてもこの戦い続ける姿勢を止めない限り、彼女の音楽そのものが廃れることはないだろう。だって全身全霊の倖田來未はこんなにも艶やかで煌びやかで愛くるしいのだから。(REVIEW:平賀哲雄)

『BEST〜 third universe〜』
01.恋のつぼみ
02.I'll be there
03.人魚姫
04.With your smile
05.夢のうた
06.BUT
07.FREAKY
08.girls
09.愛のうた
10.LAST ANGEL feat.東方神起
11.anytime
12.Moon Crying
13.That Ain't Cool
14.Lady Go!
15.TABOO
16.stay with me

『UNIVERSE』
01.Step Into My World
02.Can We Go Back
03.SUPERSTAR
04.You're So Beautiful
05.Lick me
06.Work It Out!
07.No Way
08.Stay
09.Comes Up
10.Physical thing
11.ECSTASY
12.UNIVERSE
13.It's all Love!
14.Alive
※初回のみボーナストラック(2CD+DVD、2CD)
15.Moon Crying Live ver. In Taiwan

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